ども、レモン４５です。ある日、オレは趣味の船釣りを楽しむために乗り合い船に参加しました。乗り合い船では、知らない人たちと一緒に船に乗り、釣りを楽しむんだ。通常、10人から20人くらいの人々が一緒になって出港するんだよ。もう一つの方法として、仲間や会社のイベントなどで船を貸切る仕立て船もあるんだ。

オレはいつものように、締め切り時間の20～30分前に港に到着して金を払って、道具とクーラーボックスを船に積もうとしたんだ。すると、船長が「お客さん、ちょっと待っててくれ」と言ったんだよ。オレはその船長とは以前からお世話になっていたから、素直に待ちながら海を眺めてたんだ。

すると、船長が別の船を指さして、「あっちの船に乗ってくれ」と言ったんだよ。まあ、いいかと思ってその船に乗ったんだ。しかし、船に乗ってから気づいたんだ。なんだか船の人たち、めっちゃ仲良く話しているし、老若男女がいるし...。まさか、オレは仕立て船に乗せられたのかと疑ったんだ。船長に聞いてみたら、「仕立てのお客さんたちは皆OKだって言うから、問題ないんだよ」と言われたんだ。まあ、仕方ないかと思って、居心地悪い感じで、ワイワイ楽しそうな御一行の先頭にポツンと1人で乗せられて出港することになったわけだ。

あれれ

オレも仕立て船に行ったことがあるんだけど、船で初めての一匹を釣ると、船べりからみんなが顔を出して、誰が釣ったかをガン見するんだよ。それで、「〇〇さん、さすがだね！」とか、「ビギナーズラックには勝てないね！」なんて言いながら大盛り上がりするのが本当に楽しいんだよね。で、これが超笑えるハプニングが起きたんだ。
オレのタイミングが最悪だったんだ。なんとオレの竿に最初の一匹がヒット！竿はしなり、引きもすごくいい感じで、オレの顔が見えない人たちは「お〜、一匹目かな〜」と興奮気味に声を出してるのさ。そして、オレの念願の初めての一匹が上がってきた瞬間、いつものお約束のタイムがやってきたんだ。みんなが盛り上がるために船べりから顔を出して覗き込むんだけど、誰が釣ったのかを確かめようとしてさ。〇〇さん、さすがだね！とか、ビギナーズラックには勝てないと言いたげな表情をしてるんだけど...なんと、知らない男が船に乗って釣りをしてるじゃないか！皆さんが揃ってキョトンとした顔をして、し〜んと海の上で静まり返ったのさ。あの光景は本当に爆笑ものだったね。
オレも気まずい思いをしながら会釈して、その場をしのいだんだけど、あの日の釣りは本当に鮮明に記憶に残ってるよ。あんな釣りは二度とないと願ってるよ。

これは、神奈川県のある船宿さんのお話しでした。

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