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【自己紹介】母目線で考えるパタンナーとは

初めまして。

私は6年前まで、大手企業のレディースパタンナーとして勤務しておりました。


品質に厳しい会社だったので、様々な知識、技術を習得。
ステップアップの為転職活動中、妊娠が発覚し、退職することに…。


ただ、決して主婦になりたかった訳ではなく、ずっとパタンナーとして働き続けるつもりだったので、その後も転職サイトに登録したまま、縫製とパターンを在宅で請け負いつつ、今後どうすべきか5年間悩み続けていました。

そして、やっと気が付いたのです。

主婦になったことを後悔するのではなく、
母になったからこそ生まれるアイディアを、オリジナルのパターン製作に活かせばいいのだと。

特に、妊娠出産を機に着なくなった服や、子供服の寿命の短さに愕然
中には一度しか着ずにサイズアウト…?


お母さんになった方には、この思いは共感していただけるのではないでしょうか。


パタンナーとして、長く着ていただく事を考え、服を作り続けてきた私には衝撃的でした。

価格の安さだけで買ったもので無ければ、
柄も素材も気に入って買った服
=好きな生地在庫が家に沢山ある

ということ。

私は、その貴重な生地、どうせ捨てるなら、もう一度リメイクしてから捨てよう!と考えました。

「リメイク〇〇」と検索しても、バッグ類や簡単リメイクしか出てこない…
でも本当はもっと可能性があるはず。
その幅を広げる為、オリジナルパターンでリメイクを始めました。

そこから、限られた生地の中で作り替えるパズルのような楽しさに魅了され、もっと色々挑戦してみたいと思いました。

ここでは、
母を経験したパタンナーが、
「リメイクでどこまで出来る?」
の課題への挑戦する記録
を中心に、日々の仕事、オリジナル製作に関連して縫製の基礎知識もシェアしていきたいと思っています。


パタンナーの腕が試されているみたいで
ワクワクします!

服を大切にされている方、
着ていない服が沢山ある方、

ミシンをお持ちの方は、その捨てる服が貴重な生地在庫になっている事に気がついて頂きたい。

そして、いつか私のパターンで、リメイクの幅が広がり、多くの方に楽みが繋がっていくと嬉しいです♫


まだまだこれからなので、どこまで出来るか分かりませんが、失敗も含めて永く見守って頂けるとありがたいです。

どうぞ宜しくお願い致します。


※この記事の文章、画像の全ての無断転載はお断り致します。
宜しくお願い致します。

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