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朝日杯FSデータ解説・本命、対抗馬&穴馬予想


∴阪神JF&香港G1デー後記

阪神JFではアスコリピチェーノが自慢の末脚を発揮し、無敗での2歳女王に輝きました。
はい。すみません。今回も当たらなかったです…。いやぁ〜、ルシフェル伸びるかと思ったんですけど伸びなかったですね。しかし穴馬にしていた、ステレンボッシュは2着と好走していたので本命が2戦連続で来なかっただけでした。もう少し人気馬を絡めていこうと思います。そして、香港G1デーは日本馬は好走したものの、優勝馬はいないという悔しい結果となってしまいました。しかし何故か知りませんが、香港ヴァーズでジュンコを馬券に絡めていたので高額配当Get。本命のレースは外れてしまったのに、自分が苦手としている海外レースで当たるのは何故なんでしょうか…。今週も2歳G1です!切り替えていこうと思います。

∴朝日杯FS出走予定馬

東京スポ2歳Sの勝ち馬シュトラウスや
デイリー2歳Sを完勝したジャンタルマンタル
の他、高額馬ダノンマッキンリー等有力馬が揃った。若駒の中から、今年のクラシック筆頭候補に名乗りを上げるのは誰か。
【枠順(馬番号・姓名・性年・騎手)】
〈1枠〉
1 エコロヴァルツ(牡2、武豊)
2 ミルテンベルク(牡2、B.ムルザバエフ)
〈2枠〉
3 ジャンタルマンタル(牡2、川田将雅)
4 サトミノキラリ(牡2、津村明秀)
〈3枠〉
5 タガノエルピーダ(牝2、団野大成)
6 セットアップ(牡2、横山武史)
〈4枠〉
7 オーサムストローク(牡2、坂井瑠星)
8 ダノンマッキンリー(牡2、C.ルメール)
〈5枠〉
9 クリーンエア(牡2、鮫島克駿)
10 バンドシェル(牡2、池添謙一)
〈6枠〉
11 タイキヴァンクール(牡2、浜中俊)
12 タガノデュード(牡2、古川吉洋)
〈7枠〉
13 ナムラフッカー(牡2、松山弘平)
14 ジューンテイク(牡2、M.デムーロ)
〈8枠〉
15 エンヤラヴフェイス(牡2、幸英明)
16 アスクワンタイム(牡2、岩田望来)
17 シュトラウス(牡2、T.マーカンド)

∴データ解説

(☆)阪神芝1600m

阪神競馬場は先週の阪神JFでも記した通りだが、今回は前回よりも詳しく載せていこうと思う。右回りコースの中では最長距離を誇り
3~4コーナーをゆったりと周るコースとなっている。また残りの200mでは高低差1.8mという急坂が待ち受けているのも特徴。
2歳馬には厳しいコース特徴となっているが
これを乗り切り好走した馬達は来年のクラシック等でも好走している。一昨年の覇者:ドウデュースはダービー制覇。2着のセリフォスはマイルCS制覇、3着のダノンスコーピオンと5着のジオグリフも各々3歳G1で勝ち星をあげた。このレースを乗り切れる逸材は今年にはいるのだろうか。

(☆)結果は手堅いが穴馬も足を伸ばす

過去10年のデータにおいて、2016年は波乱の決着となったものの、1番人気の好走率は
2016年を抜いて8回/9回と驚異のデータだ。
また、2,3番人気もどちらかが馬券に絡むことは多いので上位人気馬の信頼は◎だろう。
しかし、その中に潜り込んでくるのが穴馬である。3着以内に7番人気以下が絡んだのが
5回もあったので注意が必要だろう。
他にも、最終オッズ5番人気の馬は過去10年間で馬券圏内に来たことがないという面白いデータがある。今回も上位は能力は抜けているものの、まだまだ混戦模様。誰が来てもおかしくはない。

(☆)前走別成績

過去9年間のうち、前走がデイリー杯2歳Sだった馬が7頭、サウジアラビアRCだった馬が6頭も馬券に絡んでおり、芝1600mの重賞からの転戦で臨んた馬が好走しているケースが多い。逆に他のJRA重賞では連対はあるものの
勝ち星は未だに見られない。しかし、今回も覆しかねない有力馬が複数いる。一応注意が必要だ。

(☆)前走敗戦馬は消し

過去9年間の優勝馬は皆、前走勝利からの連勝でこのレースを制している。逆に2着以下の馬は勝率:0% 連対率:6%と前走1着馬の連対率:18%に見劣りがある。前走敗れていた馬は
消したほうが良さそうだ。

(☆)キャリア4戦馬は好走率が高め?

