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これまで来た道、これから行く先

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旅がどこまでも続くように。1000字エッセイ。
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記事一覧

何を信じる?<情報的健康>

何を信じる?<情報的健康>

以下の中で、真実はいくつありますか。(0個でも全てでもありません。)

サウナで心臓停止が相次ぎ、年間1万7000人が死亡している。

宮内庁が、インスタグラムの公式アカウントを開設する。

岸田政権が奨学金・失業手当に課税すると発表した。

米疾病予防管理センター(CDC)が、新型コロナウイルスに対してはワクチンよりも自然免疫の方が効果があることを認めた。



答えは、真実は2番目のみで、他

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ChatGPTにしりとりを挑んで勝ってみました

ChatGPTにしりとりを挑んで勝ってみました

Halです。猫も杓子もChatGPTを利用しているようなので、私も使ってみました(ChatGPT 3.5)。今回は、ChatGPTが最も得意そうなしりとりに挑んでみたので、スクリーンショットとともにお楽しみください。

まずは基本の挨拶から。敵にも礼儀は忘れません。

「光栄です」ときました。向こうもなかなか好戦的です。これはいい勝負になりそう。

私は、しりとりはChatGPTが圧倒的有利であろ

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お恥ずかしい限りでして

お恥ずかしい限りでして

2024年3月5日早朝。

夜中のうちに来ていたnoteの「スキ」の通知に気づいたため、スマートフォンでnoteアプリを開きました。すると、こんなポップアップが。

いやはや、6年間noteに投稿し続けて、初めての体験であります。「おめでとう」と言われて、いやな気持になる人はいませんからね。私もここまで来るのに随分かかったなあ、としばし感慨に耽りました。

ところで何の記事が注目されたのかな、と改

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Money Can't Buy, by the by

Money Can't Buy, by the by

先日、バレンタインデーの贈り物について投稿したが、今年も職場で数名の同僚から頂いた。先日の投稿こそ、義理だの本命だのと少々ふざけた調子で書いていたが、本心としてみれば、目的がどうであれ頂けるのはうれしいものだ。毎年、感謝の気持ちをもって受け取っている。職場の人間関係を円滑にする一つの手段であろうと思う。

バレンタインデーにとどまらず、何か贈り物を頂いた以上は、お返しは当然するものであろう。ホワイ

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3.11 コーラの幸福

3.11 コーラの幸福

元日の地震を受けて、改めて私が東日本大震災に遭った時の様子を思い起こした。ライフラインが止まり、飲料・食料が入手困難だったという記憶が、まず頭に浮かんできた。

私の家族が居住していた地区でも、避難所が開設された。それまでの災害教育で、物資は避難所に集まり、当該地区の住民に配布されると聞いていた。3月11日の夜に、私は父と二人で避難所に向かった。

冷静に考えれば分かることだが、当日の夜に救援物資

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Hal就活格言集

Hal就活格言集

何度かこのnoteでも書いたが、私はことごとく大学新卒時の就活で不合格通知を受け続けてきた。その精神的打撃は非常に大きく、多少なりとも性格も変わってしまったのだ。

そんな私だからこそ言える、実感のこもった就活格言を披露しよう。これから就職活動に臨む人への注意喚起も込めて。社会人のみなさんには、「そうなんだよな」と頷いていただければ幸いである。

しばしば、求人募集の文言で「少数精鋭の会社(部署)

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『noteプレミアム』検討会議

『noteプレミアム』検討会議

「noteプレミアム」(以下、カッコなしの「プレミアム」)に登録するかどうか、真剣に悩んでいる。

ここで、プレミアムの概要に触れつつ、私が迷う所以を語っていきたい。

まずこれは、noteの有料会員制度である。月額500円で、登録初月は無料。額としても良心的な印象だし、初月無料というのも(ありふれた戦略とはいえ)入口のハードルが低く、まず試したくなる設計だ。

