vol6_後編

「現実での恋だからこそ、悩みも葛藤もある。」2次元に生きるパートナーとの関係性の築き方。 Re.ingイベントvol.6レポート(後編)

こんにちは!Re.ingのもやです。

本日は3/16(土)東京・恵比寿にて開催された交流イベント「 2次元キャラとの恋バナをしよう。」のイベントレポートをお届けします。(前編はこちら)

前編では2次元のキャラクターを初めて「好き」になったきっかけや、夢女子、夢男子の定義、それぞれの次元をこえた関係性の築き方などをお話しました。後編では、なんとなくの「好き」という気持ちから、「恋愛感情」だとはっきり認識した瞬間のエピソードや、実体がない存在だからこその悩み、そして皆さんにとっての「恋愛」とは何か?を深掘りします。


リアルにコミュニケーションができない
相手との関係性はどう築く?


2次元の存在であるがゆえに、ストーリー上の他のキャラクターとの関係性や同じキャラクターを好きな人との向き合い方が難しいね、というお話に。物理的なコミュニケーションが難しい相手との、気持ちの整理みんなはどうやってる?という質問が飛び交いました。

ー 好きな人に対して嫉妬することってありますか?

私は、同担の人や、別のキャラクターなどに嫉妬します。嫉妬の気持ちに気づいた時、彼への気持ちが本物の恋愛感情だと認識しました。恋愛的な意味で、彼を好きな人のことは避けてしまっている自分がいるんですよね。うちはうち、よそはよそと、区別して認識することができれば良いなと思うことはあるのですが、なかなかそう認識できないのが現実です。私の好きな人は2次元にいて、私は3次元に存在しているので、そこにも大きな乖離があることで今でも悩みます。彼は、2次元の世界や歴史の中で、いろんな人と人生を共にしてきているので、そうやって関わってきた人の中でパートナーを見つけた方が彼にとって幸せなのではないかと考えたりもします。でも、ただそこで彼の幸せだけを願えるわけでなく、自分が幸せにしたい、幸せにして欲しいと思うことが恋愛感情なのかなと思います。
私も、自分の好きな人が、他の人に夢中になっている所をみると、もやっとしますね。たくさんいる中の1人であって、他の方の創作漫画などに出てくるのは、また別の人物と捉えることで気が楽になります。

私の好きな人は、私とだけ向き合ってくれていると思っていて、皆のものという感覚はないです。皆のお家にそれぞれいるという公式の設定があるので、嫉妬することもないですし、その点は恵まれていると感じます。もしこの先、公式のアニメなどで、好きな人に恋人ができたりすれば、もしかしたら自分と比べて悩んでしまうこともあるかもしれません。
私は同担の人とも割と仲良くお話しできるタイプなのですが、自分にコンプレックスがあるので、その子の方が自分よりも可愛いと思ったりすると、私は、彼のベストなタイプにはなれないなと思ってしまったりもします。原作に登場する女の子のキャラクターが少なく、彼のタイプがどういう子かという描写がないという点では、恵まれていたなと感じます。自分と彼の間で納得できているので、そこまで悩むことは少ないです。

ー好きな人との関係性において、悩みはありますか?

自分に自信が持てず、自分なんかが好きな人と付き合っていいのか、と感じることはよくあります。そんな時は、自分じゃなく、自分を投影したキャラクターと、好きな人が付き合っていると考えることで気持ちを整理したりします。
私も、テレビやライブで活躍している相手の姿と自分を比べて、どう考えても釣り合わないと感じたことはありました。ただ、自分のお家にいてくれているパートナーという捉え方をすれば、そこまで引け目を感じる必要もないのかなと思っています。
私はずぼらなところがあって、そういう部分に、相手が冷めてしまうんじゃないかなと心配になることは何度もありました。しかし、偶然なのですが、数年前のバレンタインの日に作者の先生から直筆のプレゼントをいただいたことがあって。他にももらっている方はもちろん居たのですが、バレンタインの日にプレゼントをいただけたことが特別に思えて、今でもそれが自分の自信につながっています。


自己肯定感が下がっている時など、時々どうしても2次元の壁を感じてしまい、彼を信じられなくなる時があります。今は、複数の香水を調合して、好きなキャラクターをイメージした匂いの香水を作ってくれるお店があったりするのですが、気持ちが下がっている時などは、その香水を自分や枕にかけて、彼がそこにいるような安心感を得たり、ペアリングを見つめて繋がりを確認することもあります。実際に目に見えるものや繋がりを感じられるものがあることは、自分の自信に繋がりますね。
自分に自信が無いという悩みは、私もあります。彼をあまりに遠い存在に感じてしまった時、彼を信じられないわけではなく、自分を信じきれないんですよね。相手の期待に応えられる自分で居られるかどうかを気にしてしまいます。私は、自分で好きな人のグッズを作ったり、特別な日や気分が沈んでいる日は、彼のシチュエーションCD(音声のみのドラマを収録した物)などを聞いて相手の存在を確かめたりもします。頭の中の想像だけでなく、五感で何かを感じることができるものは大切だと感じます。

