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【CS優勝】"ガイ覇"の遊び方《アドバンス》

10/21 デュエキングMAX発売!!!

壊れドラグハート
ロージア要素どこ行った…

世はまさに…大ガイアッシュ覇道時代!!!

といわんばかりの強化が来ました。

実際にこの2種類のカードを採用した"ガイアッシュ覇道"を筆者りっきー(@Loser_Duel)蒼い叛逆(@Reverion_vault) と調整して、CS優勝できました。

そこで今回は、ガイアッシュ覇道、通称"ガイ覇"というデッキについて"構築面""プレイング"の2点にわけて解説していこうと思います。

入賞率が高く、アドバンスで使用を検討している人は是非チェックしてほしいです。

読む人がわかりやすいように、

1. デッキ概要
2.使用経緯・環境的立ち位置
3.ガイアッシュ覇道 ~構築篇~
4.ガイアッシュ覇道 ~プレイング~
5.現在の構築
6.終わりに

として書かせていただきました。

デッキについて何も知らない方は1.デッキ概要 から、デッキを知ってて構築やプレイングを学びたい方は3.構築篇から読み進めることをオススメします。



1.デッキ概要


ひとまずどんなことをするのかわからない、という人向けにざっくり"何をするデッキなのか"という点をお伝えします。

デッキの細かいところは環境や好みによって変えますが、ざっくりとこんな感じのデッキです。

リストから想定できるかもしれませんが、ざっくりと以下の動きが軸になっています。

序盤 : メンデルス・ゾーンや栄光ルピアでブースト
中盤 :
①カツキングやロージアで相手の盤面を制圧
②インフェル星樹やその他マナ加速カードでリソース確保
③ガイアッシュ・カイザーやロッド・ゾージアで相手の動きを制限
終盤 :
①覇道で追加ターンをとりつつ攻め切る
②ラフルル・ラブやミラダンテで相手の動きを制限しつつ攻める
③ロージア+ガイハード等で打点を組んで攻め切る

これに加えて、相手の踏み倒しに反応したガイアッシュカイザーを出してからの、4マナクラッシュ覇道・4マナロッド・ゾージア等からのカウンターギミックが存在します。

動きをみると分かりますが、中盤からは面処理・リソース確保・行動制限といった幅広い行動が可能で、それゆえに対応力が高い、逆にプレイ難度が高いデッキといえます。

特にアドバンスならではのギミック、禁断+インフェル星樹と外部ゾーンによって、できることが多くなっています。

禁断+インフェル星樹 : 禁断の封印を2枚インフェル星樹でマナに送ることで、2枚ドローできるギミック。
外部ゾーン :
①ドラグハート
マッハファイターとドラグハート展開を助けるデッドアックス、即時打点をつくるガイハート、面展開を助けるボアロアックス等複数のカードがあり、ロージアが出た時に装備できる。
②レッドゾーン・バスター / ドギラゴンX
このデッキのほとんどのクリーチャーから侵略またはチェンジすることができるため、このデッキのクリーチャーはだいたい3打点になる。

デュエプレやゲートボールを遊んだことのある方ならわかるかもしれませんが、昔のNエクスに近い印象を受けるデッキかもしれません。

外部ゾーンや自身の山札、マナの数等を頭に入れつつ、状況に合わせたプランを選択できれば、とても強力なデッキとして扱えるでしょう。


2.使用経緯・環境的立ち位置


さて、次にどうしてこのデッキを使いたいと思ったのか、という話をします。

もちろんデッドアックスという"新しい強力なドラグハートを使ってみたかったから"というのが一番の要因ですが、今までの不利を克服して環境的にも非常に強くなった、というのも大きな要因です。

というわけで、今の環境をおさらいするためにTier表のほうを作成してきました。
強さと母数両方の観点を総合して決めていますが、もちろん地域や時期によって多少ずれてくると思っています。

