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動画作成の苦労ばなし_Vol.05(コツ?)

皆さま、こんにちは。

前回までのあらすじ》スピーカー台の制作を撮影し、一連の動画にする技術までは手に入れた。ナレーションも解決。でも、動画はただの動作の映像で、意味が見いだせない!

締まりの無い、単なる動作映像

深い考えもなしに、日常と少し異なる作業を撮影して、動画の素材にしようと思っただけなので、何とも締まりの無い、映像になってしまいました。

しかも自分にとっては当たり前の行動になっているから、何がコツなのか分からない。
いや、この映像の中にコツは入っているのか?
そもそも、コツって何??

という疑問というか、壁にぶつかってしまいました。 

コツとは?

水泳のコツの本が目に留まり、はたと気付きました。
(家にあるのです。「読むだけでどんな運動もできる子になる!」という本です。)

クロールができる人に、バタ足の教えはコツ足りえないですよね?
また逆に、水に顔も付けられない人にとっても、バタ足の教えはコツ足りえないのではないでしょうか?
バタ足の教えがコツ足りえるのは、バタ足が出来そうで出来ない人にとってなのではないでしょうか

腑に落ちてきました。

今の技量に達する以前の自分に教えてあげたい、過去と今の差を埋める「手引き」が「コツ」なのだと思います。

少なくとも、私にできるのはそこまでです。

学校の先生も同じはずです。
学問を究めなければ人に教えることが出来ない。というのであれば、人は他人に教えることなど出来ないはずです。

納得できました。

すなわち、万人受けするコツなど存在しないのです。
そのコツをマスターした人にとっては、もうそれは教えを乞うコツ足りえない、当たり前の所作なのです。

そうであるならば、素人の私が教えるコツにも意味を見出せます。
水泳に例えるなら、バタ足が出来るようになったばかりの私は、今現在、バタ足を練習中の人に教えるには打って付けなのではないでしょうか。

そうであるならば、mm単位で切断できなかった私から、切断できるようになった私に至るに会得した内容をお伝えすれば、mm単位で切断できない人にとっては、「コツ」足りえる。はずです。

そう考えると、動画には、「コツ」が撮影されて・・・いないんじゃない?

さて、どうしたものか?
続く。

では、また。


(苦労した動画がこちら ↓ )




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