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シティ長久手best8 ひかるロットワール

おはようございます、よつぎ一門所属のゼンジャーです。

今回は10/13に行われたシティリーグ長久手でbest8という結果を残せたため、その時に使用した「オーロット&ヨノワール(以下ロットワール)」の解説をさせていただきます!
(文章を書くのがあまり得意ではないため、各所見づらいところがあると思います。ご了承ください。)

当記事は投げ銭システムのため全文無料で読めます。因みに投げ銭していただけると私の昼飯等がどんどん豪華になっていきますので、ぜひよろしくお願いします。


はじめに

今回、良いものができそう!と思いチーム内で共有しようと試みたのですが、みんなありぽけ君の作ったエンニュートLOの方を選んだため(そっちのほうが使いやすくて強いから当たり前体操)、共有なし・さらに調整はたった一人で行うという寂しい中で軽くメンヘラになりながら組みました。

このシティリーグでは、同じ会場に同型のロットワールはいなかったため割と新鮮なレシピなのではないかなと考えております。そのため立ち回りなど慣れている方が少なく、より有利に戦うことができました。

当記事では主にデッキレシピとその解説、立ち回りなどについて解説していきます。


環境考察とデッキ選択

①環境考察

10月頭に発売した「タッグオールスターズ」では再録がメインであり、新カードの数は少なく、ごく一部を除きCL東京と同じ環境になるだろうと考えました。しかしジュジュベハチクマン(以下ポケウッドスター)やロットワール、ミミッキュなどのパワーカードの登場により、新しいアーキを作ることで初見狩りできる可能性が高いと踏み、カードリストの再洗い出しやデッキの作成を行いました。

②tier予想

当日のtier予想は大体こんな感じで考えていました。見やすさを重視し全て略称で書かせていただきます。

tier1
レシリザ
アルセウス系統

tier2

ルカメタ
ロットワール
サーナイトGX+シルヴァディGX
ズガアゴ

tier3
ピカゼク
猛る闘気リザ
超ミュウツーミュウ
ウルネク

③デッキ選択

このように炎タイプが環境の中心になると考え、炎タイプに勝てるデッキというのが握る上での第一条件でした。そしてその他の上位アーキにも勝ちきれるデッキを模索した結果、ロットワールにたどり着きました。
先日のCLエクストラの結果から分かるように、ハンデスは正義です。相手に何もさせなければ当然勝てます。これが僕にとってとても魅力的であったため、ロットワールが僕の中の第一候補となりました。


しかし、ただ単にロットワールといっても組み合わせが多彩であり、パッと思いつくだけでもカラマネロ型、ビーストリング+タッグスイッチで動かす型、光るミュウ型など、さらにこれらの型の中でも多数の分岐があり、試行錯誤が大変苦労するものでした。
これらを試運転していく中で、やることをパターン化しやすく、緊張の中でもプレイミスを減らしやすく自分でも問題なく回せると感じたのが、ひかるミュウ+ブルーの探索で回す型でした。

・デッキレシピ

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初期案がこちらとなります。様々なデッキと対面を繰り返すうちに感じたのが、

・基本ブルーの探索で回すためグズマを使っている余裕があまりなく、外れ札になりやすかった 
・リセットスタンプは三枚あると抱えておけるという安心感があるが、打つ回数が最大2回のゲームが多く比較的腐りやすい
・相手の先攻マーシャドーやぶれかぶれに対して復帰力が少し乏しい
・ハンデスのテンポを上げるカードが足らない


これらを踏まえたうえで調整し、シティリーグに持ち込んだレシピがこちらとなります。

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④採用理由解説

・ロットワール3
このデッキのメインカード。相手の手札を2枚も戻せるババ抜きもびっくりの脅威の技と、相手のエネルギーをすべてトラッシュできる上に、「次の相手の番の終わりにこの技を受けたポケモンを気絶させる」というとっっっっても強いGX技が書いてある。叩き出せる打点も高くHPも高い。逃げエネが3なこと以外に弱いところが見つからないレベルで強い。使う枚数は基本2枚だが、サイド落ちケアのため3枚の採用。

・ひかるミュウ4
僕と深い因縁があるカードで、このデッキのメインエンジン。HPが30しかないという難点を持つが、逃げエネが0だったり、技で山札からエネルギーを2枚自由に付けられるためとても器用。Aマークがスタン落ちしてしまう前に使ってあげることができてよかった。このデッキではミュウスタートが一番強いため、スタートするための4枚採用。

・ポケギア4
より安定感を増すために4枚。サポの枚数が多いので大体何か当たる。強い

・ネストボール4
ひかるミュウ、ロットワールのどちらかに触れる。3枚では少なく感じたため4枚。

・タッグコール2
ロットワール、シロナカトレア、マオスイレンのどれかに触れる。とても器用なので、ブルーの探索でもう一枚何を持ってくるか迷った時によく持ってくるカード。