これ以外のデッキを持ってくる人も結構いる

TierS : 対策必須、だいたい当たる
〈モルトNEXT, アナカラージャオウガ、ガイアッシュ覇道〉
TierA : できるなら対策したほうがいい、それなりに当たる
〈赤青マジック、クローシス/赤黒バイク、巨大天門〉
TierB : 意識はしておいたほうがいい、1回当たるかどうか
〈青黒ゼーロ、赤黒/デイガドルマゲドン、5Cモルト/4Cドラグナー〉
TierC : どれかに1,2回当たるかも程度、意識しなくていい
〈赤青/赤緑アポロ、ケンジキングダム、マーシャルデリート〉

このTier表のうち、巨大天門とモルトNEXTに関しては厳しいデッキとなっており、他のデッキにはある程度抗える(少しだけ負け越すかもな)くらいで済んでいます。

そんな中で、新弾のデッドアックス、ロッドゾージアのおかげでTier上位一番の不利対面ともいえたモルトNEXTに対してかなり抵抗できるようになったため、"幅広いデッキにほぼ互角以上で戦えること"これがアドバンスで強くなった要因といえるでしょう。


3.ガイアッシュ覇道 ~構築篇~


ガイアッシュ覇道の構築面について見て行きましょう。

まずは確定枠から。

・確定枠

構成カードの役割について解説します。

①メンデルス・ゾーン、栄光ルピア
ブースト基盤の確保、ドラゴンデッキ最強の初動。

②カツキング、インフェル星樹、ロージア
盤面制圧、リソース確保といった中盤以降の詰めるタイミングまでの高い対応力をつくり、受け札としても優秀。

③ガイアッシュ+覇道
強力なカウンターパッケージ。

④ラフルルラブ、バスター、ダンテ
詰めやターンを稼ぐ際に使える革命チェンジ先。
カツキングで山を掘れるため、ラブは2or3.

⑤ハヤブサマル
非ドラゴンだが、このデッキと相性抜群なシノビ。
アポロを受ける意味よりも、ミラーでデッドアックスを腐らせたりモルトSAGA+グリージーバトガイからガイアッシュを守ったりする意味合いのほうがかなり大きい。

⑥禁断
インフェル星樹を最大限活用するため必須。5マナ2ブースト2ドローを可能にする。

①ガイハート
ロージア+レッドゾーンバスターでの即時打点の形成や相手の盤面がない時にラブダンテを投げるために必要なので必須。
盤面に2打点が残るだけで、後ろの3点のGSをケアしつつリーサルを通せるようになる。

②デッドアックス
ロージアで面処理+ドラグハート展開できる圧力をかけられる。
これがなければミラーのポン置きガイアッシュやモルネクの面展開に対応できなくなるため必須。

③ボアロアックス
マナからカツキングやインフェル星樹を出せるインチキカード。
パゴスまで建てられれば受け性能倍増。
受け、攻めともに重宝するため絶対に抜けない殿堂カードです。

④ガイオウバーン
超次元に置くだけで、相手に複数面を簡易に処理できるという圧力をかけられる。
ロージアデッドアックスで13,000ライン、レッドゾーンバスターを活用して30,000ラインまで取れるようになる。

⑤レッドゾーンバスター / ドギラゴンX
大体の生き物をT・ブレイカーに。
特にロージアやカツキングから侵略 / チェンジして利用し、様々な場面で活用するため、なんだかんだ大体2枚目も入りがち。

ここまでを確定枠として、残りの部分を足りない要素を補えるように、色配分に気をつけてカードを選んでいきます。


・非確定枠

まず、"どの部分を強化するのか"というところを意識してカードを選んでいきます。
このデッキの強化するべき方向性は主に2つあるといえます。

①序盤から中盤にかけての足回り・対応力を強化し、おおむね勝ちといえる盤面をつくりやすくする
②終盤詰める際に必要なカードを中心に採用して、勝ち盤面に持って行った時に確実に勝てるようにする

読者のみなさんはどちらに重点を置きたいですか?

