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別れさせ屋の残念な接触方法

今回は別れさせ屋の残念な接触方法についてお話します。

別れさせ工作はターゲット(対象者)に工作員を接触させ、関係性を築くことを第一の目的とします。初回の接触を「印象付け」と言って、なるべく対象者の記憶に残るような接触をして、成功したら次回の接触時に連絡先交換を狙ういます。

この印象付けって難しいんですよ。対象者から話しかける状況を作って、かつ印象に残るような若干の非日常を加えなくてはならないのですが、かといってやりすぎれば不自然になりますし。対象者以外の人が反応してしまって失敗なんてこともあります。

よくない業者というのはこの接触が雑です。接触自体はできるけど、どうしてそんなことするの?それって不自然だし当事者になったら恐怖を感じませんか?みたいなことをやります。

なぜそんなことをするのか。うがった見方をすれば、①契約金、着手金を入金してもらったので早い段階で失敗して終わらせたい。②連絡先交換を成功段階報酬に含めていて、成功報酬をとりたい。こんなところだと思います。

儲けるためには取れるところで取って、早く依頼を終わらせるのが1番なので。もし依頼するようなことがあれば、契約前にどんな工作をするのか細かいところまで質問しましょう

話をきいて大丈夫なのか…と不安になったり、それは違法じゃないのかと疑わしい提案をしてくるような業者は避けましょう。

他社さんで失敗して流れてくる人や相談者さんからの話を聞いて、こんなことやられました、提案されましたの中で、これはどうなの?と思った例をご紹介しますね。

道端で困っている女性がいて話かけられ、スマホを貸してほしいとお願いされる。理由を尋ねると彼氏と喧嘩してここに置き去りにされた、自分のバッグもスマホも彼氏の車に置いてきてしまったので、困っている。友人に電話をしたいのでスマホを貸してほしい。

みなさんどう思われますか?

まず、見知らぬ人にスマホ貸してほしいと頼みますかね?喧嘩して置き去りにされたも怪しいですが、もしそのような状況になったら、駅を目指して移動し交番で状況を説明して電話とお金を借りませんか?(公衆接遇弁償費といって緊急時にお金を借りられる制度がある※利用できない都道府県もあり)

業者いわく、友達のスマホ(業者の工作員のスマホ)に着信履歴を残し、後日お礼をしたいと電話をして近づくそうです。

これもどうかなと思います、相手が「お礼はいいです、無事帰れてよかったですね」と言ってしまえばこれ以上先に進めませんよね、しつこくても印象が悪くなるし。

他の方法も似たような感じです。強引、電話を借りようとする、困っていてもそんな行動するかな?というのが共通していますね。

こんな工作をすることを知らずに契約したら失敗してしまいます。業者との面談は本当に大事です、相手に疑っていることを悟られず、なるべくたくさんの情報を引き出して依頼しても良い業者か見極める必要があります。

依頼する場合は、本当に慎重に行動してください。できれば依頼しないで別のことにお金を使ったほうがいいと思いますが。。


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