#21 ありがたや〜お遍路さん!
皆さん歴活してますか?
こんにちは!歴史探偵Qです。
今回は、四国八十八ヶ所巡り。
つまり「お遍路」についてご紹介します。
人生で一度は行きたいと思っている
「お遍路」ですが……私だけですか?
実際、何が必要なのか全くわからないので
今回、皆さんに紹介しながら自分も
勉強したいと思います。
【それでは調査報告スタートです!】
■四国八十八ヶ所巡りって?
四国八十八ヶ所というのは、
日本の霊場巡礼の中でも
最も有名な巡礼路です。
四国の四県にまたがる、88の寺院をめぐると
煩悩が消え、願いが叶うと言われています。
ここでは、四国八十八ヶ所の歴史、巡り方、
そして巡礼の意義についてご紹介します。
●四国八十八ヶ所の起源と歴史
四国八十八ヶ所は、弘法大師(空海)が
9世紀に創設したとされています。
弘法大師が四国を巡礼し、
各地にお堂を建立したことから、
現在の八十八ヶ所が形成されました。
この巡礼路は、平安時代以降多くの人々に
よって巡られ、信仰の対象となってきました。
今の時代で言う「聖地巡礼」ですね。
空海への「推し活」が今の四国八十八ヶ所
なのかもしれません。
●四国八十八ヶ所の特徴と魅力
四国八十八ヶ所は、四国四県の素晴らしい
自然という美しい風景と歴史的な建物との
コントラストが魅力です。
各寺院は独自の歴史や伝説を持ち、
それぞれの霊験やご利益が信じられています。
また、巡礼中には出会う人々との
交流や修行の機会もあり、心の成長と癒しを
求める人々にとって特別な体験となります。
さらに四国には「接待文化」と
いうものがあり、これはお遍路を行っている
人たちを応援・援助する事で自分も
お遍路さん達と同じような御利益が
もらえるというものです。
ですから、四国の人達はお遍路さんに
優しいと言われています。
●四国八十八ヶ所の巡り方と流れ
四国八十八ヶ所の巡り方は、
通常は一番番号の低い寺院から始め、
時計回りにめぐるのが一般的です。
各寺院でお参りし、お経を唱えたり、
朱印をいただいたりすることが
一般的な巡礼の流れです。
また、反時計回りに回るのを「逆打ち」と
言うそうです。
●四国八十八ヶ所の巡礼の意義と思い
四国八十八ヶ所の巡礼は、信仰心の深化や
心身の浄化を求める人々にとって、
特別な意義を持ちます。
巡礼中には苦労や試練が伴うことも
ありますが、それらを乗り越えることで
内面の成長や自己啓発が期待できます。
また、仏教の教えや歴史的な背景を
学びながら、日本の文化や伝統に
触れることもできます。
■どれくらいの日数掛かるの?
では、実際「お遍路」を行うとして
どれくらいの日数がかかるのか?
全工程:約1.450㎞と言われています。
・徒歩の場合 → 40〜50日
・車の場合 → 7〜10日
・公共交通機関 → 20〜25日
あくまで目安ではありますが、
どのお遍路に関するサイトを調べると
大体この位の日数がかかるそうです。
■どれくらいのお金が掛かるの?
日数は分かったけど、ではどのくらいの
お金が必要なんだ?と思いましたよね!
もちろん、お遍路に行く人数、ホテル、ツアー
などのグレードによって金額は変わるので
参考として見ていただければと思います。
<必要費用>
交通費、宿泊費、食費、納経代、装束など
揃え出すと案外お金が掛かります。
自分の予算に合わせて用意する必要があります。
そして、あくまで目安ではありますが…
・徒歩の場合 → 50〜60万円
・バスツアー → 20〜30万円
・マイカー → 15〜23万円
・レンタカー → 20〜25万円
・公共交通機関 → 28〜38万円
と言う金額がかかります。
結局、一番かかるのが宿泊費と食費です。
コロナ明けで外国人観光客が増えている
状況なので、四国の大きな都市では
さらに宿泊費などの金額がかかる
可能性があります。
■まとめ
今回の調査報告書では四国八十八ヶ所を
ご紹介させて頂きましたが、良さも怖さも
少し私も含めて学べたかなと思います。
結局のところ、お遍路を行うには
「お金・健康・時間」がないとできない
事がわかりましたよね。
歩きでも車でも公共交通機関でも
「メリット・デメリット」がそれぞれ
ありますので自分の予算、自分の時間、
自分の健康状態に合わせて行く方法を
選んでみてはいかがですか?
調査報告完了
ご覧頂きありがとうございました。
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