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「シン・ゴジラ」

なんちゅう残酷で皮肉な映画。
スクラップに次ぐスクラップで、国家をぶち壊された後にやっと民族としてのプライドが立ち上がってくる。
誤解を恐れずに言ってしまえば、震災の時に湧き上がってきた底知れぬ勇気、覚悟のようなもの。
とりあえず、ゴジラを固めた。
恐いのは、固まったゴジラが再び動き出し、街を破壊し尽くす姿が待ち遠しくてしょうがない私たち自身だ。