ひとまず2つの方向性を分析することにしましょう。

前者に構築を寄せると序盤の安定感が向上し、ジリ貧勝負になりがちな微不利以下の対面を中心に勝率が上がる分、受けの硬いデッキ等に対して詰めにくくなります。
一方で後者に構築を寄せると終盤にロックカードを集めてしっかり詰められるようになり、勝てる対面(受け重視のデッキ等)に勝ちやすくなる分、序盤中盤のリソースゲームや相手の強いムーブに対応しにくくなります。

これらを踏まえて筆者の考えとしては、現在の環境上位には受けが極端に硬いデッキや必ずダンテやラブを投げて詰めないといけない対面が少ないように感じるため、①の方向性が②と比較して重要だと思います。
その上で詰め性能が重要になるケースはもちろんあるため、足回りを重視しつつ、詰めを楽にするカードも採用して①と②のバランスを保つことが良いと考えています。

それでは、それぞれの方向性にあったカードを解説していきます。

①序盤中盤の安定感・対応力を支えるカード群

・オールインチャージャー / RSFK
序盤はもちろん、中盤以降も1ドロー付きのチャージャーとして使える。
このデッキにおいてマナに変換できる手札が増えることは有利盤面をつくる上で重要。
デッキに不足しがちな赤単色でゾージアの軽減効果と相性が良い。

・ロッドゾージア 5th
基本的に4ターン目以降にロック状態をつくってほぼ確実に1ターンもらうためのカード。
盤面に3打点として残るため、次のターンに覇道やロージアを使って比較的早期決着を決めることも。

・レイクポーチャー ParZero
5マナ域でキャストして次の相手の行動に対する回答札を2つ用意できる。
ロージア+ラブの即死コンビを持ってきたりガイアッシュ+覇道のカウンターをしっかり用意したりとミラー、モルトNEXT対面を中心に重宝。
ゾージアに役割が近いが、ゾージアとも相性が良い。

・ギガハート / オウギンガ
デッドアックスの効果で出せるドラグハートで、相手の盤面に火文明のクリーチャーが並ぶとガイオウバーンと併せてワンショットが可能に。
最低限相手の火のクリーチャーが一体+横にゾージアかインフェル星樹あたりがいれば十分活用できるので、相手のクリーチャー展開に圧力をかけられる。

ガイアール / ガイバーン
小型の除去に使用。
入っていると序盤の受けられる面数やロージアデッドアックスから処理できる面数が伸びるケースがある。
マジックやアナジャ、オービー見ての採用が多いため、特定対面への対策カードにも分類される。


②終盤の詰めを助けるカード群

・お清めシャラップ / ステゴロカイザー
初動になりつつ、相手の墓地リセットが可能。
なおかつ上面で殴りながらのマナ回収ができる。
どのタイミングでも腐りにくく、デッキを速いスピードで削っていく・封印に必要なカードが落ちる可能性があるこのデッキにおいて、自分の墓地をリセットできるギミックは地味だが強力。

・ラフルルラブ / 未来から来るだからミラクル (3枚目)
呪文ロックカードであるラフルルラブ。
3枚目を積むことで、呪文主体のデッキに対して確実に引っ張ってくることができる。
2枚だと序盤にマナに逃がしたり封印や盾に落ちたりするケースは確実にあるため、多色に目を瞑って3枚目を採用するケースがある。

・我我我ガイアール・ブランド
詰めを助けるカード?と思うかもしれないが、即時打点を形成しにくいこのデッキにおいて、ドギラゴンXやレッドゾーンバスターを絡めた瞬間高火力を可能にする。
我我我+ラブやダンテは並大抵のデッキだと止まらない。

・ジュダイナ / ザウルピオ
マナに埋めてしまった、埋まってしまったフィニッシャーを用意するためのドラグハート。
終盤にロージアに装備してマナからラフルルラブや覇道を追加する。
10マナ域でロージアジュダイナ→ロッドゾージアと組み立てて、面をつくりつつ相手の行動を制限できる。

・レッドゾーンバスター / ドギラゴンX (2枚目)
正直確定枠に置くか悩んだが一応ここに。
面処理や盤面フリーズのために1枚は早期に使って盤面に残るケースや"ブロックされない"を活かして複数回殴りたいケースがあるため、ゲームを決めきる、追加盤面処理のために必要な2枚目。
使ったらわかるが、かなり使用頻度が高め。

