橘みつ

女性間風俗店の経営者です。 📚『レズ風俗で働くわたしが、他人の人生に本気でぶつかってき…

橘みつ

女性間風俗店の経営者です。 📚『レズ風俗で働くわたしが、他人の人生に本気でぶつかってきた話』日本🇯🇵台湾で販売中。 風俗の現場、コーチング、執筆、全ての場で、「自分(あなた・わたしそれぞれ)の人生を手放さないこと」を軸にしています。

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「橘みつ」がやってきたこと

2018年~2023年にかけて 対話型レズ風俗 リリーヴを運営し、 2024年からは 対話サロン イリアイを主宰する 橘みつの経歴一覧です。 目次から あなたの知りたいことを選ぶと、 いちばん近そうな内容が 載っている場所が案内されます! 2024.1.9 更新 いま考えていることX(Twitter) https://twitter.com/mitsu_lesbian 考えていることをよくつぶやきます。 誰かと関わるときにつまずく体験や、 自分自身を知って気づくことの難

    • 橘みつと対話サロンイリアイが提供してるもの

      こんにちは、橘みつです。 対話型レズ風俗リリーヴを閉店し、早くも3ヶ月が過ぎました。 そこで改めて、対話サロン イリアイとそれを主宰する橘みつについて、簡単なまとめを作りました。 あなたが「等身大のじぶん」に悩んだとき、対話サロンの利用がひとつの候補として浮かんでくれたら嬉しいです。 なお、メディア出演や掲載情報、過去に参加したイベントなど経歴の詳細は、こちらの記事も併せてご覧いただけたらと思います。 やってきたこと(簡易版)▼ 国際基督教大学 教養学部 卒業 ジェンダ

      • リリーヴ閉店日のご挨拶

        ご挨拶 今日の昼過ぎに「リリーヴの」橘みつとしての最後のご予約を終えたばかりで、 実はまだなにも振り返ることはできていません。 こんなにも実感が薄いのは、 ここで終わるのはお店の業務だけであると 思ってるからなのかもしれません。 だって実際、繋がったキャストとも、お客様とも、 全てが今生の別というわけではないんです。 わたしだけがみんなに会える…というわけではなく 今後も注視してくだされば、きっとまたあの時間を 懐かしむ機会に恵まれるはずです。 人の縁って本来、そうい

        • 命の恩人と推しを天秤にかけた話

          明確に推し活と呼べるものを始めたのは、2021年だったと思う。 lynch. というバンドのボーカル・葉月のインタビューを読んだことがきっかけだった。 読んだのなんて「ついで」だった。 インタビュー冒頭に掲載された写真の顔があまりに綺麗だった、というのは白状するところだけど。 もともと、目的はその前のページに掲載されているTHE BACK HORN(以下、バクホン)のボーカル、山田将司のインタビューだった。 『音楽と人』2021年2月号 のことだ。 「わたし」に当てはめ

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        「橘みつ」がやってきたこと

          老ナルキソス感想:自己防衛の湖に沈む

          きっかけは友人が 「見るべき作品だろうが、気乗りしない」 と言いながら見せてきたチケットだった。 『老ナルキソス』とあるが 老の字はおい、なのかそれともろう、なのか わからないし、慣れないカタカナの並びも スッと頭に入らず、上映開始時のアナウンスで やっと正しい作品名を認識した。 『老(ろう)ナルキソス』は、東海林毅監督が 70代のゲイの欲望と絶望を赤裸々に、しかし 現実的な描写にこだわって制作した映画だ。 20分ほどの短編作品として2017年のレインボーリール東京*に出

          老ナルキソス感想:自己防衛の湖に沈む

          次の10年の過ごしかた

          年を越す準備 年末年始、なんかすごく忙しい。 今年は特に意識的に、年越しに向けて いろいろ畳んだり仕込んだりしていった。 お店のキャスト全員と個別に会って 来年について話し合ったり(目標立てのために新年会もする) 可燃ゴミの最終日に間に合うよう 化石化する手前の瓶詰めを処分して冷蔵庫を磨いたり おせちこそ用意しないけど、ちょっと豪華な食事を手配して取りに行ったり 元日に来る母に祝箸や敷き紙やお重を持ってくるよう頼んだり 暦の流れを大切にして飾りたい!と フェスに

          次の10年の過ごしかた

          リリーヴ4周年、ありがとう!

          こんにちは、みつです。 4月から準備してきたリリーヴ4周年イベント。 無事に終わったーーー!!! 来てくれた方々 本当にありがとうございました! 直近で会ってた方とは、再会を喜んで すごく久しぶりに会えた方とは 生存確認したり 積もる話をすこし消化できたり 後日談聞いたり、言葉にならなかったりして 初めましての方は 聞いてみたかったことを話してくれたり、 そっと様子を伺ってるのを見守ったり、 「本/TVにいた人だ、本物だ!」 と言われたり…笑 みんなそれぞれ じぶ

          リリーヴ4周年、ありがとう!

