見出し画像

どこで「特別」に変わる?大切な人との距離感。Reing交流イベントレポートvol.3(後編)

こんにちは!Re.ingの高橋知也です。

本日は12/1(土)東京・恵比寿にて開催された交流イベント【HAPPYな関係性の秘訣は?】パートナー愛を語るカレーランチのイベントレポート(後編)です。前編はこちら

前編ではパートナーと出会って変わったことや、それぞれの距離感の取り方などをお話しましたが、後編では、パートナー間の独自のルールや、価値観の違いをどのように受け入れるかなどのテーマを通じ、楽しく一緒に生きていく秘訣を共有しました。また色々なトピックをお話するうちに、そもそも今自分にとって「大切な人」は、どこで「特別」に変わっていったのかという展開に。様々な意見交換をする中で、それぞれの想いのあり方が少しずつ紐解かれていきました。

TALK TIME

Q5.パートナーとの独自のルールはある?

yoppy:これは私が書いたのですが、自分の中でパートナーと共有しているルールがあれば教えて欲しいです!

えりらざぴ:私は結婚式の時に、“My Family Rule”というのを定めました。その中の一つに、“Look on the bright side”というルールがあって、「常に前向きに考えること」を決め、そのためのアクションの一つとして“ポジティブポイント”という制度を作ったんです!

例えば、嫌なことがあった時、「でもそれってポジティブに考えたらこうじゃない?」と言えたら、ポジティブポイント1ポイント獲得みたいな感じです。(笑)ポジティブポイントがたまったら一緒に旅行に行ったり、美味しいものを食べに行ったりするんです。

一同:それ、いいですねー!

aska:私はちょっと違う視点で、“怒(おこ)ポイント”というのをやってます。例えば、お互いが使ったお茶碗がそのまま洗わずに置いてあった時に「これは、5怒(おこ)。」と伝える感じです(笑)。10段階で評価してて、10は「本当〜〜〜に無理!出て行きます。」っていうレベル。相手に自分の怒っている度合いを伝えるんです。

あべちゃん:それは、ただ「片付けてよ!」って怒るんじゃなくて、面白く伝えてるってことですよね!

aska:そうそう!やっていくうちに、私はかーなーり怒っているけど、パートナーからすると「え?そんなに?!」みたいなことがよくあるんですよね。逆もあります。「これは、自分は嫌だけど相手は大して怒らないんだ・・・。」みたいな。

tomoya:数字で伝えれば伝えるほど、相手が何にどのくらい怒るのか、お互いの価値観がすり合わせできて良いですね!

ゆり:それいいな〜!うちでもやってみます。

よこいち:
今、目の前で我が家に導入されることが決まりました。(笑)

ゆり:喧嘩の原因って、「こんなに怒っているのに。」という気持ちが伝わらないことだったりするでしょ?数字で表すととてもわかりやすくて助かる人が多いんじゃないかなと思います。

aska:パートナーは合理的に考えるタイプの人で、大抵私が怒って、あっちが論理的に解決策を提示してくる、という流れが多くて。「全然伝わらないな〜。そうじゃないんだけど。」と思うことが多いんですよね。 

ゆり/ yoppy:わかる〜〜〜〜〜!

tomoya:解決することよりも、一旦共感が欲しい時もありますよね。


Q6.価値観の違いをどこまで受け止めてる?

あべちゃん:これは私が書きました。「価値観」っていっても、食事の好みや、お金の使い方など様々あると思うんですけど、 付き合う前にある程度判断しているのか、付き合った後にどう捉えているのかお聞きしたいです。

もね:自分は直感で物事を決めるタイプで、お付き合いする時も直感で決めたんです。だから最初は、価値観などは考えていませんでした。一緒にいるうちに、 相手のことがわかっていくものだと思います。

あべちゃん:ある程度、フィーリングで判断してるってことですか?

もね:そうですね。違いって「分かり合うものじゃなくて、認め合うもの」だと思っているので。

yoppy:素晴らしい!

よこいち:
ミスチルの歌詞みたい!

もね:理解はできなくても、認められるという意識でいますね。

yoppy:相手を理解できない時に、どうやって認めるの?

もね:
その人は、「そういう生き物なんだな。」と思い込みます。

yoppy:私は理解できないことがあると、絶対理解できるまで次に進めないから、認める方法を知りたい!

