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国債は国民の借金なのか?〜岸田首相の国会答弁と財務省の嘘〜

通常国会が始まり、注目すべき?総理答弁があった。質問はれいわ新選組の大島九州男参議院議員。
国会速報「岸田総理が「国債は政府の負債であり国民の借金ではない」と答弁する」とコメントがついている投稿。
https://youtu.be/13gMNIqosRg

岸田首相の答弁は「国債は政府の負債であり、国民の借金ではないが、国債の償還や利払いにあたっては、将来国民の皆様に対して、税金等でご負担いただく事等が必要であり、また将来仮に政府の債務管理について、市場からの資金調達が困難となれば経済社会や国民生活に重大な影響を及ぼす事にもなります。こうした経済財政上の課題については、国民の皆様に対し丁寧に説明をし政府の経済財政運営に対しご理解をいただく事が重要であると考えています。」
です。
日本語としてもおかしな表現ですね。
何処がおかしいでしょうか。

❶私の借金じゃにのになぜ代わりにお金払うの?

先ず、冒頭から
「国債は政府の負債であり、国民の借金ではない」は正しいです。しかしその後。。。
「が、国債の償還や利払いにあたっては、将来国民の皆様に対して、税金等でご負担いただく事等が必要であり」になってます。
「国民の借金じゃないのに、国民に税金で払ってくれ」という事です。
考えてみてください。
「おれ借金あるんだけど、あなたの借金じゃない。後でしゃっきんかえしておいてくれ」
と言われたんです。岸田総理からあなたに言ってます。

❷国はお金を刷れる。資金調達は関係ない。

それから
「市場からの資金調達が困難となれば経済社会や国民生活に重大な影響を及ぼす事にもなります。」
???国には通貨発行権があるのに、何時でもお金が刷れるのに、資金調達が困難になりますか?財務省や自民党政府がよく言う「市場の信任」とやらは関係ないんですけど。通貨発行権は国だけが有するので企業や国民の状況とは全く違うんです。

❸また出た。「国民の皆様に丁寧に説明」

毎回岸田首相が言ってやらない事。「丁寧に説明」。説明されたこと、ありますか?国会や記者会見でこの言葉を言えば終了です。何も説明は無い

結局、岸田首相が何を言いたいのか?「増税するぞ!」ですよ。要注意!
これでも自民党政権を信用しますか?自民党に投票しますか?

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