見出し画像

雇われ凡人コックでも恐れず攻めて生きたい!

父親なら背中で語りたい!
いきなりちょっとカッコつけてしまいました・・・

しかし多かれ少なかれ、子供を持つ父親ならこういった気持ちってあるんじゃないでしょうか?

背中とは生き様です。
自分の生き様が子供や次の世代に影響を与えていく事。
それはとても良いことだし、そうなりたいと思うことは決して悪いことではないと思います。

ーーー

先日40歳になりました。
僕はごく平凡の雇われサラリーマンコックです。
そんな僕でも「40」という節目の年を迎えるにあたって、やっぱり少しは考えます。

「あぁ・・・もう40かぁ・・・」
しかしその程度。
具体的な何かを目標に設定するわけでもなく、無意味に物思いにふける・・・
まさに凡人。
40歳の誕生日を迎える約1ヶ月前くらいからそんな感じでした。

ーーー

ところが先日
「お前・・・30代の延長でいいのか?」
と自分自身に問い直すような事が起きました。

40代の凡人でも自分の意見をもち発信しなくてはいけない!
それが僕が子供達に伝えたいメッセージなんだ!

今回起きた事がきっかけにそう確信に変わったのです。

今不自由なく幸せだけど・・・なんか不安・・・
この先楽しくなる人生が想像できない・・・

そんな事を感じている僕と同じ40代の方には
何か感じてもらえるきっかけになってもらえるかもしれません。

所詮は凡人の戯言です。
大したことではありませんがお付き合いいただけたら嬉しいです。

最近起きた出来事

僕は今年転職した会社で、どうしても不当だと思うことがあり反発しました。
その結果・・・
けっこうヤバイ状態になってしまっています・・・
(12月30日現在は辛いクリスマス営業などを乗り越え、だいぶ緩和されていますが、12月初旬はかなりピリついていました。)

しかしこれは現在進行形で起こっている事なので、詳細は控えさせて下さい。

別に大したことではないのかもしれません・・・
僕が謝罪すればそれで済んだ話だと思います。会社でうまく立ち回るにはそれが一番良いと自分でもわかっていました。

「気持ちはわかるけど、別にそこまでいう必要もなくないですか?」
この件とは直接関係のないスタッフからもそう言われました。
でも僕はやっぱりそうは思えませんでした。
そして謝りませんでした。

ーーー

この時自分の中で湧き上がってきた強烈な怒りの感情は何だったのだろうか?
そもそもなぜ怒りの感情が生まれたのか?

そこに自分自身の何か大切なことがあるような気がする・・・。
そう思いこの部分から目を逸らさず、見つめ直すことにしたのです。

怒りの根源を深掘り


これは僕にとって発信でした。
自分の意見が求められていない場合、安易に口出しすべきではないと思います。
しかし自分に直接関係する仕事において思考し、発言しました。
それに対して間違っていると指摘されるならばそれは認めて反省すべきことだと思います。

しかしそうではなく、発言そのものが組織において良くないと判断されてしまったのです。

ここに僕は強い違和感を感じ、反発したのです。

僕のような40歳のごく平凡なサラリーマンコックでも、自分の考えをもち、発信していく事。

それは目の前に相手がいるリアルな現場でも、SNSの発信においても基本のスタンスは変わらない。

そんな姿を貫きたかったんじゃないか?
そう自分自身感じています。

今までの常識


このような状況の時、よっぽどの実力がある人を除いて会社に従うしかなかったと思います。
僕のような凡人にはなすすべ無し・・・
不満や怒りの感情を殺し、我慢するのが美徳。
満員電車に揺られ、肩を落とす40代サラリーマン・・・
これが僕たちより上の世代の働き方の常識であり、現実でした。

それはなぜでしょうか?
会社という組織が圧倒的に力があったからです。
工業製品をどんどん輸出し、経済大国になった日本を支えていたのは会社という組織です。

僕が社会に出た2000年代前半は会社にとても勢いがありました。

当時の空気感はまさに「LOVEマシーン」だった!