もね:「傾聴トレーニング」というのがあって、例えば「この食べ残しを片付けて欲しいんだ。」と伝えた時に、「これを片付けて欲しいんだね。」と繰り返してもらうんです。こうしてほしいという要望と、それをしてもらった時にどんな感情になるのかを伝えて、オウム返しをしてもらうんです。

おふじ:yoppyさんのように「なんで?」って、ちゃんと聞くこと自体も大切だと思います。疑問に思ったことを我慢したらお互いに苦しくなる場面があるのかなって。

もね:傾聴トレーニングって、あえて思考停止することなんですよね。そういう時間を意図的に作って繰り返していくうちに、「あなたはこういうことで喜ぶ人なんだね」とわかってくるんです。

yang:ペットのイメージが浮かんできちゃった。(笑)


もね:
ペットも同じだと思います!ペットを撫でてあげて、どうしてそこが気持ちいいのかってわからないじゃないですか。でも、なんとなく反応でわかるし。相手に喜んでもらえればそれでいいと思います。

tomoya:子育てとも通じますよね。子供であれ、ペットであれ、どんな関係性でも関わり方で大切なことって一貫しているように感じました。

ゆり:私もyoppyさんと一緒で、自分が理解できるまで質問してしまうのですが、どれだけ聞いても交わらないところは交わらないと思います。以前は、自分の価値観が譲れない時、別れるしかないと考えていました。でも大事なのは誰が発しているかなのかなって。自分が好きになった人が言っていることだから、認めればいいんだなと思いました。自分だって、何が正しいかわからないし、それを無理にすり合わせようと思わないほうが良いんじゃないかな。何が好きでこの人と一緒にいるのかを立ち返って考えれば、価値観なんて大した問題じゃないのかなと思います。

あべちゃん:私は逆に相手に対して言わないようにしようと思っています。 私自身が服や体型、思想について言われるのが嫌なので。パートナーは韓国人で、ご飯粒などを残すのが嫌だと思っていたのですが、それも言わないようにしようと思ったんですよね。他にも、自分の興味を話して違うことを言われた時に傷つくのが嫌なので、 踏み込まないようにしています。

ゆり:議論はしなくていいと思うんですが、私は言っちゃったほうが良いのかなと思います。最初に「我慢しないで。我慢して付き合うくらいならやめたほうが良い。」と彼に言われました。

あべちゃん:一つだけ、物事を決めつけでいうところが嫌だったので、それは「やめて。」と伝えました。

ゆり:私は「やめて。」とは言わないんです「いやだ。」と自分の気持ちを伝えるようにはしているかな。それを言ってしまった後は、相手がどうするかは自由じゃないですか。

yoppy:言ったのに治らない時はどうするんですか?

ゆり:度合いを伝えたら良いと思います。askaさんのように、10段階で怒りを伝えた時、8も怒っているのに、いやな気持ちをそのまま放置するような人だったら、その時は別の人でも良いのかなと考えますね。 


Q7.相手のことを、どこで「特別」と思う?


おふじ:これ私です。

tomoya:これ自分も思うんですけど、違いを認め合っていけたらどんな人でもパートナーになりうると思うんですが、じゃあ何をもって相手が「特別」になっていくんでしょうか?

おふじ:私は、たくさん友達がいるわけではなくて、本当に好きになった人としか付き合いたくないと思うんですが、その中でもさらに「特別」になっていくという感覚が不思議で。何か大きな出来事があってそうなるのか、自然とそうなっていくのか、十人十色だと思うのでそれを聞きたいです。


yoppy:よこいちさんどうですか?

よこいち:僕たちの出会いは仕事だったんです。Facebookで顔写真を見て一目惚れをして。

一同:えー!

よこいち:仕事で出会って、そのあと初めてのデートで告白しました。

おふじ:それってゆりさん警戒しません?

ゆり:最初は、彼の撮る写真が好きで、お仕事の関係でお付き合いしたいと思っていたんです。だから絶対に「恋愛的な関係にはならないんだ!」と思ってて。でも、今思えばその時点でかなり意識してしまってたんですよね(笑)。

よこいち:自分は考え方など癖が強いんですが、自分の良い部分悪い部分を受け入れてくれるのは彼女しかいないなと思ったんです。

aska:それはどのくらいの段階で気づいたんですか?

