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【音ゲー記事】クリアマークを増やしたい方々へ捧ぐ文章

こんにちは。れめです。

最近ポップンの48~50に挑戦している方を多く見かけるのですが、皆さんモチベが非常に高く、応援したい気持ちに駆られる毎日です。
そんな皆さんのために何か支えになるようなことはできないか…と考え、このnoteを書くに至りました。

自分がクリアマークを埋める際にどのようなことを行っているかや、何を意識しているか等を伝えられたらと思います。
※本記事はクリア目線の話であり、スコア目線とは全く異なるので、その点ご注意ください。


0. 軽く自己紹介

内容の正しさも勿論ですが、どのような人が発言しているかも世の中大事だと教わったので、簡単に自己紹介を挟ませていただきます。

・ポップン9.8割、他0.2割の音ゲーマー
・ポップンクラス100.34(2023/7/23時点)
・全EX譜面のクリアマーク埋め済
・ズレ譜面、ソフラン譜面、Lv50が得意
昔は生粋のクリアラーだったが、ポップンクラスを伸ばしたすぎてスコアも意識するようになった経緯がある
・白青・赤黄が届かないぐらい手が小さい(たまに肘を使用)
・もうすぐプレイ回数の桁が増えそう

0.5.忙しい人向け(要点まとめ)

・少しレベルが下の曲の罰減らしをして地力を上げる
・HSを1,2段階上げる、ミラーをかける等で譜面認識を変える
・難所の運指をなんとなく覚える
気持ちで勝つ

1.そもそもなぜクリアできないのか


前提として、できないことには必ず理由があります。
そしてなぜできないかを考えたときに、概ね以下のどれか(あるいは複数)が該当します。

①クリアに必要な力(筋力、譜面認識力、体調)が足りていない
②(押せる地力はあるが)譜面の認識が間違っている
③曲に対する対策が足りていない
④気持ちで負けている

今回は上記4つに焦点を当て、どのようなアプローチが有効かを書いていきます。


2.『クリアに必要な力(筋力、譜面認識力、体調)が足りていない』へのアプローチ


基本的にはこちらが当てはまるかと思います。
いわゆる『地力不足』ってやつです。

こちらに関しては、受験勉強で例えると学力が足りていない状態なので、この状態のままいくら特攻してもクリアはできません。
となるとどうすれば良いかというと、もちろん地力上げですね。

ここで「地力上げって言っても何すればいいの?」となりますが、1つ紹介すると
『(目標より)1つ2つレベルが下の譜面の罰数を減らす』『2つ3つレベルが下のフルコンを狙う』ことが効率良いかなと思います。
単純かつモチベを保ちやすい方法なので、とてもオススメです。
例えばLv49のクリアに苦労している場合、普段のプレイに『Lv48の銅☆~◇、Lv47の銅☆~フルコンを狙う』のメニューを追加するなど。
(フルコン狙いはメンタルに悪いので、銅☆狙いぐらいが一番オススメです)

ここで最も大事なのが、苦手譜面や嫌いな譜面を避けないことです。
普段のプレイ中に、
「階段苦手だからMetamorphoseやGrand Chariotはやめておこう…」
「同時押し苦手だからワラベステップやビーストメタルはやめておこう…」
「ソフラン嫌いだからそふらんちゃんやDDRはやめておこう…」
と考えていませんか?

所詮ゲームなので、楽しむことが第一なのは勿論そうなのですが、苦手から避け続けると永遠に苦手なままで、クリアマークが永遠につきません。
本気でクリアマークを増やしたいなら、得意譜面のスコアを詰めることよりも苦手譜面を何度もプレイすることの方がよっぽど大事かつ効率が良い練習だと思います。
更に言うと、個人的な偏見ではありますが、苦手譜面に向き合ってる人ほど
地力の向上が早い
です。

苦手譜面の割り出し方ですが、私の場合は地力が近い方と"譜面属性毎で"比較し、以下のようなレーダーチャートを浮かべて評価しています。

譜面属性別レーダーチャート(10段階/自己評価)

私の場合、Lv50の高密度譜面やソフラン・ズレハネなどのテクニカル要素が求められる譜面が得意ですが、片手処理や基礎スコア力が厳しいので、必ず階段や片手処理要素が強い譜面を練習する時間を確保しています。


苦手譜面と向き合うコツですが、
・うまくできなかった:どうせ苦手だから、うまくプレイできなくてもこれは仕方ないか~
・うまくできた:苦手なのにうまくできた!!!!!!!!
というマインドでプレイすることです。
この考えでやると、ゼロかプラスかになり期待値が高いので、かなりメンタルに優しいです。

また、自論ではありますが、得意譜面はプレイしなくても案外得意なままというのもあります。
なので、「せっかく得意曲があるのに下手になったらどうしよう…」なんて考えるよりも、苦手を補うプレイスタイルの方が効率的です。どうせ後々地力が上がって得意曲もうまくなります。
(そもそも得意/苦手なんて相対評価でしかないので、クリアマークを埋めるために特定の属性を鍛える…という考え方が良いと思います。


3.『(押せる地力はあるが)譜面の認識が間違っている』へのアプローチ


地力は足りていて、押せる配置なはずなのに、なぜか取りこぼしてしまう…という箇所がある場合へのアプローチ方法について。

この場合、高い確率で譜面の認識自体が間違っています
また、「ちゃんと譜面画像も見て形もわかっているのに、なぜか押せない!」というパターンもありますが、これは脳の処理が間違っています。
いわゆる、呪われている状態です。
そして呪いの怖いところは、わかっていてもなかなか直せないところです。

