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RODE Wireless ME

仕事やプライベートで、スマートフォン(iPhone14 Pro)で動画撮影をする機会が増えました。
最初は内蔵マイクでも満足していましたが、ハイエースの車内(ベッドキッド上)からリヤゲート越しに海を撮影すると、波の音が少し物足りなくなってきました。内蔵マイクが前方(撮影方向)に向いていないのが原因なので、前方に特化した指向性マイクが欲しくなりました。

ネットを色々と調べて行き着いたのが、ゼンハイザー「MKE 200」。
同じ買うならと上位モデル「MKE 400」と迷ったけど、「MKE 200」は電池を使わずスマホからの電力供給で稼働するので、乾電池はコンビニなどで入手できるとはいえ、いざという時の電池切れはやっぱり避けたいし、使う頻度を考えて、今回は「MKE 200」を購入しました。

MKE 200とミニ三脚
撮影する際はこんな感じ

サイズ感もいいので、マイクとミニ三脚を通勤やプライベートで持ち歩いていますが、同僚たちからは、敬意を込めて「変人」扱いされています。
確かに外付けのマイクを持ち歩く人って珍しいよね。

もっとも、仕事で出会って意気投合したプロカメラマンは
「まず写真で構図を極めて、次に動画に興味を持って、さらに音にこだわる流れは、動画制作者としては正しいステップ」と、酒好きの彼らしく酔ってはいましたが、褒めてくれました(笑)

もっとも、外付けのマイクを使うようになって、同じ動画でも印象が変わりました。音の大切さを実感できた分、持ち歩くだけの価値があると個人的に思っています。

ところが、最近、会社の月例会議で他業種の方を招いて講演いただくようになり、何故か(変人だからか)撮影担当に選ばれて、撮影した動画を最終的にYouTube(限定公開)で社内展開をするようになりました。

会社の備品にも新しめのビデオカメラがあるのですが、動画編集(といっても、サムネイル画像を自作して、必要部分だけ切り出した動画をつなぐだけ)から、YouTubeで限定公開するまでの一連の流れだと、やっぱりスマホ撮影がスムーズ。しかも、スマホだと明るく撮影できるがいい。

ただ、そうなると、MKE 200のような指向性マイクで離れて撮影すると、前方の講演者の声は録れても、会場内後方の音声はキレイに録れず、また離れた講演者の声に合わせて編集すると、どうしても全体の音声が大きくなって、バランスを取るのが難しい。

やっぱり、ワイヤレスマイクか…

とはいえ、スマホを使いたい。
スマホで使えるワイヤレスマイクを色々調べてみると、結構、面白い商品があって、今回もプライベートでの使い勝手と価格を検討して、「RODE  Wireless ME」を購入してみました。

本体(送信部と受信部)と付属品

付属品のケーブルも充実しているので、カメラやPCとも接続は簡単。リモート会議でも重宝しそうです。ただ、取扱説明書には日本語仕様がないので、分からないことはネットで検索しました。

面白い機能は、送信側と受信側、双方にマイクが内蔵されていること。
例えば、対談時に「撮影者(カメラマン)」が「演者」に質問しながら撮影したり、街中を2人で歩きながらの撮影など、少人数(1人~2人)で使うには便利そう。

「ゲインアシスト機能」で、音割れも防止して、常に聞き取りやすい適切なレベルでの録音することもできます。
100m程度、離れていても音声を録ることもできるのも講演会での撮影にも便利そうですし、バッテリー駆動時間は7時間あるので十分です。

来月の月例会議まで、プライベートで少し使い込んでみようと思います。

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