ゆり:私は彼と会うまで真面目な性格で、「楽しく生きること」を生活の中に入れていなかったんです。逆に彼は不真面目で(笑)、夜中にラーメンに誘ってきたりするんです。

よこいち:自分は楽しく生きたい、という人なので。逆に言うと、生活の中にある楽しさを教えたのが僕なんですよ。例えば、元々彼女は食に興味がなくて、ただ栄養をとるだけの目的で食事をしていたんです。僕は食べるのが大好きで、その楽しさを彼女に教えたんですね。

ゆり:食べる楽しみもそうですし、「綺麗」とか「心地いい」とか、生活の中に「楽しさ」を提案してくれたのが彼だったんです。

よこいち:彼女は本当に真面目で、例えば僕が、ラーメンの残ったスープにご飯と明太子を入れて食べているのを見て「何それ〜!」と衝撃を受けていたりしました。(笑)いろんなところで凝り固まっていたものを僕が壊したという感じですね。

ゆり:これまでできなかったことなのに、そういうことをされて嫌じゃなかったんですよね。むしろ自然に、ポジティブに変わっていったから。それを受け入れられるのは彼しかいないです。それが動機でしたね。

tomoya:それは先ほどの「相手を認め合う」という視点とは反対の見方ですよね。今の話は「自分が変えられた」ことに対しての嬉しさで、それはそれで「特別」なんだなと感じました。

よこいち:お互い変化させ合ってますね。

おふじ:聞いていて思ったのは、お互いの間に“リスペクト”があるなと感じました。それがないと成り立たないのかなと。

yoppy:確かに、相手をちゃんと尊敬できているかってすごく大事ですよね。私も彼のこと、すごく尊敬してるんです!ちびさんはどんな時に「特別」だと感じますか?

ちび:時間を忘れて、ずっと話していられる時ですかね。

yoppy:話が尽きない人って友達の中でもいるじゃないですか?その中でも「特別」だと思う人って何が違うんですか?

ちび:この人が自分の人生にいないのが考えられないなと思うかどうか、ですかね。今日出会ったとか、10年前からお付き合いしているとか、時間の長さは関係なく、この人といたいと思うかどうかが大切だと感じます。

yang:その感じ、すごくわかります!私は、自分で誰かを「選ぶ」という感覚はなくて、その人の人生をもっと知りたいとか、関わりたいと思うかどうかを大切にしてます。全く違う人が親密な関係になるってとても珍しいことだと思っていて、お皿のことで揉める時間だったりさえも大事にしなきゃって思ってます。

yoppy:私は直感型です。やり取りしていくうちに話が尽きなくて、もっと知りたいと思うようになったり。私は仕事を大切にしているんですけど、仕事への情熱が同じレベルの人がよくて、そういった面でも応援してくれるのが今の彼なんですね。だから本当に大切で、特別だと感じます。全部安心してさらけ出せる感じ。

aska:私も長く時間を過ごさないとその人のことを好きにならないタイプで、一目惚れは今まで一度もないんです。例えば、ドラマの役を好きになるということはあるんですけど、芸能人で「この人カッコいい!大好き!」みたいな人はいなくて。私の中の基準は、相手にかけたいと思う時間。だから自分の興味を引かれ続けると特別になっていく。1つ、関係性においてすごく納得したのが、『星の王子さま』のキツネの言葉で。王子さまが自分の星で大切にしているバラがあったのですが、旅に出るきっかけはバラがどんどんワガママになって嫌になっちゃったことなんですよ。ある時、王子さまは、他にもたくさんの同じバラがあることを知って、悲しむんですね。バラはたった1つだけだと思ってたのに、って。だけどキツネが「きみのバラをかけがえのないものにしたのは、きみが、バラのために失った時間なんだよ。」って教えてくれるんです。人間もきっと一緒で、この世に人はたくさんいるけど、特別になるのは時間をかけた相手だけ。一目惚れとかがないからこそ、仲良しの人は皆深い関係になるのですが、その中でも特別なのは1番一緒にいる相手なんですよね。目の前の相手との時間を大切にできるかどうかは、大切かなと思います。

