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バケツ稲栽培日記①土づくり

こんにちは!武蔵野坐令和神社です。
当社では11月23日の新嘗祭(一年の実りに感謝をするお祭り)に向けて、バケツ稲栽培をすることに致しました。

稲は神道には欠かせない神聖な穀物です。遠い昔、神話の時代に天照大御神が、地上に降りるニニギノミコトに、地上でも稲を豊かに実らせるようにと天界の稲をひと房託されます。今私たちが日々いただいているお米は、この天照大御神から賜った稲穂がもとになっているのです。このため、お祭りで捧げる供物の中でも、お米は最も尊いものとして献上されます。

所沢市は農業が盛んなのですが、畑が中心で稲作はあまり行われていません。そこで、神社で稲を育てて、新嘗祭に献上することにしました。

バケツ稲栽培を行うにあたって、まずは土づくりから始めます。
黒土・赤玉土(中粒)・鹿沼土(小粒)3種類の土を6:3:1の割合でブレンドをして、日干しを行います。

土をブレンドして日なたで乾かします

表面が乾いたらまた混ぜて、乾かして、の繰り返し。こうすることで菌が活性化し、稲の成長を応援してくれる元気な土になります。
土には少量の肥料(窒素・リン酸・カリを含む化学肥料)を入れ、バケツに土を戻して、種もみを植える準備が完成です!

これから稲がどのように育つのかを、数回に分けてレポートしていきたいと思います。


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JAのサイトにも、育て方のコツなどがたくさん載っています。

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