TwMovGeneratorの簡易的な説明

作成中な音源をX(Twitter)にアップするための動画を作成するツール「TwMovGenerator」の簡易的な説明です。

TwMovGeneratorの構造

TwMovGenerator(C#で作った物)でwavの波形を解析し、tmp内に波形のアニメーションとなるコマを生成してffmpegで動画化するという物になっています。4Kのアップスケールと感覚は近いですね。

使い方

基本的にはwavをドラッグ&ドロップで問題ないですが設定を変えるとそのままエンコードをしたり、波形の背景色や波形の色や透過度をカスタマイズできます。注意ですが、wavのファイル名が長かったり、スペースやアンダーバーが入っているとmp4のエンコードが失敗してしまうかもしれません。記号なしの半角英数のみなファイル名にする事を推奨します。

ドラッグ&ドロップを行なうとWindowsTerminalかコマンドプロンプトが表示されこのように情報が表示されます。

設定ファイルをチェックしています...
wavファイルを読み込んでいます...
wavファイルを解析・描画中...
1 / XXX

ログの下部にあるXXXは動画にするまでのコマ数です。音源の長さによって変化します。XXX内の数字まで満たされると動画のエンコードが開始されます。

動画をエンコードしています...
エンコード完了!
アプリを終了します。適当なキーを押してください。

が表示されれば決まったディレクトリにmp4が生成されているはずです。
mp4が生成されてない場合は、2バイト文字(全角英数やひらがな、カタカナ、漢字)や記号がないディレクトリに変更やファイル名の変更を行なってください。

設定ファイルについて

Settings.txtを編集で出力先や背景や波形のカスタマイズが行えます。

#「(設定項目)=」の後ろに設定値を書いてください
#ファイルのパスは""(ダブルクオーテーション)で囲っても囲わなくてもOKです
#16進カラーコードは先頭に"#"を付けても付けなくてもOKです


#▼入力するwavファイルのパスを指定してください
#▼wavファイルをドラッグ&ドロップして起動した場合、ここに書いたInputWAVは無視されます
InputWAV="C:\Users\hoge\huga.wav" 
↑ TwMovGenerator.exeを直接実行する場合に必須です。wavまでのパスを設定してください。 
説明にもありますが、パスは""(ダブルクオーテーション)で囲わなくても問題なしです。

#▼出力する動画のパスを指定してください(.mp4まで含めて)
#▼指定がない場合はInputWAVと同じディレクトリに生成します
OutputMP4=
↑ mp4の出力先の設定です。入力先のwavがある所以外にする場合はパスを入力します。
必ず「ファイル名.mp4」までパスを入力してください。
例: OutputMP4=C:\TwMovGenerator\movie.mp4

#▼動画の背景色を16進カラーコードで指定。
BackgroundColor=#FFFFFF
↑ 動画の背景色の色を設定します16進のカラーコードで設定します。デフォルトは白です。
カラーコードは検索をするとカラーピッカーなどが見つかります。
説明にもありますが、#は付けなくても問題なしです。

#▼オーディオスペクトラムの色を16進カラーコードで指定。
SpectrumColor=#000000
↑ オーディオの波形の色を設定します。
こちらもカラーコードを指定すると色が変わります。デフォルトは黒です。
これも#を付けなくても問題なしです。

#▼オーディオスペクトラムの透明度を0~255で指定(※小さいほど透明)
SpectrumAlpha=255
↑ オーディオの波形の透過度をカスタマイズします。
数を減らすほど透明になっていきます。

#▼オーディオスペクトラムの線の長さ(1~、推奨1600~2400)
SpectrumLength=1600
↑ オーディオの波形の長さをカスタマイズします。
小さすぎても大きすぎてもアレなので推奨の数値にする事をお勧めします。

という感じです。
作者曰く、オープンソース化はする予定との事なので他のOSにも移植される日は遠くはないはずです。


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