これらのカード+特定対面への対策カード (例 : オフコース) から必要なカードを選んでいきましょう。

なお、上記のカード群はそれぞれ以下のように対応しており、どちらかもしくは枚数を分配して入れていくケースが多いです。

オールインチャージャー ⇔ お清めシャラップ
ロッドゾージア、レイクポーチャー ⇔ ラフルルラブ、我我我
ギガハート、ガイアール ⇔ ジュダイナ

左のほうが前寄せ、右のほうが後ろ寄せになる

色配分、役割を考えて筆者が構築を考えた結果、筆者は10/29に使用した以下の構築にたどり着きました。

それでは、自由枠から選択したカードと採用理由について簡単にまとめます。

①ロッドゾージア 5th
モルトNEXTやアナカラージャオウガといったクリーチャーを主体としたデッキが多く、なおかつそれ以外のデッキに対しても1ターン稼げるため、同系統の他の選択肢と比較して明確に中盤以降の出力・苦手対面への抵抗が期待できるカードだと感じた。
その上で、ブースト基盤の火、ロージアを活用するための光を確保してくれる。
4枚積むことも考えたが1枚ゲームに絡んでくれれば勝てる上、多色過多も気にして3枚で十分だと考えた。

②お清めシャラップ : オールインチャージャー = 2 : 1
禁断開放を最大限ケアしたりインフェル星樹による禁断開放+封印によるLO勝ちを狙ったりするゲームが多く、自分の山札を残すためにお清めは必要。
ただ、毎回必要なわけではなく、必要になる時に山札か手札に1枚残せたら良いという認識 (ラフルルラブの採用認識に近いかも) なため、最低2枚あれば十分だと感じた。
そして残り1枠を色配分を整えつつ、おまけのドローがあるオールインチャージャーとした。

③ギガハート / オウギンガ
ギガハートがあることで、ロージア単体からのキルが狙えるので、ガイアッシュ+覇道がないと詰めにくいというデッキの弱点を緩和できると考えた。
もちろんジュダイナも強力な1枚だが、マナからの召喚権よりも突然G・ストライク等をケアしたリーサルが飛んでくるリスクのほうが相手に圧力がかかる。

④ガイアール / ガイバーン
ガイアールがあると、やや母数を伸ばしているマジックやアナジャの小型をS・トリガーから確実に処理できるため採用。
マジックやオービー、アナジャにとってケアしにくい受け方を用意するほうが良いと感じてこちらもジュダイナより優先した。

自分の中では現時点でこれを使っていますが、環境の変遷や個々の感覚によって変わってくるものなので、ひとつの構築として参考にしてみてください。

・非確定枠 その他よく候補にあがるカードについて

今回方向性に沿わなかったり他のカードで十分だったりしたために、カード群に含めなかったカードも複数あります。

それらのカードについて触れて行こうと思います。

先にその中でも"環境によっては全然採用するカード"を解説します。

・リュウセイ / オフコース
対アナカラージャオウガ専用兵器。
並べられた面に対して低コストで全体除去を当てられるので、残ったマナで打点を組んだりロッドゾージアで再展開を防ぐことができます。
アナカラージャオウガがさらに増加するようなことがあれば、1,2枚刺す可能性があります。
ただし、他の対面にはほとんど刺さらないので環境をしっかり見極めて採用しましょう。

・ジャべレオン / レオサイユ / レオザワルド
破壊耐性を与えるドラグハートで、ロージアをvol-val8やレッドゾーン、ジャオウガから守ります。
また、デッドアックスで光文明を壊して、ロージアやゾージアに耐性を与えるフォートレス面(レオサイユ)を最低限建てられます。
volval8まで出されたら概ね負けているのと環境にアポロが少ないなおかつレッドゾーンの採用枚数が減少傾向にあるため、優先度が下がっており不採用です。
ただ、ジャオウガからロージアを守れるのは大きいです。