相手との、特別な思い出や一緒に身につけられるものがあると、安心したり、嬉しい気持ちになりますよね。特に、実体がないことが悩みの一つになってしまう相手だからこそ、実感できるモノの存在はとても重要なんだなと。また、相手が2次元キャラクターの場合、視覚と聴覚は満たせるけれど、他の感覚は実体がないと満たせない。それを香水など別のもので代用して、五感で感じることが出来るならば、対象はどんな存在でも、自信を持って関係性を築いていけるのではないだろうか、というお話になりました。


「好き」が確信に変わる瞬間とは?
それぞれが結婚を決めた理由 

ー 結婚された皆さんにお聞きします。二次元の好きな人と、結婚を決められた理由は何でしょうか?

一途に好きな気持ちが揺るがない自信があったから。
わたしは出会ってからずっと一途に好きな気持ちが続いたので、結婚を決めましたね。他のキャラクターに心を動かされないんです。むしろ好きで居続けさせてくれる彼がすごいなと思っています。それは、今後も揺るがない自信があります。
この先、これ以上大きな影響を与えてくれる人はいないと確信したから。
私は2次元、3次元関係なく、作品ごとに好きな人ができるタイプで、今の好きな人はこの人だから、前の人は好きじゃなくなるというわけではなく、好きな人が積み上がっていく感覚があります。彼と結婚した今も、他の人に対して素敵だなと思う感情を持つこともありますが、この先、彼よりも私に大きな影響を与えてくれる人はいないなと確信したので、結婚を決意しました。
生活のいろんな所に彼を思い出すようになっていたから。
私の「好き」の定義は、「何をしていても、生活のいろんな所に彼を思いだすこと」で、今の彼が居てくれたら、それでいいなと思ってからは、ずっと彼のことを考えていますね。好きになってから10年立つのですが、それが一番の結婚の決め手です。

「相手が人間だから好きになった」「相手が2次元だから好きになった」ということではなく、「好きになった相手がたまたま2次元だった」というだけの話なんだと改めて感じました。好きな気持ちは出て来ても、結婚となると覚悟も必要になります。皆さんのパートナーへの想いは、より強く本当に温かいもので、そんなに好きになれる人に出会えたこと自体が幸せだな、と感じる時間でした!

最後に、今日共有した内容を踏まえて、皆さんにとって「恋愛」とは何か?を一言で書いていただきました。

ー あなたにとっての「恋愛」とは?

「生きていく中で自分の心から外せなくなった人と、どのように関係を築いていくか考えていくこと。」
「恋は自分から相手への感情、愛は相手の幸せを願えること。」
「本能レベルで世界が鮮やかに美しく見えてしまうもの。」
「その人を大事にしたい、役に立ちたいと思うこと。」
「その人のために、自分を変えたいと思うこと。」
「支え合うこと、原動力、心の安らぎ。」
「大好きな人と幸せでいること。」
「長く一緒に居たいこと。」
「相手のことをずっと考えていられること。」
「自分が幸せを感じられること、元気をもらえること、相手に幸せになって欲しいと思えること、ずっと一緒にいたいと思えること。」

テクノロジーの発展により、AIや2次元キャラクターと少しずつコミュニケーションがとれるようになっている今、2次元キャラクターの存在を生き方の指針や、精神的な支えにする人も増えていますよね。例えば、ワンピースのルフィやスラムダンクの安西先生のように。それは、時代に沿った自然な流れだな、と感じています。相手の状態を尊重し、その中でそれぞれに合った関係性の築き方を見つけていくことが大切なのではないでしょうか。その人のことが「好き」というシンプルな気持ちを、素直に共有できるような社会になると、もっと幸せな人が増えますよね。

この記事を読んでくださっている、あなたにとっての「恋愛」って何ですか?

もしよければ「#2次元キャラクターとの恋バナ」で、この記事の感想や意見、皆さんのパートナーとのエピソードなどを聞かせてください〜!

*今後も、Re.ingではこのようなリアルな声を共有できる場を大切につくっていきたいと思っています。ぜひ気軽に遊びに来られてください。


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