えりらざぴ:私は人の目を気にして生きるということが過去にあって、大勢の人に好かれたいと思っていました。でも、今の旦那さんと出会って、この人にだけ好かれていたら幸せだなと思えるようになったんです。はじめは、会社の座談会で一目惚れをしたんですけど、もう全てがその人の言っていることに100%共感できて(笑)。この人、考えていることが全部一緒だ〜!って。付き合っていくうちに細かい価値観の違いは出てきたけれど、この人の価値観だったら自分に吸収したいと思えたので「特別」だと感じました。

おふじ:私は複数愛の気が強いのかなと自分で思っていて、ずっと一緒にいたい子が何人かいるんです。その子との時間は、その子と私だけの時間だから大事にしたいという感覚が強くて、一人一人と全力で接してしまうから、とても疲れてしまうんですよね。その中でも、特に大切な子が一人いるんですが、その子と会った時は、全く話さないんですよ。お互い会っても、黙々と別々のことをしていたりします。性格が真逆なんですが、お互いに肯定し合える空気感があって、気づいたら11年くらい一緒にいます。

aska:もしそれが恋愛ではないにしても、おふじちゃんからのその人への愛をとても感じるなあ。

yang:素敵ですね!やっぱり否定しないことって、とても大事。

おふじ:その子から与えてもらった影響がとても大きいから、今後もずっと一緒にいるんだと思います。

yoppy:あべちゃんは?

あべちゃん:私は恋愛やパートナーみたいなものが、あまりわからなかったんですが、今のパートナーと試しに付き合い始めて、ピュアな愛に安心できたり、だんだん大好きになってたんです。今は、相手に気を遣わずに好きだと言えるのが特別だなと感じています。

aska:パートナーって、どちらかに意思がないと始まらないのかなと思っていて、とりあえず付き合ってみる派に最近なりました!(笑)

あべちゃん:まさにそうですね。最初はおしゃべりな韓国人だなと思っていたんですが。(笑)

一同:笑。

もね:自分は付き合って2年半になるんですが、その前の状態の自分は今と全然違うし、変化させてくれたことにとても感謝しています。生きている限りこの感謝は返しきれないなと思います。「人は死ぬ」ということを最近とても実感していて、長くても100年も経てばみんな死んでしまうので、ずっと一緒にいて大切にしたいなと思っていますね。例えば家族に対して思うのも、「血が繋がっている」とかそういうことではないのかなって。例えば、僕が血が繋がっていない誰か別の人に育てられていたとしても、やはり自分はその人を「特別」だと感じると思います。

tomoya:僕も、もねくんと感覚が近いです。自分は「死生観」や「恋愛観」という哲学的な思想が強くて。例えば、誰かを好きになった時に、その人が死んじゃうところを想像したりして「いなくなったらいやだな」と感じたり。人間みんな死ぬ時は孤独だから、生きている間の少しの時間くらいは目の前の人と楽しい時間を共有できたらいいなって思って生きています。

yoppy:本当に皆それぞれいろいろだ...!何かすごく勉強になった。

えりらざぴ:人の幸せな話聞いたり、自分の想いを話すのってこんなに心が満たされるんだね!正直こんな気持ちになるなんて、と衝撃を受けてます。

ゆり:また是非お話したいですね〜!またやりましょう!


Re.ingでは、多様なパートナーシップに焦点を当て、インタビューや座談会イベントを通じて、「パートナーシップって何だろう?」を考えるきっかけづくりをしています。

vol.1では「多様なセクシャリティ」、vol.2では「いろいろな結婚の形」をトークテーマに色々な考え方を話してみることで、多くの新しい発見がありました。普段なかなか話さないトピックを深く話すのって楽しいですよ〜!今後も月に一度のペースで、様々なテーマのイベントを実施していく予定なので、チェックしてみてください。

*Twitter、Instagram、Facebookでは、イベントや新しいプロダクトについてなど、最新情報をお届けしています。是非一緒に、「パートナーシップって何だろう?」って考える仲間になってもらえると嬉しいです!


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

そんなあなたが、大好きです!
5

REING[リング]

THE RELATIONSHIP BRAND - REING -[リング]自分の意思で選ぶ関係性が、自分らしさを紡ぐから。多様な関係性のあり方を問い続ける。→REINGのこと/多様な関係性のかたち/パートナーと生きること/ について発信しています!

Re.ingイベントレポート

Re.ingのイベントレポートを更新していきます。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。