・ジャンヌミゼル / ダルクアンシエル
光文明でデッドアックスから出せるカードを考えていた際に有力だったカード。
ロージア効果で直接装備することはほぼありませんが、デッドアックスから装備→ダルクアンシエル設置によって、ミラーに対して盤面処理や打点形成のハードルを上げることができます。
光のドラグハート全般に言えることですが、環境の光文明の少なさ、火自然と比較したドラグハートの弱さから採用しづらい傾向にあります。

次に、以下で"環境が変わっても採用しづらいカード"について触れます。

・van ベートーベン
ドラゴン、コマンドデッキに対して詰めるためのカード、一応非確定枠の②のカード群に分類できます。
このデッキにおいて無色は最初に置きにくく弱い上、ガイアッシュなしでは非常に出しにくく、それまでに覇道やラブダンテで十分勝ち切れるケースが多いため優先度はかなり低いです。
出せれば環境上位のデッキはだいたい詰むのは強みなので、詰める時のプレイ指針が身につくまでは1枚刺すのもありだと感じます。
なお、鬼丸「覇」も同様の理由でカード群から外しました。

・MMMジョーキング
ドラゴン版のハヤブサマル…というよりも一王二命三眼槍。
ハヤブサ同様アポロを受けられる点が同じで、ドラゴンなのでメンデルスゾーンや栄光ルピアのはずれにならない点では強いです。
しかし、ハヤブサマルと違ってガイアッシュを守ることやデッドアックスを腐らせることはできず、多色でマナにも逃がしにくい。
大アポロ時代が訪れたら調整枠で入れる可能性はあるかもしれないが、自分の動きにも受けとしても今ひとつもの足りないためここに置きました。

・パーフェクト / エバーラスト
ジャべレオンとは逆にバウンスから身を守るカード。
ロージア上レッドゾーンバスターが高パワーでかなり除去に困るカードになります。
現状明確な使い道がないため不採用です。

・エンドレスヘブン / ネバーエンド
光文明のドラグハートで、主にミラーで使用します。
デッドアックスから出して受けを硬くしたりオウギンガから出してロージアとカツキングをケアすることが主な使い道です。
ミラー以外には基本使えず、オウギンガからの出し先はガイギンガで十分な場合が多いので最初は採用していましたが抜けました。


4.ガイアッシュ覇道 ~プレイング~


ここからはプレイング解説となるのですが、正直特定の動きに依存するデッキでもないのでうまく言語化できないと思っています。
そのためゲームを通して意識していることを中心に書いていくので、各場面における細かい分岐はそれを参考にして一番良い選択肢を見つけてください。

"全体を通して意識すること"と"各対面ごとに意識すること"に分けて解説していきます。


・全体を通して意識すること

書いていて、結構他のデッキにも通ずる部分は多いのかなと思いました。

①基本的に中盤までは、必要なカードをキープしつつもマナを伸ばすことを優先的に意識する
このデッキはマナ数によって動ける幅が大きく変わります。
安全に詰める動きが確保できているのであればその動きを通すほうを優先的に考えますが、詰めるのにリスクが伴う場合や相手のアクションにうまく対応できるようにするには2回強力なカードを投げられる10,11マナ域を意識してプレイします。
その中で、1,2ターン後に使いたいマナ数を意識して多色を優先的に逃がしていきましょう。

②リソースが尽きないようにハンドキープをする
もちろん、トップが強いデッキではあるのでマナさえ伸ばしてしまえばある程度上で勝負できます。
しかし、リソースカードをできるだけキープして手札を枯らさないことで、相手にリスクを与えつつ対応力を高い状態で維持することが可能です。
相手に効きにくい、ゾージアを優先したいがために埋めがちなカツキングやガイアッシュ、埋める前にリソース管理ができる手札か一度確認してください。

