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宇治神社、宇治上神社

宇治川のほとりある 宇治神社と宇治上神社です。


パワースポットにもなっていて

かつては二社一体でしたが

明治以降 別々の神社になりました。


京都の宇治市といえば、源氏物語

そしてすぐ近くには 平等院鳳凰堂があります。

平安時代の創建と伝わる宇治神社です。


応神天皇の皇子である菟道稚郎子(うじのわきいらっこ)の宮跡に

お社を建立したのが始まり。


平等院が建てられた以降は

平等院の鎮守として、ご鎮座されています。

宇治の氏神様ですね。

(^^)


ご祭神は
菟道稚郎子命(うじのわきいらっこのみこと)、応神天皇。

ご利益は 学業成就、学問の神様。


境内を歩いていると

うさぎに関するものが多くみられます。

これには理由があり

菟道稚郎子(うじのわきいらっこ)が宇治へ向かう際に

うさぎに先導されたことで

うさぎと由縁し 以後うさぎとの結びつきが深まったようです。

そんなうさぎに癒されながら

心おだやかにお参りしました。

(^^)

しいのき


宇治市「名木百選」に選ばれた

樹齢250年の椎木です。

高さ 22m、幹まわり 2.7m。


時代の流れを感じる「しいの木」です。

宇治神社から少し歩くと 宇治上神社があります。


世界遺産(古都京都の文化財)の一つとしても有名で

平安時代から続く古刹。

本殿は 日本最古の神社建築といわれています。


ご祭神は 菟道稚郎子命(うじわきらいっこのみこと)、応神天皇、仁徳天皇。

ご利益は 学業成就、商売繁盛、病気平癒、安産 。

拝殿(国宝)

鎌倉時代に建立されました。

自然の中にゆったりとたたずみ

木々の緑と一体感が素晴らしいですね。

清めの砂

拝殿の前にある お清めの砂。

八朔祭に奉納された、神社内を清めている砂です。

最高のパワースポットになっていて

円錐型の盛り砂がどこか神秘的でした。

(^^)


天降石(岩神さん)

「岩神さん」とよばれている 巨大な石です。

 しめ縄がかけられているので

このあたりにも 神聖な雰囲気が感じられました。

桐原水

今も湧水として現存している

宇治の七名水の一つになっている 桐原水です。

飲料水としては利用不可ですが

どこか涼しげで 存在感のある聖水。


菟道稚郎子は 源氏物語の「宇治十帖」

第45帖「橋姫」、第46帖「椎本」で登場する 

宇治八宮モデルともいわれています。

このあたりは

源氏物語の舞台として有名で

「源氏物語ミュージアム」や

「夢浮橋」など

歴史に触れるスポットが色々あります。

宇治川の静かなせせらぎを聴きながら安らぎを感じ

歩いた1日でした。

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