先週の土曜日、ニコ設計室・西久保さんが設計された住宅を訪問した。

西久保さんとは、書籍を出版された際に連絡をくれて、その際のメールのやり取りがとても面白かったり、盛り上がったりしてその流れで、今回の内覧会に誘ってくださったのだった。

（これが西久保さんの書籍）

今回は住宅の感想を書きませんが、凄い良い住宅だった。住みたくなった。

今回の内覧会、実は竣工して数年たった後で行われる、お施主さん候補向けに行われたものだったのだけど、ご近所という事で誘っていただいたのでした（ありがとうございます）。

住まわれてからの内覧会というのは、時々他の建築家の方も行われているのは知っていたけど、ぼくが経験したのは初めて。

実際に伺ってみると、住宅のお施主さんがおられて、設計者の西久保さんではなく、お施主さんが、お施主さん候補の方に、色々な住み心地を説明しているのが印象的だった。恐らく、設計者が語るより、お施主さんが自分の住まいのことを語るほうが、めちゃくちゃ説得力があるのだろう。

西久保さんが、それをお施主さんに頼んでいるのかどうかはわからないけれど、自然とそういう状況が生み出されるように「設計」された内覧会だっような気がする。（もちろん、西久保さんやスタッフの皆さんも常駐していて説明もされている）