MA変更可能+別時間足標記可能MACD
こんにちは、レめん(@cris_crypto)です。少し前からインジをいじり始めたため、少しずつ公開していこうかと思います。まずはMACDです。
今回のMACD機能変更点をまとめると
・交差時の十字表示と色変え
・別時間足のMACDが表示可能
・MAの種類を選択できる
・交差時のアラート機能
の4つになります。
ポンドやBTCのようなボラリティの高い通貨は、そのままのEMA設定もしくはSMAにしてダイバージェンスなどを確認するときに使用しています。こういったボラの高い通貨は感度の高いMA系統を使用すると、小さなダイバーが頻発するため騙しが多くなるからです。
一方でドル円などのボラが低い通貨では、少し感度を高めたDEMAなどを使用し、初動を早く掴めるようにしています。他の通貨でも通貨ごとに違う挙動を示すため、MA分析を用いてカスタマイズが簡単にできるようにしました。(下記で簡単に分かるように説明します)
Twitter見てても色分けや使い分けを皆さん個人個人で見ているところが違く自分色があるため、使いやすいようにしてみました。
今回作成したものは公開していますので、TradeingViewのインジゲーター検索より「Color_macd」とお調べください。
これで追加出来たと思います。
さて、トレーダーの皆さんでもMACDを扱っている方は多いと思います。このMACDですが、デフォルトで使うと若干見にくい部分があると思い、交差時に十字の印をつけると共に、色が変わるように変更しました。
また、設定により別の時間軸のMACDを表示させることができます。例えば、15分足チャートに4時間足のMACDを表示させるなど。
ここの設定から入り
「現在設定中の時間足をつかいますか?」のチェックを外します。そして好きな時間足を設定すると
このように、別時間足のMACDが表示されます。今回は15分足チャートに4時間足を適用したMACDを表示しています。
次に、MACDは短期EMAと長期EMAを使用するのが一般的ですが、EMA以外のMAにも対応できるようにしました。
先ほどと同じく設定にいき
赤丸のところで好きなタイプのMAを設定してください。MAのタイプは全部で10種類になります。
SMA:単純移動平均線
EMA:指数平滑移動平均線
DEMA:二重指数平滑移動平均線
TEMA:三重指数平滑移動平均線
WMA:加重移動平均線
VWMA: 出来高加重移動平均線
SMMA: 平滑移動平均線
HullMA: ハル移動平均線
LSMA: 最小二乗移動平均線
ALMA: ARNAUD LEGOUX 移動平均
例として、EMAとTEMAを用いたMACDを比較します。
同じ通貨、同じ時間足を用いたMACDです。TEMAとEMAではこんなにも違いが出てきます。
今回の場合はEMAをより敏感にさせたTEMAの方が初動に早く、細かい動きを繰り返していることがわかります。(当たり前ですが)
また、MA計算に使用するソースは自分で選べるようになっています。(デフォルトは終値)
さらに交差時にアラートが鳴るよう設定できるようにしました。
アラート設定から「C_MACD」を選ぶと、使用中の時間足でMACDとシグナル線が交差した場合にアラートが鳴ります。
これにより通常のMACDより見やすく、さらに状況に応じた使い方が可能になると思います。
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