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味わいのある人間になるレシピ 〜 モヤモヤというスパイスをひとつまみ 〜

この頃、周りにモヤモヤを抱えた人がよく集まる。ゲストハウスという場所柄もあるのかもしれないけど、それにしたって多い。季節の問題なのかな。

不謹慎かもしれないけど、いいことだなあと思う。
モヤモヤにもいろんな種類があるので、一概には言えないけど、自分の人生とか、そのときの感情とか、周りを取り巻く環境とか、そういうものにちゃんと向き合っているからこそのモヤモヤは、かっこいい大人になるための、必要不可欠なスパイスだと思う。
逆にこれがないと、つまらない、味気ない大人になってしまう気がする。

モヤモヤをあまりにも多く抱えてしまったときには、なるべく人と話したらいい。
みんなきっと好き勝手な意見しか言わないのだけど、好き勝手に言われて、言われて、言われて…最終的に自分が何を選択するのか?
そういう手順を踏んだ方が、きっと客観的に見れているし、後々のギャップが少なく済むはず。

話す相手によっては、出端をくじかれてしまうことがあるかもしれないから、できれば、信頼のおける人に、たっぷりの愛のある言葉を注いでもらおう。
愛のある言葉には、たまに激辛激苦のスパイスが混じっていたりするけど、それもきっちり飲み込むように。
辛いのが苦手なひとは、最初に伝えておくといいかもしれない。




最近でも、不定期に少量のモヤモヤが降り注がれることはある。
とは言え、22〜23歳の頃に比べたら可愛いくらい。
あの頃は常に大量のモヤモヤが投下されていたように思う。
その頃はもうそれがずっと続く(地獄だ…)と思って、嘆いていたりもしたけど、いつの間にか馴染むもの。
まあ、またそのうちどさっとくるのかもしれないけど。

結局責任を取れるのは自分だけだから、なるべく多くのモヤモヤを投入して、味わい深い大人になっていきたい。

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