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大きい音が苦手な息子がピアノをやりたいと言ってきた。

こんにちは。
8歳の娘と6歳の息子のお母さんです。
普段は毎日子供たちの写真を撮って
20年後にその写真を家族と見返すのが夢です。

どこにでも居る普通の家族だけど
ある日息子が音に敏感になる様に…。
大きい音が苦手だけどピアノを弾くことは好き。
そんな息子と家族の記録として書こうかなと思います。



聞いた曲をピアノで弾くことが出来るようになった。

息子はクリスマスプレゼントだった1万円のキーボードで、マリオのゲーム音、ファイナンファンタジーの曲、幼稚園で歌った曲など、聞いたことある音を弾いている。

最初弾き出した時は驚いた!
もしかして天才…?まで思った!

幼稚園から帰るといつもはゲームしたい!と大騒ぎなのに、「もうこのきょくひける!」と言って夢中で弾いている時もある。
好きって強い。

これは4歳頃。

ママ友にも沢山褒めてもらった。
もしかしてこれは本当に天才かも
と本気で思った。
これは伸ばしたい!と強く思う様になった。
ピアノに習うことを息子に聞いたら
「ならいたい!」と。

3件ほど体験に行って
1番優しそうな先生のところに息子が決めた笑。

今は耳がいいことに気がついて
こうやって特技を見つけられたけど
耳が良いとは息子にとって苦しいこともあった。

大きい音が嫌だ!体調悪くなるの。

去年の11月頃にお遊戯会で演奏する楽器の音がうるさくて気持ち悪くなると言ってきた。

少し前に風邪を引いていたので
その影響かな?病み上がりだから仕方ないね
とその時は軽く流していた。
ごめん…

けど息子はその日を境に楽器の練習の度に体調不良となり早退する日もあった。

この時もまだお遊戯会の緊張からかなぁとか
呑気に構えていたけど、この辺りから電車も乗れない、大好きだったカラオケも行けない、トイレの換気扇の音がうるさい、お風呂の水道の音が嫌だ、日常の音にまで敏感に反応するようになった。

ここにきてやっと音に敏感になっている?
と気づきかかりりつけの小児科に相談に行くことに。

小学校入学前の子どもにはよくあること?

いつもの小児科の先生の所へは私一人で行くことにした。
優しい笑顔のおじいちゃん先生。
何かあればいつもこの先生のところへ駆けつけた。

「6歳の息子が電車に乗ると気持ち悪くなり今は電車に乗れなくなりました。あと、大きな音にも敏感に反応して…どうしたらいいですか?」

「うーん、そうね、こういう症状って小学校入学前の子に多いんだよね。まぁほっとくが1番いいね」

「ほっとく?!」

つい聞き返してしまった。
そんなものなの…?

この日は気持ち悪くなった時に飲む吐き気止めと、小学校入学しても日常生活に支障をきたす様であればまた相談しに来てねとの事だった。

夫にすぐ連絡したら夫はホッとしている様子だった。

苦手なことは長所にもなる。

今も息子は大きな音が苦手だ。
でもピアノがきっかけでそれは耳が良いからだと知った。

これは息子の個性なんだと思う。
時には大きい音に苦しくなったりすると思う。
けど、それは音に敏感で音楽に強いとも言える。(親バカだけどそう信じている!)

最初は音に敏感で可哀想だな
と心配でたまらなかったけど
今は上手く付き合いつつ
「音に敏感」を伸ばして上げたいと思う様になった。

悲観ばかりしていないで
その中で楽しみを見つけていけたらいいな。

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