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【主婦勉!】JRAのCMでもやもやしたくない~G1レース@中山競馬場①~

続いて、中山競馬場です。

そうそう、競馬場にはコースに
右回り、左回りというのがあって、
G1が行われる5つの中央競馬場では
東京・中京→左回り、
中山・阪神・京都→右回り、
なんだそうだ。

何でも、
馬にも利き脚みたいなのがあって、
右回りが得意な馬もいれば、
左回りが得意な馬もいるらしい。
そんな細かい所まで考慮にいれて
予想しなきゃいけないって、
もう気が遠くなるんですけどっ!
みんなすごいねっ!
私絶対無理!

中山競馬場の特徴としては、
全体的に小回りなこと。
最後の直線は300mほどしかなく、
東京競馬場の530m弱にくらべると
200m以上短い。

なのにこの直線最後の方には
急坂が待ち構えていたりして、
ただでさえ小回りで
急カーブのコーナーを回る必要がある上に、
最後は短距離急坂なので、
早いだけでは勝てなそうな匂いがプンプンする。

最寄り駅は
JR船橋法典駅から
専用地下道(動く歩道設置)で徒歩約10分。

正確な収容人数はわからないけれど、
今までの最大入場人数は
1990年の有馬記念で約17万8000人だそうだ。
結構入るね。
東京競馬場が20万人近くだったもんね。

ここ中山競馬場で行われるG1レースは、4つ。
それに加え、
G1に格付けされている2つの障害レース、
”中山グランドジャンプ”と”中山大障害”の
計6レースが開催されている。

障害はJRAのCMで
取り上げられることがないので
今回は調べない。
(あくまで「JRAのCMを観てもやもやしない」
ことが最終目的です。)

では2回にわけて調べていこう。

①【4月】皐月賞

コース:芝
距離:2000m
年齢:3歳
1等賞金:1億1000万
2021年開催日:4月18日(日)15:40

皐月と言いながら4月開催とはこれいかに
という感じだが、
戦後しばらくまでは5月に開催されていた、
その名残らしい。

中央競馬におけるクラシック3冠(3歳馬限定)
・皐月賞(最も早い馬が勝つ)
・日本ダービー(最も運がある馬が勝つ)
・菊花賞(最も強い馬が勝つ)
のうちの1つであり、
そのスタートを切るレースである。

あれ?さっき
”中山競馬場は早いだけでは勝てなそう”
なんて偉そうに書いたけれど、
いきなり違った?笑

そう言われる所以としては、
この3レースの中では
最も短距離であり、
また一番はじめに実施されるレースなので
”仕上がりの早さ”的なことでもあるらしい。
”速さ”だけではないってことがミソです。
たぶん。

「三冠馬」という言葉を時々聞くけれど、
まずこの皐月賞に勝たないことには
その栄光に輝く権利は得られないので、
とにかく何はともあれ押さえるべきは
皐月賞です。

ちなみに3歳馬ということで、
牡牝両方出られるんですが、
セン馬という去勢された馬は
出られないそうです。
他にもそういうレースはあるみたい。

②【10月】スプリンターズステークス

コース:芝
距離:1200m
年齢:3歳以上
1等賞金:1億3000万
2021年開催日:10月3日(日)

スプリンター=短距離馬ということでも
察しがつく通り、
1200mとかなり短距離だ。
あっという間だろうね。

1200mのG1は、
秋のこれと
春の高松宮記念(中京4歳以上)だけである。

6月の宝塚で春シーズンが終わる競馬界、
秋冬シーズンの開幕が、
このスプリンターズからである。

香港馬はスプリンターが多いらしく、
香港からの参戦も度々あるらしい。

そして前回天皇賞(秋)でも書いたが、
過去に2回、わずか1㎝差という
僅差のレースがあったんだけれど、
その2回ともがこのスプリンターズだ。
理由は...わからない。すみません。

単純に
距離が短いから団子になりやすいのかなとも
思ったけれど、
同じ1200mの高松宮記念は
特にそういうわけでもなさそうなので、
それ以外にもきっと何か理由があるんでしょう。