          対話と会話を比較してみた(対話ってなに?その①

          こんにちは、みつです。 2022年、いかがお過ごしでしょうか。 イベントに、採用活動に、地方出張に、書きたい記事に… わたしはやる気に満ちたスタートを切っています。 が、正月が明けた瞬間から、 やれオミクロンだ やれ経済が底冷えだ 人身事故は多発で遅延ばっかだし、 なんだかんだと暗いニュースばかり。 すっかり急ブレーキを踏まされたような 気持ちになっています。 でも、もう今年こそは「充実してたー!」 って言えるような過ごし方をしたい!! わたしの充実は「みんなに会

          対話と会話を比較してみた(対話ってなに?その①

          ニセモノの街、ホンモノの街

          「東京に疲れた」 この言葉が頭から離れなくなってやっと、 金券ショップに走ることができた。 リリーヴをやっていることで、自身について いろいろとメディア等に取り上げてもらう 機会があっても、生活不安でまだ バイトを辞められずにいる。 そんなバイト先から 一番近い金券ショップの中で、 一番安そうなところを探した。 コツは 「特別価格。お尋ねください」 を見つけること。 連なっている店たちは、 暗黙のルールで他と同じ底値で販売する。 でも昔からそこにある老舗なんかは、

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          後編)メンタリストDaiGoに憧れかけてた限界店長の話

          2021.8.16 詳細の加筆と、前編のまとめを作りました ほとんど近況報告みたいな、前編はこちら。 前編のまとめ: ・わたしが何故 DaiGo 的な成功に憧れたか 闇堕ちしそうになった理由(=近況報告) ・「じぶんらしさ」とかに対して "価値" のつけられ方がエグいねって話 ・だから思想=じぶんが何か決めるときの軸 っていうのが大事だよね って説明が前編の主なとこです。 目次から近況報告を読み飛ばして、 直前だけ読むでもよさそう。 《思想 or 拡散の構図とお

          後編)メンタリストDaiGoに憧れかけてた限界店長の話

          前編)メンタリストDaiGoに憧れかけてた限界店長の話

          2021.8.16 ちょこちょこ具体例と説明を加筆 誰が読むかわからないから 本題に入るまでが長いんだけど、 ちょっと我慢して読んでほしい。 メンタリストDaiGo の今回の件って、 彼自体が特別なサイコパスってよりは 「人間味をかなぐり捨てた 成果至上主義の限界社会」 が生んだものかもしれなくて、 それはわたしだったり、 どこかの人だったりするのかもよ、って話だ。 時事ネタのくせに10,000字ぐらいある。すんごい。 仕事サボって書いた。 担当さん、本当にごめんな

          前編)メンタリストDaiGoに憧れかけてた限界店長の話

          初回セッションを受けたい方へ

          ※2023.3.3 料金と定期利用について 記載を変更しました こんにちは、橘みつです。 この記事は、 Cozy Dialogue 初回セッションについて 実際に参加した方の感想を紹介しながら どこでやっているの? どんなサービスを受けられるの? 「初回」ってどういうこと? じぶんが使ってもいいの? などの疑問にお答えする回です。 サービスを開始して1ヶ月。 検討材料が少ないまま、 お待たせしてしまいました。 これを読んだあなたが、 「じぶんらしさ」を探すことに

          初回セッションを受けたい方へ

          対話サービスって何するの?

          2022.3.3 サービス内容を一部見直しました。 定期利用契約 募集停止中ですが、 初回セッション/不定期利用は受付中! こんにちは、橘みつです。 今回は、対話サービス「Cozy Dialogue」の 初回セッションについてご紹介します。 わたしがこの3年間、大切に育ててきた 「対話型の風俗店 リリーヴ」とは いったい何が違うのかも整理しちゃう! Cozy Dialogue って何?Cozy Dialogue(以下、CD)でするのは ひと言でいうと「対話」です。 つ

          対話サービスって何するの?

          新しいこと、はじめます!

          こんにちは、橘みつです。 新しく、みんなとかかわれる機会を つくることにしたので、お知らせします。 今までは 「対話を大切にした、女性同士の風俗店」 という一風変わったお店を立ち上げ、 キャストとして接客し 店長として経営をしてきました。 そのあたりの詳しくは 『レズ風俗で働くわたしが、他人の人生に本気でぶつかってきた話』 (台湾版が 2021年4月 出ました!!) を読んでほしいのですが… この数年接客を通して考えてきたことは、 「どうすれば、じぶんの人生を素直に

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