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北海道産ホッケ シーフードフレンドリーなはずのミュスカデの悲劇

 北海道産の身の締まったホッケ。オーブンでグリルして食卓へ。満を持してシーフードフレンドリーなミュスカデをホッケの余韻に重ねる。なんともこれが悲劇的な生臭みを立ち上げてしまったのだ、、、

クリスチャン・エ・パスカル・リュノー, ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ, シュール・リー, クロ デ ボワ ゴーティエ, 2021, 12%, 1,980円
Christian Et Pascale Luneau, Muscadet De Sevre Et Maine, Sur Lie, Clos Des Bois Gautier, France, 2021, 12%

 ミュスカデにしてはややしっかりとした色調。香りにはメロン、洋梨のみずみずしい軽快なフルーティ、ほんのりパンの酵母香、柑橘香はやや控えめ。味わいはみずみずしく軽快な口当たりながら、じんわりと旨みが残り思いのほか長めの余韻。こぎみよく舌にキュッと刺激の残る酸味。余韻にはほろ苦さ。トスカニーで購入。

 このミュスカデはシュール・リーや熟成感による影響が少し強めに効いていて(さほど古いビンテージではないものの)、奥行きや厚みがあり、フルーツとのバランスがやや変則的で、それが魚の脂にぶつかってしまうよう。相性: ★★☆☆☆

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