オリジナルを作るのに参考にしていることは?~ワークショップ編~
Do♪ReMiの教室はレジンアクセサリーの教室です。
このNoteでは、イベント登壇の際にいただいた質問にお答えする形式で書いています。
きょうお答えするのはこちら
オリジナルを作るのに参考にしていることは?
イベントでお話ししたのは、教室の概要について。
オリジナルカリキュラムの「スキルアップ講座」と、毎月異なる課題をご用意している連続講座(ワークショップ形式)、さらに単発で行っているワークショップのご紹介をしました。
イベントではスキルアップ講座を作る際に参考にしたものをお話ししたので、今日はワークショップ形式の連続講座や、単発のワークショップのヒントについて書こうと思います。
もともと、講師活動はワークショップ形式でスタートしています。
最初のメニューは一つだけ。いくつか見本を作ってあとは自由に、、、というパターンでした。依頼されて会場へ出向く出張講師でしたので、それでも十分だったのです。
同じパターンのはずですが、作る人によって違う作品が出来ることが楽しかったですね。
そして、失敗するパターンの傾向も見えてきます。
また、自分では当たり前にやっていることだけれど、必ず聞かれること。
また、そんなことある???という反応まで経験しました。
その後、機会があって4回連続講座を開催することになり「企画を立てる」経験をします。
最初は基本を確認する基礎講座の色合いが強いのですが、続けていくうちにオリジナルを意識しながら製作していくようになりました。
最初の連続講座はこちらの4種
2014年12月~2015年3月
そんなに目新しい感じはないですよね。
基礎・基本を意識しています。
その次がこちら
2015年4月~7月
左上の「海を閉じ込めた懐中時計」は、キット販売もした人気商品になりました。
お花のバッグハンガーや半球レジンのコサージュはこの後、スキルアップ講座のメニューへアレンジしました。
2015年8月~11月
左端は、親子企画でしたので、少し簡単に。ミラーはスキルアップメニューへアレンジ。中央下の緑のもしゃもしゃは「モス」なのですが、その後、様々なワークショップに使用している素材です。
ここまでは、4回分を一気に製作して告知、集客していたと思います。
4回分を作るということは、半年先の作品を作るということ。真夏に真冬の、、、真冬に真夏の作品を作るということになります。
現実の季節とかけ離れた作品を作っているうちに、もうリアルの行事に興味がなくなっていきました。
こどもたちには、申し訳ないくらいにクリスマスの飾りを出さなくなっていきました、、、。
それ以降は、ひと月前までに次月の作品を用意する感じだったと思います。
この辺りは、その後アレンジしてスキルアップ講座の上級作品になりました。難易度がどんどん上がっていたので、途中参加の方はかなり苦戦されていました。
ワークショップや講座作品を考えるうえで、共通しているのは「実際に使える作品であること」
これは、最初のコンセプトが「作って使える」だったから。
ワークショップをしていると、「全部ストラップになって、終わる」というお声から決めたもの。
せっかく作るんだったら使えるものを!と思ったんです。
その他、考えるうえで基準にしているのは
「自分が作ってみたいと思ったものを作る」
「自分が使ってみたいと思った資材を使ってみる」
「最近話題のデザインや技法を試す」
そのためにチェックするのは
資材やさん(ネットショップもリアル店舗も両方)
Twitter等のSNS
が多いですね。
特に資材やさんは、「この資材を使ってこんな作品が作れますよ~」という情報の宝庫。
見本作品を参考にさせていただいても問題がないのがいいですね。
SNSや検索画像で見た作品も参考にしますが、そのままではなく何か別の要素を掛け算して、目新しさをプラスするようにしています。
検索するときは、季節感を意識したキーワードで画像検索したり。
やりたい技法、知りたい技法があるときもまずは検索します。
レジンは比較的新しいクラフトなので、かなり多くの情報がネットでわかるんです。
その点は他のハンドメイドやクラフトと違って特殊なところかもしれませんね。
また、レジン以外のハンドメイド経験からヒントをもらったり
「ここでやったことは、どんどん自分の作品や教室に取り入れていいよ」と言ってくれる教室からアイデアをいただいたりしました。
そんな「どんどんつかっていいよ~」というところなんて、本当にあるの???
と、思いますよね。
あるんですよ。本当に。
例えば、、、
みちくさアートラボさんです。
新しいことを生み出したら、講座でどんどん提供して「好きに使って♪」というスタンス。
かっこいい!
ですので、コチラへ時々ワークショップのアイデアの仕入れにいきます。
↑みちくささんの「グラデーションレジン講座」と画像検索などで見る雲レジンをミックスした作品。連続講座の課題の後にスキルアップ講座中級に取り入れています。
資材の仕入れも大事ですが、形のない仕入れもとても大切ですね。
レジン以外のワークショップも受講します。
みちくささん以外のワークショップに参加することもありますよ。
備品の使い方とか、全体の流れなど、参考になあることがいっぱいあります。
「アイデアはどんどん使っていいよ」と言ってくれる先生が好きなので、自然と個人でやっている教室に行くことが多いですね。
、、、ちょっと話がそれました、、、。
ある程度の方向性が決まったら、試作。試着や試用をしたり、写真を撮影してみたり。
OKだったら教える際の手順やポイントを確認。
失敗ポイントを意識しながら、その危険性をなるべく少なくできる方法がないかどうか考えます。
私の場合、「教える」ことが目的で作品をつくるので、製作工程をチェックするところまでが「作品を作ること」になります。
レジュメ(レシピ)が出来て、初めて完成!!ということになりますね。
参考になりましたでしょうか?
次回は「スキルアップ講座」のオリジナルカリキュラムについて書こうと思います。
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