③負けないように意識する
何を当然のことを言っているんだ、と思われるかもしれません。
しかしながら、ひとつの動きに依存しないこのデッキでは非常に重要なことです。
多くのデッキには返せないような盤面、ロック、リソース差をつくったり、一瞬でゲームを決めきるビッグアクションを起こすターンが存在します。
墓地退化のデスマーチ落城で退化するターンやモルトNEXTが突っ込んでくるターンみたいなものです。
その中で、自分が負けないように前のターンに対策・予防するというのが"負けないように意識する"ということです。
例えば、墓地退化にはコンボが決まる前のターンにロッドゾージアやガイアッシュを投げる、ロージアガイハートからラフルルラブやダンテを当てる、お清めで墓地を戻す、といったことです。
常に負けないように立ち回れていれば盤面をつくって押し切れるターンが生じるので、この要素はプランを建てる上で大切なことだと思います。

④勝てるように意識する
③を意識した上で、+αで抑えておいてほしいことです。
当然負けない盤面を維持できればベストですが、常にそれができるとは限りません。
負けない盤面はそれをつくり続けないと簡単にひっくり返る、ということは意識しておいてください。
モルトNEXTに早期にゾージアを投げたとしても、その後縛り続けられなければ次のターンには暴れ出しますし、ミラーで然るべき時に盾を削って詰めなければロージアで盤面を制圧されて状況を打破できなります。
ゲームを通して有利な状況を産み出すには、今の状況だけじゃなくて1,2ターン後、可能な限り先の状況を考えてプレイすること、ある程度相手の強いアクションを割り切って行動することが必要です。
"負けない状況"をつくることを意識しつつも、全体として"勝てるようにプレイする"こと、このデッキに限ったことではありませんがこのバランスが大切で、できていない人も多い部分だと思います。
リスクとリターンどちらが大きいか、考えながらデッキを回しましょう。

⑤絶対にガイアッシュを忘れるな
最後に当然のことをいいますが、相手のターン終了時に毎回カードを踏み倒してないか確認してください。
ガイアッシュ忘れはこのデッキにおいて致命傷になり得ます。
ガイアッシュがなくてもブラフになるので確認はやり得だと思います。

以上のことを中心に意識しつつ、プレイしてみてください。
細かい部分や分かりにくいカードの使い方等は以後の章で解説します。

ここからは対面ごとに意識することを書いていきます。


・対面ごとに意識すること


①vs モルトNEXT : 五分~微不利

キーカード  : ロッドゾージア、ガイアッシュカイザー、ロージア、ミラダンテ、ハヤブサマル
気をつけるカード : モルトSAGA , 革命の絆
受け札 : インフェル星樹(GS)×4, カツキング(残盾2枚以下でS・トリガー)×4, 龍覇グレンアイラ×4
(革命の絆・ボルドギ×0~2, オフコース(GS)×0~3)

ロッドゾージアとガイアッシュカイザーを使って時間を稼ぎ、ロージアや覇道を活かして最低でもリーサル+1くらいをつくって殴ります。
可能なら相手の禁断をインフェル星樹で解放させた上でカツキングで飛ばして勝てる筋がないかも確認してください。
ロッドゾージアのロックが効いているうちに盾を詰めると楽になる場合や、ロージアで一旦ボアロパゴスを建設すると受けの要求値を下げられる場合があるので意識しましょう。
ただし、ガイアッシュが立っていてもモルトSAGAにグリージー+バトガイで突破されたりゾージアのロックが効いていても、モルトSAGAから複数のドラグハートを裏返されて盤面を返されることがあります。
可能ならハヤブサをキープしたりSAGAの条件を達成されて複数のドラグハートを付けられる10マナの前には殴ります。
横2打点で相手の盤面がいれば、ロージア→デッドアックス→ギガハートのギミックを使って革命0トリガー以外をケアして殴れます。
革命の絆を極力ケアすべく、最後はできればドギラゴンXでアタックを通すことを忘れずに。


②アナカラージャオウガ : 五分~微有利

キーカード  : ロッドゾージア、ガイアッシュカイザー、カツキング
気をつけるカード : ボンキゴマイム、同期の妖精、CRYMAXジャオウガ、とこしえの超人
受け札 : お茶はいかがですか×4, ド浮きの動悸×3, とこしえの超人(GS)×3~4

