Unity FPS UnlockerでFPS制限を外してぬるぬるな動作にする。
先に紹介をしている方がいましたが、個人的に学んだ事などもあったので書いておこうと思います。
Unity FPS UnlockerはUnity製なゲームアプリのFPS値の制限を越えさせるMagiskモジュールです。例えば30FPS固定なウマ娘やFGOを120FPSにしたりもできます。FPS値を跳ね上げるので動作はかなり快適になりますが、バッテリー消費が大きくなったりなどの代償は伴います。
Unity FPS UnlockerはMagiskの環境が必須です。
当然ですが、bootloader unlockなどの知識がない人は、そこから勉強するなり諦めるなりしましょう。Unity FPS Unlockerは作者のGitHubからダウンロードになるのですが、残念な事に最新版ではしっかりとFPSの変更が適用されないようでガクガクのままでした…というわけで過去のバージョン1.6をミラーしているのでそれをダウンロードしてください。
1.モジュールのインストール
Magiskのストレージからモジュールのインストールを行ってください。次に下準備が必要です。
2.Shamikoをインストール
これはroot対策をされたアプリを隠す為のモジュールなのですが、これが必要となる理由があります。ウマ娘を120FPS化させる場合にこれを使わないとFPS値が変わりません。というわけでこのモジュールもインストールしてください。DenyListをオンにしているとShamikoがオフになるので、使用をする場合はDenyListをオフにしてください。プリコネと言った一部のアプリではShamikoを使うと回避ができない場合があるっぽいので、それが起きたときはオンに戻してください。
…因みにこのモジュールの元ネタは某魔族です。
3.TargetList.jsonの配置
次にTargetList.jsonの配置です。Unity FPS Unlockerはインストールをしただけでは動作をしません。TargetList.jsonを配置する事でアプリのFPSの変更を適用します。
ディレクトリ: /data/local/tmp を開きTargetList.jsonを編集してから配置をします。TargetList.jsonの内容はこうなります。
{
"framerate": 120, ← 設定をするFPS値
"delay": 5, ← 適用をするまでのディレイ値(5を推奨)
"packages": [
"com.heavenburnsred", ← 適用をさせるアプリのパッケージ名(記号での区切りに注意)
"jp.co.cygames.umamusume",
"com.YostarJP.BlueArchive",
"com.YoStarJP.AzurLane",
"co.grimoire.bxb",
"jp.co.bandainamcoent.BNEI0242",
"jp.co.cygames.princessconnectredive",
"com.aniplex.infinitysouls",
"com.sega.pjsekai",
"jp.konami.tokimekiidol",
"com.alicefiction",
"jp.colopl.sakura",
"com.herogame.gplay.punishing.grayraven.jp",
"com.levelinfinite.hotta.gp",
"com.square_enix.android_googleplay.SB69Fes",
"com.miHoYo.GenshinImpact" ← 最後には,(コンマ)を入れない
]
}
という感じで編集をして配置をしましょう。パッケージ名を調べる方法は色々あるのでそれは自分で探ってください。
4.再起動で動作の確認
再起動に設定をしたアプリのFPSが変わっているか確認しましょう。動作が変わっている事に気づけるはずです。変わっていない場合は、「TargetList.jsonの記述を確認」「Shamikoのオン/オフ」「アプリ自体に変化がなかった」のパターンになります。動画はYouTubeの仕様上60FPSになっていますが、これでも動きは滑らかなはずです。POCO F4 GTで単体キャプチャをしています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?