私はSymsonic Breezeのコレに酷い癖がついてるせいで、100回以上やってもパフェれません


この項では、呪いを解除するためには何が有効かを記載します。

・オプションを変える

これが一番手っ取り早く、有効です。その中でも特に有効なのが、『HSを1~2段階上げる』ことと、『ミラーをかける』ことです。
認識が間違っているのなら、譜面自体の見え方を変えてやろうという作戦です。
(人によっては、ランダムをかけたりHyper譜面をプレイしてリズムを理解し直す等のアプローチもあるそうです)

呪われるほど同じ譜面を繰り返しているのなら、なんとなく譜面の形も覚えているはずなので、HSを1,2段階上げても特に問題なく押せたりします。
また、ミラーをかけることで、別譜面として認識したり、押しやすい配置が増えたりして突破できることもあります。
更に言うと、どのレベル帯でも体感4~6割はミラーが有効です。ミラーが役立つ場面は非常に多いです。

★参考:私がLv49をやる時の基本オプション★

無:基本正規 赤:基本ミラー 橙:どっちもアリ 青:特殊(乱など)
※私の押し方・認識の癖ではこのオプションが合うというだけなので、
有効オプションは人によって千差万別です

ちなみに口頭で何かアドバイスを要求された場合、まず「HS1段階上げる」「ミラーを試す、既にミラーの場合は正規に戻す」をとりあえず提案しています。

・放置する

上記を試しても歯が立たない場合は、どうしようもないレベルで深刻な呪われ方をしているか、地力が足りていないか等の別の原因があります。
無いものはしょうがないので、ここはおとなしく放置をキメましょう。

ちなみに放置の目安ですが、早くて1ヶ月、長くても3ヶ月程度…でしょうか。
その間に地力上げをしっかり行っていれば、久々にプレイした時に何かいつもより押せている感覚があれば希望があります。
ただし、再度呪われるリスクももちろんあるので、粘着は程々に……


4.『曲に対する対策が足りていない』へのアプローチ


3.と少し被りますが、こちらは「地力以外の要素が足りていない」場合に該当します。
逆に言えば、少し頭を使えばどうとでもなる部分なので、なるべくこれを言い訳にするのは避けたいところです。

音ゲーにおける「対策」に該当する部分を記載します。

・(ソフランの場合)サドプラを使用する

ソフラン系の曲が埋まっていない場合、サドプラを使用すると突破できる場合があります。
(加えて譜面の見え方も変わり、呪いが解除される期待もできます!)
Lv49の場合、例としてクラシック系、西馬込、Candy Crime辺りは特に有効です。

予め譜面画像とにらめっこしつつ、ここなら余裕を持って外せるな…感のある場所を把握しておきましょう。

【例:クラ9EX(※ミラー)の場合】青で括ったところを左で押しながら付け外し
自分に合った方法を探しましょう👍

・左右振りの場所を覚える

人間は想定外の出来事に弱いので、突然左右振りが発生するとだいたいリズムが崩れ、ボロボロになりがちです。
逆に言えば、想定内の出来事であれば構えられるため、崩れるリスクを大幅に減らすことができます。
とは言ってもできる対策といえば、とりあえず数回プレイし、振られる場所(白青配置など)をなんとなく覚えておく程度で大丈夫だと思います。

・難所の左手・右手の分担を決めておく

難所の密度が高すぎてわけわかんないよー;;という場合、左手と右手の分担を決めておくだけでも罰数を減らせます。
上記の左右振りとやや被りますが、想定外の発狂が押せないなら想定内の運指を組めばよいという理論ですね。

スケールアウトの密度が高い地帯(83~84小節)を例に挙げて説明します。

ここは非常に高い密度でドカドカ振ってきて、常に手を動かしていないと拾い切れない配置となっており、本譜面の難所の1つと言えます。
しかし実は左右振りはそこまで多くなく、(正規の場合)1ヶ所を除き赤ボタンは基本右手で押すことを知っていれば案外押し切ることができます。これを知っているのと知っていないのとではけっこう大違いです。

線より左は左手、右は右手


5.『気持ちで負けている』へのアプローチ


こちらはいわゆる負け癖とか、難所を抜けてクリアペースになり緊張で思ったように押せない…とかそういうのが該当します。
正直メンタルに関わる部分ですし、緊張してしまうのは人間の性質上仕方ないので対処するのは難しいのですが、一応私の中で1つ攻略法があるので紹介します。

・普段から捨てゲーをせず、何があっても1曲キッチリ演奏し切る癖をつける

もう自己べが狙えない、もうクリアが狙えない…となった瞬間に捨ててしまったり適当押しになってしまうと、負け癖がついたり、手が止まる癖がついたりしがちです。
また、仮に捨てゲーを繰り返して後半まで行けたとしても、後半の譜面をあまり覚えておらず、万全な状態で挑めないリスクも付き纏います。

私の場合は、(KAC等の)スコアタ、ボタン無反応等のメンテ案件を除き、一切捨てゲーしない方針でプレイしています。
理由は以下のメリットが大きいと考えているからです。

1曲を演奏し切る集中力を鍛えられる
・難所や左右振りの箇所を覚えることで、次回以降対策ができる
・1曲を通してのアベレージスコアを把握し、自分の地力をより正確に測ることができる
・部分的にうまければ、理論値スコアを上げることができる
・難しすぎて手が止まってしまう現象を防ぐ
・たくさん叩けるので地力上げの効率が高い、しかも1ノーツ辺りの金額を考えるとお得!

6.まとめ

色々書いていたらすごい物量になってしまった…
正直まだまだ書き足りないレベルで他にも考え方とかコツとかはあるのですが、今回はLv49前後のクリアを目指している方向けに作成したので、今回は割愛させていただきます。
とりあえずアプローチの方法は沢山あるということが伝われば幸いです。
皆さんのクリアランプが1つでも多く増えることを祈って────……

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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