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zazen boys @TSUTAYA O-EAST

冷凍都市渋谷に降り立ち、せわしなく行き交う人の流れに乗りながら歩いていると、知り合いか知り合いでないか一目では判断がつかん女っぽいおそらく女がいたので、声をかけようとすると明らかにこちらに気づいて、やべ、山口じゃんめんどくせぇ的なニュアンスで目をそらされたので傷心し、トボトボ109と書いたビルに向かって引き続き歩き、その横の緩やかな坂をあの女絶対殴るとブツブツ呟きながら進んでいく。
するとケータイがそこ右に曲がれというので、言われた通り右に曲がるとやっすいやっすいラブホ街。
一回もラブホ行ったことないなぁ中どうなってるんだろうと半ボッキ状態で、TSUTAYA O-EASTを探す。
するとまたケータイが目的地周辺ですとほざくので、辺りを見渡すと目の前にTSUTAYA O-EASTがあった。
そのまま半ボッキの状態でチケットを見せて入場。半ボッキの状態でドリンク代を払い、半ボッキの状態でドリンク券をハイネケンの350ミリ缶に交換。
後15分くらいで開演なので、とりあえずハイネケン開けて飲みながら待つ。
すると、ライブ始まるのか照明が暗くなった。
出てきたのは誰か知らない見たこともない四人組。
こりゃ、まさかTSUTAYA O-EASTとWESTを間違えたのではという恐ろしい予感が頭をよぎり、半ボッキ状態のちんこもすっかりしぼみ汗だくに。
急いで表出て、「ザゼンボーイズの会場どこですか!?」と童貞丸出しの態度で、会場の美人従業員さんに聞くと「今出ていらっしゃったところでやります。今やる人の次です。」
と嘲るような目で言われた。
この女もいつかぶん殴ります。
ひとまず安心し、半ボッキ状態で改めて入場してしばらく知らん四人組のライブを聞いているとこれが、めちゃくちゃ良い。
モノノアワレというバンドらしいです。みなさんお見知り置きください。
ザゼンのゼンザです。
そして、とうとうマツリスタジオからやってきたザゼンボーイズが登場。
しょっぱなから、フルスロットルで飛ばし、観客たちは何がどうなってるのかわからないまま揺れているような状況。
向井秀徳はライブ中ハイネケン5本くらい空けてました。
酒飲んでる姿ですらロックで超カッチョ良い。
積み重なった連続した音を聞いていると、細胞の波長が整っていくような感じになりますね。
すごい音だったけど、途中気持ちよすぎて寝そうになった。
わからないことがわからないまま放り出されているのがロックンロールだと改めて感じました。
聞いたことあるような知ってる言葉の羅列は聞いてて安心はするけれど、ボッキはしない。
ライブも終わり、冷凍都市渋谷を歩いてラーメン王でレバニラ定食食って、今電車に乗る。
今はなぜか、WANIMAをどうやってぶっ飛ばすか考えている。
それではみなさん御機嫌よう。