・エネルギースピナー2
このデッキはブルーの探索で回すため、素でエネルギーを引ける確率が比較的低く、そこの解決をするために採用。

・リセットスタンプ2
ペイルムーンを確実に決めたいタイミングや、ムサコジナイトウォッチャーをするタイミングによく使う。たまにマリガンによるドローを相手に与えすぎた時に使う。

・ポケモンいれかえ2
ロットワールスタートの時に、ひかるミュウを前に出したい時に使う。フルメタルウォールやペイルムーンを打たれた後の解決をするためにも使う。最低限あればいいので2枚採用。

・フィールドブロアー1
エスケープボードや鋼鉄のフライパン、混沌のうねりなど、このデッキにとって都合の悪いカードが多かったため、そこを対策するために採用。
自分の道具もトラッシュできるため、こだわりメットをトラッシュしてこだわりハチマキにつけかえるという器用なこともできる。ちなみに今回のシティリーグではこの動きが勝ち筋となった試合が2回あった。

・カウンターキャッチャー1
相手にサイドを先行して取られるデッキなので、使う機会が多いと感じたため採用。ペイルムーン打った後に逃げられてしまった相手を再度縛るなどの動きに役立った。強くて便利だが、何回も使えるカードではないので1枚採用。

・グレートキャッチャー1
主にフィニッシャーとして使う。ブルーから持ってきてそのまま使えるので、場合によってはグズマより強い。ただ手札消費が激しいため何回も使えるカードではないと感じたので1枚採用。

・こだわりハチマキ1
テテフやデデンネをワンパンできるようにしたり、フライパン+フルメタルウォールのルカメタに対してナイトウォッチャー3回で倒せるようにするために使う。使うシーンはそこまで多いわけではないので1枚採用。

・こだわりメット1
レシリザのハチマキククイフレアストライクを耐えたり、メタルカのヘビーインパクトの確定数をズラしたりなど、その他諸々に対して要求を上げるためのカード。増やしたい気持ちもあったが、そこに枠を割く余裕がなかったため1枚採用。

・改造ハンマー1
あまり入れたいカードではなかったが、ルカメタやゾロアークに対してこれがないとだいぶ不利になってしまうため採用。グズマハラを絡めたアルセウスに対して少しテンポを取れることがある。

・ブルーの探索4
このデッキのメインエンジンその2。好きなトレーナーズを2枚持ってこられる最強カード。

・シロナ&カトレア3
タッグコールから持ってこられる。ブルーの探索など、再利用したいサポートが非常に多いデッキなので3枚採用したが、もっと触りやすくするために4枚採用でも良かったかもしれない。

・マオ&スイレン2
回復ソースの少ないこのデッキを支える。ひかるミュウの逃げエネが0なため、入れ替えた後すぐ逃すことができるのでとても相性が良い。タッグコールから持ってこられる。120回復がとても大きく、非GXなどの中打点デッキへのハードルを上げながら戦えるのでとても強かった。

・シロナ3
このデッキはコストのあるカードが多いので、枯れた手札をリフレッシュするために採用。ただ、枚数が少し過剰な気もしたので、ここの1枚をシロナ&カトレアに変えた方がよかったと思う。

・マチスの作戦2
サイドが負けからスタートすることが大半なため、ポケギアなどで回収しておくと展開が楽になる。1枚だと引けないことが多かったので、2枚採用。

・マーズ1
手札を増やしながら1枚ハンデスできる偉いカード。ドローソースとして活用できたりなど小回りが効くので使いやすかった。

・ムサシとコジロウ1
自分も手札を捨てなければいけないが、相手の手札を2枚も落とせる偉いカード。ナイトウォッチャーと合わせることで4枚も手札を減らすことができるのでとても強い。
主にこちらが捨てるカードは、3枚目以降の使わないひかるミュウだったり、使う必要がなくなった状態のネストボールなどエネルギー、マチスの作戦など。ドロサポが過剰な時はシロナを捨てる時もある。

・グズマ1
とても強力なカードだが、使用頻度がとても低かったため1枚まで減らした。使用頻度は低くても、入れない理由がなかったので採用。

・無人発電所4
このカードで試合が決まってしまうことがあるくらいに強いカード。今は混沌のうねりのせいで貼りきれなくなることがあるので4枚採用。

・基本超エネルギー10
大体の対面は10枚も使わないのだがミラーやルカメタ戦では、ひかるミュウに1枚、1体目のロットワールに3枚、エネ全トラッシュされた後の3枚、ロットワール2体目の3枚で、合計10枚ないと技が使えなくなってしまうことが結構あるので仕方なく10枚採用。

