どんな人でも、自分の生き方を肯定できるような世界を創りたい。<Re.ing Co-Founder 白木夏子インタビュー>#3

こんにちは!Re.ing [リング] プロジェクトの、もやです。
「プロジェクトにかける100の想い」3回目となる今回は、前回の高木新平に続き、Co-Founder 白木夏子へのインタビューです。

エシカルジュエリーという新しい概念を掲げ、HASUNAというジュエリーブランドを設立した白木夏子。
今年で10年目を迎えるHASUNAの代表として、仕事、育児を両立しながらも常に新しい挑戦を続けています。そんな白木の新しい挑戦の1つであるこのRe.ing [リング]プロジェクトにかける想いを聞きました!


− このRe.ing [リング] プロジェクトは、どういった想いから始まったのでしょうか?

この数年間、HASUNAで新規事業を担当していたのですが、新しい事業の種を探そうと子供と一緒に世界中を旅してきました。自分の第2の故郷であるロンドンから、オランダ、ドイツ、フランス、宝石取引国であるスリランカ、シンガポール、インドネシア、アメリカの各都市、沢山の場所を娘と一緒に巡る中で、色々なことを考えました。

旅をしはじめたのは娘が4歳になる直前から。彼女の視点で物事を見ると、彼女が大きくなった時、つまりこれから10年、20年先のことを自然に意識するようになります。未来は次世代の手に委ねるとしても、今私が娘に伝えたいことって何かなと考えて。それで、「あなたは、世界中どんな場所に行っても、愛される唯一無二の存在である」ということが伝わればいいな、と思いました。

自分が自分であることを肯定すること。私の娘だけじゃなくて、どんな環境で生まれ育った子だとしても、自分は唯一無二の尊い存在であることを自信を持っていられるといいなと。そんな自己肯定から、豊かな人間関係や、社会が作られるのだと思っています。


少し話が飛びますが、世界から見てみると、日本では今だに同性同士が結婚して子育てすることが認められないことがあったり、婚外子が差別されたりと、パートナーシップにまつわる多様性に欠けているなと感じることが多々ありました。HASUNAに来られるお客様も、ゲイやレズビアンの方、再婚、再々婚、事実婚、子連れ婚、シングルを選んだ方、様々なパートナーシップ、生きかたの形があるなと実感しています。しかし、ブライダルの業界ではいまだに男女のカップルを前提に広告やマーケティングが実施されている。

私は、社会全体でもっと多様性を考え受け入れていくことが大切なのではないかと考えています。娘の世代に残したい世界があるとすれば、そんな世界なのかもしれない。そんなことを高木新平さんと語っていたら、多様性をテーマにしたリングのブランドを立ち上げることになり、Re.ing [リング]の設立に至りました。


− 共同代表の新平さんには、どういったイメージをお持ちですか?

クリエイティブやアートの仕事をする人は、どこかしら濃い影や深い闇の部分を持ち合わせながら作品を生み出していると思うのですが、新平さんの場合はその部分を仕事の中で昇華しつつ、人に対する寛容さも同時にあることが素晴らしいと思っています。
お子さんが産まれてから変わったと仰っていたので、昔は攻撃的なところもあったのかもしれないのですが。愛するということを、根本で理解されているように感じます。子育てが大きかったのかもしれないですね。

あと、マーケットを常に日本国外に、地球規模で考えているところも新平さんの要素として大きいですし、素晴らしいなと思います。なんというか、ミレニアル世代で尖っている人の感覚を知りたければ彼をフォローしたほうがよい、という感じかなあ。1980年より前に生まれている人たちは、これからの未来をつくっていく世代として彼の感覚を知るといいと思います。

−  白木さんにとって、パートナーシップとはどういったものでしょう?

婚姻関係やカップル、親子、親友、仕事仲間とのパートナーシップ、などひとことで言っても様々な形があると思いますが、最も近しい存在としてのパートナーシップは「内的な成長を共にする」という感覚があります。

人は人と共にいることで成長が促される。自分の嫌な面や、もっとこうできたらいいのに、と思う面はパートナーシップ、相手との関係性の中で相手を鏡として見えてくる。実はパートナーシップって、人のことではなく、自分と向き合うことなんですよね。相手に対して嫌だなあ、と思うことは、同じ要素が自分の中にあるからネガティブな感情が出てくるのであって。

それを感じて内省したり、時にはぶつかりあって乗り越えたりすることが、人としての内的成長に繋がると思います。

そんな内的成長をしつつ、強い信頼関係を築くことができると自分の存在肯定に繋がる。自分という存在に自信が持てると、仕事や趣味の世界や、何をするにしても安定した心の基盤ができ、人にも社会にも優しく、強くなれるのかなと思います。


− 複数の指輪を並行して開発を進める中で、一番思い入れのあるプロダクトはありますか?

多様性をテーマにした結婚指輪。LGBTカップルや事実婚含む、様々なかたちを認め合うパートナーシップって素敵だなと。あとはやはり、今考案中のベビーリング。子供が生まれた時作ってあげたいベビーリングがなかったので、完成したら自分で買います。

− 最後に、Re.ing [リング] プロジェクトを通して社会がこうなればいいなといった、未来へのイメージはありますか?

この世界が少し、誰にとっても生きやすくなるような、多様性を受け容れられる場所になるようにとの想いを込めています。みんな違って、それぞれいい。

世界にはこんなに、尊い関係性であふれていて、どの関係もすべてが唯一無二なもので。誰かを傷つけさえしなければ、どんな姿であっても誰も人の関係性を否定できないって、思います。

ひとりでも多くの人が「いろんな姿があっていいんだな」と、自分の生き方も関係性も、家族観も肯定できるような世界って理想的だなあと思います。


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