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学歴と人物って就活でどっちが大事なの?


おはようございます。レジュメ太郎です。
実は最近まで転職活動をしていて、来年4月から新しい仕事に就くことになりました。
今は兵庫県に住んでいますが来年からは大阪府民になります。
ところで、就活でもお馴染み「学歴重視」とか「人物重視」みたいな単語をよく耳にすると思います。というわけで今回はこの2つについて自分の意見を述べていきたいと思います。

1.学歴重視する意味

ここからは個人的な意見ですが、学歴って多少なりとも大事と思ってるんですよ。まあ学歴というより学力ですね。
基本的に学歴を手に入れる勉強って辛いものなんですよ。もちろん僕も歴史の勉強は楽しかったです。また数学が楽しい!って人もいます。まあ好きな勉強を自分のペースでやるのは楽しいです。
ただ、受験が楽しい!って人はほぼ聞いたことがありません。その人はよっぽど変態です。
試験に向けてなので嫌いな勉強もやらなければいけません。人生が懸かっているので物凄いプレッシャーも感じます。自分のペースでやってても追いつかなければ追いつくようなペースで勉強しなければいけません。
要するに、好きでやる勉強と学歴を手に入れる受験勉強って全然違いますし、後者の方が圧倒的にしんどいです。そして、その競争で勝ち上がるのはかなり難しいことです。
つまり、学歴が高いということは、苦しみに耐える忍耐力、苦手な教科を克服するためにやる努力、計画性、また計算力、思考力、書類作成などの文章作成力、また人生を懸けた戦いに勝ちあがるメンタリティなど様々な能力に秀でた可能性が高いということになります。(勿論学歴が高い=これらの能力が高い訳では無いと思いますが、そういう傾向はある気がします。)
これらの要素は、紛れもなく就職してから仕事に必要な能力なので、企業の人が学歴を重視するのはまあ妥当かなと思っています。

2.人物重視する意味

人物に関しましても、僕はそこそこ重要だと思います。ただ、僕が就活した中で思ったのは、だいたい求める人物像ってどこの企業もほぼ一緒なんですよ。それは

「コミュニケーション能力」と「チャレンジ精神」です。

正直ほぼこの2つといっても過言ではありません。あくまで自分の印象ですけどね。ただ、どこの説明会を聞いてもほぼこれだった気がします。
つまり、人物重視≒コミュニケーション能力とチャレンジ精神重視といっても過言ではありません(※たぶん過言です)
しかしこの2つの能力も同じように就職してから仕事に必要な能力なので、重要視するのも妥当だと思います。コミュニケーション能力が高かったりチャレンジ精神がある人は、挨拶や報連相、打ち合わせや会議、また新しい事業の提案、指示待ち人間ではなく主体的に仕事をしたりなどの能力に秀でた可能性が高いです。そしてそれらの能力が仕事に必要なのは言うまでもないと思います。まあそら企業もこんな人間求めるわな。

3.結果的にどちらが大切なの?

まあ結局ここですよね。世間的には人物重視の流れが正義で学歴重視は悪のような流れがありますが(勘違いだったらすいません)僕は個人的にはどちらも大事だと思っています。
例えば、学歴だけ重視してコミュニケーション能力やチャレンジ精神などを完全無視してしまうと、凄いシステムを開発してもそれをプレゼンする能力が乏しく世に出ないということになったり、報連相ができないため協調性が無く職場で浮いてしまう可能性もあります。
また、コミュニケーション能力やチャレンジ精神だけを重要視して学歴を完全無視してしまうと、簡単な漢字や四則演算も出来ないので書類等も作れず、ただ元気だけがとりえの無能が誕生する可能性もあります。
まあ、結論から言うと「どちらも必要」というのが正解です。そしてその比率は完全に職種による、というのが僕の見解です。
例えば、百貨店などで行う接客業。積極的に困ってるお客さんに話しかけ、的確に悩みを聞き取り、案内する。勿論学歴よりもコミュニケーション能力の方が重要視されると思いますが、学歴は全くいらないのでしょうか?
接客の際、百貨店だとどの店舗がどこにあるのかを全て把握しておく必要があります。そしてこれを記憶するのは並大抵ではできないでしょう。次から次へと接客以外の空き時間で百貨店のことをもっと勉強する必要があります。新しいことを覚えるのに学力が必要なのはいうまでもありません。
また、大企業の商品開発部。現在の知識を活かし、新しい製品を開発しなければなりません。車を一台作るだけでも、強度計算、熱力学、材料力学、制御工学など、様々な知識が必要となってきます。そしてこれらの業務をコミュニケーションやチャレンジ精神だけで行うのは無理でしょう。圧倒的に何を学んできたかなどの学歴の方が大事です。しかし、他部署との調整や社外の人との部品提供など、コミュニケーション能力やチャレンジ精神が必要な場面も勿論多いでしょう。
そして営業職などの選考ではグループディスカッションも面接もあったりするが技術職の選考は面接や場合によっては専門試験がある、といったような職種に応じた選考を行っています。
また企業なども、「学歴フィルター」をかけているところも多いため、ある程度の学力は学歴で見ているのかもしれません。まあ人気ある企業なんかは、応募する人間も多いですから、人事の手間を考えたら妥当かも知れませんね。そして恐らくその上で面接やグループディスカッションの選考に進んでいるのでしょう。と僕は勝手に思っています。
まあだから今の就職市場においては上記2つの項目で見てるのでしょう。

4.個人的に思うこと

ここからは個人的に思うことを書きます。
学歴重視の1番批判されるところって「学歴が低いと選考すら受けさせてもらえない」ところだと僕は思っています。偏差値の低い大学でも逆転していいところに就職するチャンスが欲しい!って思ってる人もいっぱいいるでしょう。
そこで推したいのが「公務員」です。
公務員試験は、国などが行っている試験のため、完全に平等な試験です。学歴フィルターで落としたりはまずしないです。採用試験の点数で決まります。また、学歴による給料の差はありません。それに面接でも大学名を伏せたりして行うため、完全に学歴は無視して選考しています。

勿論、試験のために勉強しなければなりません。公務員試験は学歴フィルターをやらない代わりに筆記試験があります。しかし、例え学歴が低くても、ちゃんと公務員試験の対策をしっかりすれば、内定を貰える可能性があります。逆に言うと、高学歴でもほぼノー勉で受けると落ちる可能性もあります。

ただ、やはり学歴を伏せて選考するとはいえ、公務員に合格する人は学歴が高い人が多いです。国家公務員も東大や京大が多いです。しかしそれは学歴フィルターをかけてるわけではなく、
「学歴などを完全に無視して平等な選考をした結果、たまたま受かった人が学歴が高かった」
というイメージですね。

結局学歴が高い人に有利な試験やんけ!って思うかもしれませんが、先述した通り、ある程度の学力は仕事をするのに必要な能力ですから、そこを否定する訳にはいきません。
ただでもやはり、公務員試験対策講座なども世に出回ってる訳ですし、頑張れば合格する試験だと思っているので、学歴フィルターかけられてる気がする…と思う人は今後の就職の1つの手段として考えてみてもいいかもしれません。

今回は、就活について書きました。
次回はもっとpopな記事にしましょう。
それでは。

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