当日マッチング

1戦目 ズガアゴ ○

こちらがミュウでロットワールに加速してるタイミングで、相手が2エネついたズガドーンを前に出してきたので返しにペイルムーンGXでエネを全て落とした。
ズガアゴは入れ替えソースが少ないのでそのまま気絶。その後ナイトウォッチャーで勝ち筋潰して勝ち。

2戦目 ズガアゴ ○
こちら先攻で、無人発電所を張ったら相手が動けなくなったため、そのままナイトウォッチャーで手札消して勝ち。

3戦目 ビクティニアルセウス ✖️
ミュウスタートできたもののあまり良くない手札。シロナでリフレッシュを試みるも、もっと悪い手札が返ってきたので、テンポロスして返せなくなり負け。

4戦目 レシリザ ○
まずはミュウでロットワールの準備。相手のエネが溜まったレシリザに対しペイルムーンで剥がす。そのままナイトウォッチャーで有効札を潰していき勝ち。

5戦目 レシリザ ○

相手先攻。ミュウスタートだがマリガンで型バレを起こしてしまった状態。レシリザに手張りカキされた時点で相手のハンドにグズマがあるのを察したため、タッグコールでロットワール2枚確保し、そのうち一体だけを出しミュウでエネ加速して番を返す。

案の定返しに手張りグズマダブルブレイズの黄金ムーブをされ番が返ってくる。そしてリセットスタンプを絡めながら2体目のロットワールを準備し番を返したのだが、まさかの2枚目のグズマを引かれてしまいロットワールに230ダメージが乗りピンチ。この時点で手札も心許なく辛い状況だったが、トップでポケギアを引き、ポケギアでマチスを回収。マチスブルーでタッグコールを回収しマオスイレン2枚を引き込む。マオスイレンを使用しながらペイルムーンGXでマウントを取り返し、スタンプナイトウォッチャーで勝ち筋の消去をして勝ち。この日で一番心臓に悪い試合だった。

6戦目 すりすり発電 ✖️
ミュウ二体しか出せず、そのまま倒されて種切れ負け


4-2で終了。決勝トナメを諦めかけていたのですが、対戦相手のオポネントが高かったおかげで16位に食い込むことができ予選通過

決勝トナメ1戦目 ピカゼクサンダー ○

相手がすぐにピカゼクを形成するも、次のエネ加速先が無くフルドライブでデデンネに2エネが付く。
ここでロットワール起動しペイルムーンGX。気絶を免れるため、相手がグズマを使用。二体目のミュウにビリリターンを打たれ、デデンネが手札に戻ったことによりハンドが増加しハンデスしにくくなるも、この試合の僕はツイていた。ナイトウォッチャーでデデンネと雷エネをピックし相手のテンポを落とすことに成功。そのままナイトウォッチャーで勝ち筋を潰していき勝ち。

決勝トナメ2戦目 ガブロット(マネロ)✖️

CL愛知の優先枠が手に入った安心感により頭フワフワ。謎プレイかまして負け。

こうしてbest8という結果で僕のシティは幕を閉じました。仮想敵の炎2種には全部勝つことができたので満足です。


立ち回り解説

このデッキは途中のルートが各対面によってだいぶ異なるので、それぞれ分けて解説していきます。


・VSレシリザ  有利

この対面では無人発電所はすぐ張ります。(最近はレシリザ自身が無人発電所を2枚以上入れていることが多く、無人発電所がすぐ剥がされるシーンが少ないため)
相手がレシリザに3エネ以上貯めてきたらペイルムーンGX、2エネで止めてきた場合は、次のターンに6エネダブルブレイズが飛んでくることがないためナイトウォッチャーから入ります。
相手がぺイルムーンによる気絶を嫌い入れ替え等で逃げた場合は最大打点が追加なしのダブルブレイズであり、もしこれを打たれた場合は、ナイトウォッチャー→相手の次の攻撃で一体目のロットワール献上→2体目のロットワール育成して再度ナイトウォッチャーを繰り返し、勝ち筋を奪っていきます。
ヒードランやボルケニオンで茶化されるパターンでは、こちらがマオスイレンで回復しながらナイトウォッチャーで勝ち筋を奪っていきます


・VSアルセウス(ケルディオ軸のみ解説) 五分五分

相手のオルタージェネシスにペイルムーンを合わせるところから入ります。(まだ研究不足のためこれが答えとは限らないと思います。)
その間にナイトウォッチャーを打ち相手の展開を阻害しながら、ケルディオが前に出るタイミングで無人発電所が張れるように合わせます。最近は特殊エネを絡めたものが主流となっているため、途中改造ハンマーでテンポダウンも望めるかと思います。こう見ると有利に見えるのですが、ケルディオが起動するタイミングでマーシャドーの破れかぶれをされることが多く、相手の混沌のうねりが剥がせなくなったり、マオスイレンが引けず回復できないまま倒されたりしてしまうことが何度かあったので五分五分としています。


