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マイクロファイバータオルリメイク

ここでは、過去に製作したリメイクアイテムを失敗も含めて簡単にご紹介致します。

母目線で考えるパタンナーが、一昨年リメイクしたのは、マイクロファイバータオル。

お風呂上がりのドライヤーから逃げる子供達の防寒対策として、タオルキャップにリメイクしたので記録しておきます。

【タオルキャップを作ったきっかけ】

何故でしょうかね…
子供達は、お風呂あがりに1番元気になって、着替える前に踊り始めたりするのです。

頭が濡れたままで風邪を引いても困るので、どうにかしたいと思っていましたが、マイクロファイバーでタオルキャップを作れば速乾性があるし、被っている時も温かそう!という事に気が付き、100均のマイクロファイバータオルを買ってリメイクすることにしました。
(これは製作していない色違いのもの)

ドライヤーをするまでの間、タオルキャップを被ってもらう事で、お風呂上がりも慌てることもなくなり、男の子は髪が短いので、キャップを外す頃にはほとんど乾いていたりします。

これは作って正解!

今では、子供達が自ら被ってくれる様になり、すっかり我が家の必須アイテムです。

【形の拘り】

タオルキャップは色々な形がありますが、ネットで検索すると、長く尖っている形が多く、どれもしっくり来ず…。

少し丸みを持たせたフォルムにしたくて一度仮縫をして微調整。
被った時に可愛く見えるようにパターンをオリジナルで製作しました。

そして完成したものがこちら。

私が求めていたのはこの形。
限られたサイズの中ですが、オリジナルパターンでこう言う微妙なシルエットに拘れるから楽しい!

帽子のてっぺんは、
裁断したハギレを少し詰め込んで手まつりでポンポンになる様絞っています。
この大きすぎない所がポイント。

被ると「きのこ」みたいなフォルムがなんとも言えず可愛らしくて、我が家の人気アイテム。


内側の縫代処理も、毛羽が出ない様に袋縫いにしました。


写真を見た友人からも「オーダーしたい」と言う声があり、追加で製作しプレゼントしました。

タオルからのリメイクだとサイズに限りがあるので、あまり大きなサイズは作れないのですが、子供ならぴったり。

【製作時の注意点】

一つ製作時の注意点があります。
このマイクロファイバータオル、縦横で伸縮率が大きく違います。
被った時に横方向(ゴムを通す方向)に伸びる様にして製作すると良いです。

製作する素材の伸縮は必ず裁断前に確認する様にして下さい。
(当たり前のことですが、失敗した経験があるので…)


今年もこのオリジナルタオルキャップは大活躍中です!

この様に、これからもリメイクアイディアをシェアしていくので、
興味のある方にとって、少しでも製作のお力になれたら嬉しいです。



※この記事の文章、画像は全て、無断転載をお断りいたします。
宜しくお願い致します。

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