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【読切】まだ間に合う!2020年に向けた集客対策! インバウンドマーケティングを始めよう!

2020年に向けて増え続けている訪日外国人…
日本国内の旅行者が増えていく中、やはり外国人の受け入れ体制は整えて置かなければなりません。

JTB総合研究所によるとこんなデータがあります。https://www.tourism.jp/tourism-database/stats/inbound/

2013年に1000万人を超えた訪日外国人は右肩上がりに増え続け、2018年には3000万人を超えました。

そして訪日外国人の多くはアジアから。
韓国、中国、台湾をはじめ、その他アジア諸国が訪日外国人シェア6割以上を占めています。

近年かなり中国、韓国系のお客様が増えていませんか?
飲食店で働いている方はすでに実感されていると思いますが、実際彼らは宿泊、観光、食事を楽しみに来ています。

いわゆる中国・韓国をはじめ各国にもグルメサイトがあり、現地の言葉で日本のお店が紹介されています。

良い口コミが入ればそれだけ影響力があります。
加えてインスタをはじめとしたSNSの情報も来店動機に。
(もちろん逆もありますよ)

さらに観光庁では2020年の訪日外国人の数を4000万人としています。
WEBマーケティングも訪日外国人を意識していかなければなりませんね。

それでは、前置きが長くなりましたが、飲食店インバウンドマーケティングをアップデートして行きましょう!

①外国人向けメニューブックを作ろう

初級編ですが、皆さん用意はできていますでしょうか?
加えて、ホールスタッフに外国人のお客様が来た時のオペレーションは整っていますか?

訪日外国人を受け入れるには、まず店内体制を整えなければなりません。
はじめの一歩として、メニューブックを作るところからはじめましょう。

英語のメニューはもちろんですが、中国語・韓国語も必要です。
観光地の飲食店で、日本語・英語・中国語・韓国語の4カ国が入ったメニューを使っているところがありました。

確かに分けて作るより製作コスト下げれるし、来店時にメニューを差し替える必要もありません。
今はまだ少なくても、2020年には当たり前のように外国人が来店する…
そう考えると、先に用意しておいた方がいいですよね。

あと忘れちゃいけないのが、店頭には外国語メニューがあることを張り出しましょう。

せっかくなのでホームページにも英語、中国語のメニューを掲載してください。
既存のデータがあれば、PDFにしてアップしておいてもかまいません。

web上でもしっかり認知させておいてください。


②外国人スタッフの採用、あるいは英語が得意なスタッフを採用

在日外国人も続々と増えています。

海外から日本に遊びに来る外国人は友達が働いている…という理由で来店につながるケースも。

また、アジア諸国の方々は母国語と英語、日本語と数か国語話せる方もたくさんいます。

外国人労働者の面接時には何カ国話せるかもしっかりヒヤリングして採用していきましょう。

さて…今までいろいろな国の方々と現場で働いてきましたが、やはり一生懸命働く方が多いです。

特に日本語の上手な人たちはそれだけで意識が高いとわかります。

いきなり日本語の話せないスタッフを雇うとコミュニケーションにかなり時間を取られてしまいます。
また言葉の壁のせいであまり長続きしない印象。
ある程度在日期間が長い、日本語が上手な方を雇うのが無難でしょう。

在日外国人を雇うメリットは他にもあります。彼らは日本国内で同郷が集まるコミュニティがあります。

人員不足の際は、まず外国人スタッフに相談するといいかもしれません。
大抵紹介したいという方が出てきます。

ちなみに、下記に外国人労働者を雇うときのリンクを貼っておきます。
今まで外国人を採用されたことのない店舗は目を通してください。

やはり日本人に比べると手続きが複雑で、管理も大変です。

引用元:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/jigyounushi/page11.html

③フリーWi-Fiを入れよう!

訪日外国人の店舗選びのポイントの一つにWi-Fiの有無があげられます。
現場に立たれている方は経験があると思いますが「フリーWiFi」のつなぎ方はかなりの頻度で聞かれますよね。

つなぎ方を知っているスタッフがいても英語がわからなかったり、パスワードがわからなかったり、不具合が生じるとそれだけで時間がかかってしまいます。
Wi-Fiの設定方法を翻訳して、英語メニューに差し込んでおくと外国人のお客様にかなり喜ばれます。

重要度は低いかもしれませんが、こういった気の利いたお店が良い口コミのきっかけになりますよね。

④外国人が見るグルメメディアとは?

さて海外でも、日本同様にスマートフォンが普及し、スマホでお店検索が主流です。
もちろん情報メディアを中心にしていますが一体どんなサービスがあるか?

さっそく見ていきましょう。

日本が展開しているインバウンド向けグルメメディア。

favy(ファビー)

日本で今一番勢いのあるグルメサイト(といっても過言ではない)favyからのご紹介です。
ぐるなび、食べログ、ホットペッパーに続き、Retty、favyと頭角を現してきました。favyと言えばサブスクリプションモデルをイメージする方も多いでしょうが…さにあらず、今は様々なサービスを展開しています。

どのサービスも飲食店の現場の声を具現化したもので、飲食店の気持ちを理解されたものが多いです。

さて、その中の一つが「favyインバウンドプラン
ご存知の方も多いと思いますが、favyではSNS広告を主軸に認知度を高めてきました。

特にfavyが得意としているFacebook広告は、世界的にも利用数の多いので効果バツグンです。
欧米だけでなく、アジアでの効果も期待大!
まさに得意を活かして、海外マーケットをとらえた販促と言えます。

ちなみに中国ではSNSの規制がかかっているので、中国人はターゲットにはできませんが…

余談ですが、中国で規制がかかっているメディアは以下の通り。

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