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「建築家」のためのアーキテクチャーフォト流ウェブ情報発信講義

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組織設計・小規模設計事務所での実務経験の後、独学でウェブメディアを立ち上げビジネス化した経験をもとに、「建築」を生業とする人たちに参考になる考え方・情報・ノウハウ・を綴っていきた… もっと読む
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記事一覧

両極端の価値観を内包し新しい建築展の可能性を提示するーー中山英之による、TOTO・ギ…

中山英之さんの、TOTO・ギャラリー間での建築展「, and then」に行ってきましたのでレポートし…

”無意識のカテゴライズ”を意識しポジションを取ることがプロジェクトの成功に関わる

先々週くらいまでテレビ東京で放送されていたドラマ「デザイナー渋井直人の休日」にはまってい…

苦手を分解してみると、その中で出来ることが見えてくる

今日も、思いついて、明確に言語化できていないことを、ここに文章を書くことで、思考を整理出…

「マイクロ・エディッティング」という思想

こんにちは。 アーキテクチャーフォトの後藤です。 今日はあまりまとまった話ではないのです…

一見、非合理的に見える形状は、合理性を追求した結果生まれるーームトカ建築事務所に…

こんにちは。 アーキテクチャーフォトの後藤です。 先日、東京・恵比寿にオープンしたギャラ…

中心に据えられた存在感のある階段が、未来に"建築"であることを担保するーー御手洗龍…

こんにちは。 アーキテクチャーフォトの後藤です。 今日は先日、内覧会に伺った、御手洗龍建…

消費を加速させるデザイン

こんにちは。 アーキテクチャーフォトの後藤です。 ちょっと前に、髭剃りを買い換えました。 ぼくは、電動式ではなく、カミソリ式の髭剃りを使っておりまして、10年前くらいから同じシリーズのものを使っていて、その持ち手につける専用のカミソリ刃を、何も考えず、劣化するたびに、継続的に買い続けていました。 (このように継続的に同一商品を買わせてしまう仕組みもすごいのですが、それはまた別の機会に、、。) 10年も使ってきているので、持ち手部分も多少悪くなってきていたので、思い切って新

情報収集における、建築の歴史という縦軸と、同時代のクリエーションという横軸。

こんにちは。 久々になってしまいました。アーキテクチャーフォトの後藤です。 以前から漠然…

フラットに世界を見るまなざしによって、建築を開き世界とつなげるーー伊藤暁建築設計…

こんにちは。 アーキテクチャーフォトの後藤です。 今日は、南青山のプリズミックギャラリー…

青木淳さんの「矛盾を見つけてそれを解決する」という建築の作り方を、アドルフ・ロー…

こんにちは。 アーキテクチャーフォトの後藤です。 今日は、青木淳さんのほぼ日での糸井重里…

仕組みをデザインすることで生まれる不均一な壁の表情が"現代的に"ラグジュアリーを生…

こんにちは。 アーキテクチャーフォトの後藤です。 今日は建築家の井上洋介さんが設計した「…

展示プログラムと会場構成の一体感が、紙の物質感を視覚を越えて体感させてくれるーー…

こんにちは。 アーキテクチャーフォト後藤です。 今日は、建築家の中山英之さんが会場構成を…

"住み継ぐ"という意思が、改修空間に形を持って現れるーー山縣武史建築設計による「高…

こんにちは。 アーキテクチャーフォトの後藤です。 先日内覧会にて、山縣武史建築設計による…

アノニマス建築特有の魅力を理解し、法的知識とデザイン力で建築を再生し現代に適合させるーー再生建築研究所による「ミナガワビレッジ」

こんにちは。 アーキテクチャーフォトの後藤です。 先日、東京・表参道で行われた再生建築研究所が手掛けた「ミナガワビレッジ」の内覧会に言ってきましたのでその感想を書いてみたいと思います。 新しく再生されたミナガワビレッジは、SOHO・コワーキングスペース・カフェ等からなる複合施設です。 (道路から見る) 改修前の「ミナガワビレッジ」は、1957年に最初の住宅がこの敷地に建てられたのがそのはじまりです。2016年の計画開始に至るまでの時代の流れの中で減築や増築が繰り返さ