プレミアム特有の機能は、以下の通り

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主語の大きさと心の広さ

主語の大きさと心の広さ

主語が大きい、という批判を、最近目にしたり耳にしたりする機会が多い気がする。個人的には、非常に窮屈な言論の場だと感じている。

「主語が大きい」と言われる例を挙げるとすれば、こんな文章だろうか。

「すべての~」と言っていなくても、「会社員が、必ずしも就業時間を固定されているわけではない」という批判を呼び、それを端的に「主語が大きい」と表現されるだろう。もしくは、「会社員がノマドワーカーに憧れや嫉

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ChatGPTと母校について話していたらケンカになりました

ChatGPTと母校について話していたらケンカになりました

Halです。猫も杓子もChatGPTを利用しているようなので、私も使ってみました(ChatGPT 3.5)。今回は、私の母校について会話したので、スクリーンショットとともにお楽しみください。

やはり、相手が人間ではないとはいっても、挨拶は必要です。先方も元気に挨拶を返してくれました。

特に「お手伝い」は必要ないので、雑談をしたいとお願いしてみました。あくまで丁寧に。

快く雑談の相手をしてくれ

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ふるさとを想う

ふるさとを想う

ふるさとに、名前はない。

静かに北上する東北新幹線。仙台駅を過ぎてからほどなく、私が幼少の頃から住んでいた街が見えてくる。出張で仙台を通過するときには、流れゆく車窓のその一瞬を見るためだけに、街を俯瞰できる左側の座席をいつも選ぶ。

大学進学のため、私が家族とともに仙台を去ったのは、十年前のことだ。見慣れていたショッピングモールも、いつしか敷地を拡大して、当時の様子とは異なっている。遠近の山々に

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Halのnote 6周年記念バレンタインデー

Halのnote 6周年記念バレンタインデー

きょうはバレンタインデー。私が小学校中学年ごろに上がった頃には、「義理チョコ」の習慣もかなり浸透してきていたこともあって、毎年この日には恩恵に与ってきた。もっとも、「これは義理チョコ」「これは本命チョコ」などとハッキリと指定されて受け取るわけではないので、自分自身の幸福感のためにも、全てを本命チョコであるように思うようにしている(みんなに同じチョコを配っていたら義理チョコ確定じゃないか、なんて無粋

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みんなタイトル長くない?

みんなタイトル長くない?

言いたいことはタイトルの通りである。もうここで、この記事を書き終えてもいいほどだ。

PCでnoteのトップページを開くと、画面いっぱいにカテゴリー別の記事が並んでいる。そこに各投稿のタイトルが表示されているわけだが、――総じて長い。タイトルは、1行12文字で3行目まで表示される仕様になっているものの、そこへ収まっていないものもいくつも見受けられる。

みんなタイトル長くない?

私自身は、書いた

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限界難な意味軸をもつ世界線

限界難な意味軸をもつ世界線

言葉が日々生まれ、廃れ、意味も形も移り変わることは十分理解しているつもりだし、いちいち「誤用」と指摘できるほどの語彙があるわけでもない。しかし、最近どうしても自分の中に受け入れにくかった言葉を紹介していこうと思う。

まず欠かせないのが「世界線」である。近年大ヒットした歌の詞にも出てくるようなので、おそらく既に浸透しているのだと思う。私が理解している限り、最近現れた意味における「世界線」は、およそ

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コノセカイハキレイダ

コノセカイハキレイダ

Mr.Childrenのヒット曲『innocent world』に、こんな一節がある。

最近、まさにその通りだと感じている。noteへの投稿を考えようとすると、 まず頭に浮かんでくるのは仕事に関する話題だし、ぼうっと一人で考え事をしているときも、仕事のことが頭をちらつく。そのことを形容する場合、仕事に「よごされている」という言葉がやはりしっくりくる。仕事に「支配されている」とか「侵されている」で

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