ちょっと話はそれますが・・・
その頃の社会の空気感をまさに表した曲。
1999年、めちゃくちゃヒットしたモーニング娘。の「LOVEマシーン」を改めて聞いてみてください。

日本の未来はうぉう うぉう うぉう うぉう・・・
若い女性が日本の未来は明るいから、とにかく勢いに任せて、恋をしてダンスする。

ーーー

僕が就職した2000年代前半もまさにこんな感じでした。

連日レストランは満席。
めちゃくちゃ忙しく、毎日馬のように働く。
とにかく活気がありました。

大変なことや嫌な思いもたくさんありました。
でもここでしっかり歯を食いしばって働いていれば絶対未来は大丈夫!
全体がそんな空気感で、僕もそう思っていました。
若かった僕は、まさにうぉう うぉう うぉう うぉう働いていました。

ーーー

これが今までの常識であり、社会の空気感です。
しかしこの頃と現代の常識は同じと言えるでしょうか?
そして子供達が社会にでる10年後、15年後はどうなっているでしょうか?

それから20年、日本は今・・・

社会に出てから20年・・・
わずかの期間で完全に時代は変わりました。

①衰退していく日本
自動車や家電などの工業製品は売れなくなり、現役世代の人口は著しく減少確定。あの時の勢いは何処へやら?

②個人の力が強くなっていく
SNSで誰でも発信できるようななりました。
個人として影響力のあるインフルエンサーのプライベート投稿が、何百万とかけた企業の広告よりも、上回るような事もよくありますね。

この2つの変化は今後10年、20年先
より大きくなっていくだけではなく、早くなっていくと思います。

20年なんてそんな長い期間ではなく、今年常識だったことが来年はオワコン化しているなんてことはざらにあると思います。

そんな時代に社会に出る僕の子供達・・・
僕が教えられる社会の常識はあるのでしょうか?

ありません!(即答!)

今の常識は未来の常識ではない!
そして未来はどうなっているかわからない!

だとすれば・・・
僕は次の世代にできることはあるのでしょうか?
そしてようやく気付いた・・・というか思い出しました。
自分が10代の頃、偉そうな大人が大嫌いで何も聞く耳を持たなかった事に。

薄っぺらな背中で、何を言っても無意味です。
危うく僕もそんな大人になってしまうところでした。
そんなことより自分の人生をより熱く生きることに集中すべきです。

正しさよりも重要な判断基準


だとすれば
自分がそれをしたらカッコイイか?ダサいか?
おもしろくなっていきそうかどうか?
自分に正直に生きること。それでいいんじゃないか・・・
その積み重ねが結果として背中になるわけです。

そういう観点から今回の自分の行動を振り返ったとき、良い選択だったんじゃないか・・・とも思えています。

カッコイイ発信とダサい発信

僕がカッコイイと思う人はどんな人か?
それはギブする人です。
自分の持っているものを分け隔てなく与えている人。

それから挑戦する人です。
失敗を恐れず挑戦し、人の挑戦は応援し、寛容な人です。

ーーー

ダサいと思う人はどんな人か?
それは何もせず人の悪口ばかり言う人です。
そんなことに時間を使っても何も変わらない。

SNSにおける誹謗中傷をする人はダサさの極みだと思います。
目の前の相手には何も言えないくせに、自分の名前を隠し、特定の人を傷つけるような発信をする人。
こういうクソダサい大人にだけは絶対なりたくない!
そう心から思います。

誹謗中傷を発信するくらいなら発信しないほうがいい。
つまり何でもかんでも思ったことを発信する人もダサい人です。

それは自分が発信すべき内容なのか?
ここは自分も意識しないと、ふいに陥ってしまうので注意していきたいです。

ーーー

何かに囚われず、「個」として発信していくこと。
それが今後人生で時間をかけて費やしていきたい事です。

2023年の終わり、そして40代のスタート、転職して1年という色々な節目に思うことを書いてみました。

最後に

最後に最近一冊の本を読みました。
落合信彦「狼たちへの伝言」

この本は30年以上前の日本がめちゃくちゃ元気だった頃に書かれた本です。
落合信彦さんは石油発掘で成功したビジネスマンです。
しかしそんな時代でも国や企業の大きな力に依存することなく、リスクをとって挑戦し続けた人の言葉に僕は時代を超えて感銘を受けました。

「とにかく攻めて生きろ!」
めちゃくちゃカッコイイです!
とても刺激的で、魂が震え上がりました。

おすすめの書籍です。
時間がある方は是非、時間がない方でも読むべきだと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
またnote書きたいと思います。


この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?