キャリア4戦の馬は単勝オッズ6番人気以下に限り、好走率が上がっている。2014年では2,3着馬が二桁人気ながらこのデータに当てはまり好走。波乱を呼び寄せた。低人気の穴馬を選ぶ際にはこのデータが鍵となりそうだ。

(☆)キャリアのチェックは入念に

過去9年間の勝ち馬は皆、上記でも上げた他に1400m未満のレース経験がないという点、5着以下に敗れたことがない、前走が2番人気以内という3つの点が共通している。2000m
等の中距離も2015年のリオンディーズが制しており、中距離からの参戦も大丈夫そう。
1頭1頭のキャリアの入念なチェックは欠かせない。

∴Reitoの本命、対抗・穴馬予想

(☆)本命・対抗馬

◎ シュトラウス
○ ジャンタルマンタル
〈◎ シュトラウス〉
シュトラウスは東京スポ2歳Sの覇者。前走の
東京スポ2歳Sでは道中折り合いがあまりつかなかったものの、能力の違いで差し切り勝ち。気性難によるものではなく、スピードがありすぎる故の折り合い難のため、その点は大丈夫だろう。今回は大外枠となったが、この枠は調教師が願ったりの枠。1600mも経験しているので距離不安は無い。唯一東京でしか走ったことがないために右回りが未経験だが、そこは能力で押し切ってくれるだろう。イクイノックスやコントレイル等出世レースを制したこの馬が早くも結果を出すのか。
〈○ ジャンタルマンタル〉
ジャンタルマンタルはデイリー杯2歳Sの覇者。前走のデイリー杯2歳Sでは完勝。この世代でも能力が一つ抜けていることを証明した。自分もこの能力の高さに本命まではいかなかったものの、対抗馬として決めた。
鞍上の川田騎手はテン乗り参戦となるが得意の2歳G1で能力を発揮してほしい。

(☆)穴馬予想

・セットアップ
・ナムラフッカー
・オーサムストローク
〈セットアップ〉
セットアップは札幌2歳Sの覇者。前走の札幌2歳Sではメンバー1位の
上がり3Fで逃げ切り勝ち。ガイアメンテ、パワーホールなど有力馬を押しのけ勝利した。今回は1800→1600と距離短縮がカギとなる。調教師曰く
「がむしゃらに走ってしまい、子供っぽいところがまだまだある。」と
仰っていたものの、鞍上は乗りなれている主戦の横山武史騎手なので
心配はしていないとのこと。鹿戸×横山武のコンビでエフフォーリア以来の
G1制覇となるか期待したいところだ。
〈ナムラフッカー〉
ナムラフッカーは重賞未勝利馬。前走のデイリー杯2歳Sでは
10番人気という低人気ながら3着と好走した。また、そのレースでは
上がり3Fが1位と末脚も発揮。これからが楽しみとなる結果になった。
今回は距離による不安はなく、コース形体も経験済み。キャリア4戦というところも好ポイント。2度あることは3度ある。なら3度あることは4度ある。
これまでのがフロックでないことをこの舞台で証明する。
〈オーサムストローク〉
オーサムストロークは重賞未勝利馬。前走の
ベゴニア賞では、断然一番人気推されていた
イクイノックスの半妹:ガルサブランカに勝利した。今回は今までより格段に相手のレベルが上がるが、過去4戦のうち全てで上がり3Fで3位以内に入っているのは好材料。
上記のデータでも複数当てはまるのでこの馬を入れた。穴党筆頭候補がディフェンディングチャンピオンの坂井騎手(昨年:ドルチェモア)と共にG1奪取する。


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