・VSカラマネロ軸   微不利

起動タイミングがほぼ同じなため、こちらが回復に回らなければいけない後手スタートが主な対面。破れた扉3回でミュウが気絶してしまうため、ミュウ2体目の置くタイミングに注意をして戦う必要がある。相手のカラマネロが2ターン目に3体立ったら無理。1~2体であればナイトウォッチャーでハンドを枯渇させ三体目を置かせなければまだ勝ち筋が残ります。


・VSズガアゴ  有利

この対面ではひかるミュウを2体出してしまうとバーストGXで1-1-1-3とサイドがとられてしまうため、出せるのは1体までなので注意が必要。
ズガアゴは入れ替えソースがほぼないといっても過言ではないため、ズガドーンに対してペイルムーンGXを打つところから始まります。そのまま気絶でサイドをもらうことができれば、グレートキャッチャーorグズマ+こだわりハチマキナイトウォッチャーでテテフやオドリドリ、ズガドーンを倒してビーストリングターンをスキップすることができます。スキップできない場合でも、相手が献上してくるポケモンはアーゴヨンかべベノム、リセットホールのマーシャドーのため、戦力をそぎながらハンデスができるため、優位に立てます。
相手が頑なにGXポケモンを出さない場合は時間をかけてもよいので、ムサコジとリセットスタンプが使える手札を用意します。こちらのサイドが4になるタイミングでこれらを使うことで相手の手札が2枚の状態でビーストリングターンを迎えさせることができます。こうするとよっぽどじゃない限りワンパンをされることがないため、そのまま押し切ることができます。


・VSルカメタ  五分五分

カードの採用理由でも触れましたが、エネルギーを1枚でも無駄に消費すると2体目のロットワールが技を打てなくなる場合があり、不用意にタッグサポートやムサコジのコストにしないように注意します。
相手が超抵抗を持っているため、フルメタルウォール+フライパン+抵抗力でナイトウォッチャーの打点が70まで下がり、ナイトウォッチャー4発を1体に消費することになります。この作業を二体のルカメタに消費していると時間が足らなくなってしまいます。そのため、この対面ではいかにペイルムーンを決めることができるかにかかっています。
まず気を付けなければいけないことが、こうてつのこぶしでミュウが気絶してしまうことです。そのため先攻の場合はできるだけミュウを経由せずにロットワールを育てることに注力します。そして、育てたロットワールにフルメタルウォール打たれた返しに入れ替えを使用しミュウでロットワールを育成し、改造ハンマーを絡めながら再度殴り返しに行き、1体目のルカメタを倒しますそして相手の手札が薄くなったタイミングで2体目のメタルカにペイルムーンを使用して終わりです。逃げられてもエネとハンドが枯渇しているため、ひたすらナイトウォッチャーを打ち込みます。 もし、一体目のルカメタにペイルムーンを打たざるを得なさそうな場合は、3エネついてからすぐ打ちます。


・VSゾロアーク  微不利

無人発電所張って改造ハンマーで茶化してお祈り。

・VS悪バレット  不利

無人発電所張ってお祈り。


ピカゼク   不利

相手の起動が早くフルドライブでベンチ加速されてしまうため、なかなかペイルムーンでテンポをとることができない。特に今はジラーチ型ばかりなため、入れ替えソースが豊富で解決されやすい。
しかもタンデムショックでマヒすると手札次第で詰んでしまうので、勝ち筋が細い。相手のテンポが遅れるのを祈るしかない対面


エンニュートLO  微有利

こちらのサイドが2になるタイミングでスタンプムサコジナイトウォッチャーでエネルギー関係を手札から消すことができれば勝ち。万が一引かれたとしても、少ない手札からの復帰は厳しいと思うので、そのまま勝ちやすい


ピジョンLO   無理

エンニュートと違い、手札を大量に抱えることがないため、強い山が形成されてしまう点が本当によくない。
無人発電所が効かない、スタンプムサコジナイトウォッチャーで手札を減らしても確実に山札を引くことができ、止まらないなど心が折れる。


ミュウツーミュウ   有利

無人発電所を張り続けながら、手札を減らしていくだけのゲーム







最後に

このnoteを最後まで閲覧していただきありがとうございました。レギュレーション変更後には使えなくなってしまうデッキではありますが、今後のシティリーグの候補やサンドバックとして活用していただけたら幸いです。

もしご質問等ありましたら、Twitterアカウント

@zenjer_un

にご連絡頂けたらと思います。

ではまたどこかで 。

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