ボンキゴマイムが死ぬほど重いマッチアップですが、ロッドゾージアを当てて盤面を制圧しつつ、マナを伸ばしてボンキゴを退かしたターンに打点を組むことを意識していきます。
もちろんボンキゴマイムがいなければ、カツキングやロージアで盤面を制圧できるので容易に勝てます。

このマッチアップでは特に以下のことを意識して立ち回りましょう。

①下手にクリーチャーを寝かせない
タップ状態の生き物をつくると、簡単にCRYMAXジャオウガでボードと手札を奪われます。
殴ることで得られるメリットと返しのCRYMAXジャオウガのリスクを相手のマナやハンド状況から判断しましょう。
気をつけてください、CRYMAXジャオウガのコストは7ではなく3です。

②リーサル程度なら割り切りが必要
リーサルを嫌いすぎて生き物を殴りに行くと、ジャオウガの反撃パンチがとんでくるかのうせいがあるので慎重に判断しましょう。

ボンキゴマイムは優先的に処理する
ボンキゴマイムさえ退かせればカツキングやロージア、覇道を通して勝ちに行けるので、ロッドゾージアを使って優先的に処理しましょう。

④ボンキゴマイムを処理できない時はリソースを伸ばす
ボンキゴマイムを除去できない時は、ガイアッシュを建ててジャオウガをけん制しつつ、マナを伸ばして除去できたターンに押し切れるようにしましょう。


③vs ガイアッシュ覇道 (ミラー)

キーカード  : ロッドゾージア、ガイアッシュカイザー、ロージア、覇道、ミラダンテ、ハヤブサマル
気をつけるカード : 上記と同様
受け札 : インフェル星樹(GS)×4, カツキング(残盾2枚以下でS・トリガー)×4, 最終龍覇ロージア×4, ハヤブサマル×1
(オフコース(GS)×0~2)

ロッドゾージアで行動制限しつつ、先に覇道を通すまたはロージアからのドラグハート展開で返されないようにすることが目標です。
序盤はお互いにマナを伸ばして戦っていくわけですが、中盤からガイアッシュやロージア、ロッドゾージア、覇道を意識しつつどうやって勝てる盤面をつくるかがポイントになるので要点をまとめました。

・ガイアッシュが残るとほぼゲームが終わるため、ゾージアやロージアを中心にキープしてすぐに処理してアドバンテージを取り返せるようにする
逆に相手も同じようなことを考えてくるので、ガイアッシュは可能ならキープする程度に留め、マナを伸ばして複数のカードを組み合わせて詰めることを意識します。

・ガイアッシュを警戒しつつも時には割り切る
相手のブーストが先攻した時、相手の面が広がりすぎた時など、踏み倒しをすることが一番アドバンテージを得られる場合があります。
そんな時こそ一度出さなかった時にどうなるか考えた上で、慎重に考慮して判断しましょう。
1つ前のポイントにもあるように、ハンドが細い時は相手がガイアッシュをキープできないケースも十分あります。

・ゾージアを投げるタイミングを可能な限り遅くして、相手のゾージアの返しに投げたりゾージア+覇道で詰められるようにする
下手にゾージアを投げると、返しにゾージアからのその次のターンロージアデッドアックスで返せない盤面やキルをつくられる恐れがあります。
(完全同型でゾージアが残ってロックがないターンをつくると、ガイオウバーン→ギガハート→ガイラオウ2点→オウギンガ攻撃時ガイギンガで簡単に死にます。)

・相手のマナが伸び切っていないうちに詰め切れるなら詰める
マナと手札さえあればなんでもできてしまうデッキのため、ロージアデッドアックスギガハートを利用して早期に余裕のある打点を組める時はロージアを割り切って攻めることもポイントです。

・ボアロパゴスは絶対に残さない
ボアロパゴスが残ると、すべての召喚におまけ5コスト以下ドラゴンがついてくるので実質相手のマナが倍になります。
踏み倒しを最悪使ってもいいので、確実に除去またはミラダンテのロックをかけます。

・ハヤブサマルはできる限りキープする
多面展開したい時、相手の盤面を返す時はロージア+デッドアックスを活用するケースが多いため、ガイアッシュを中心とした自分の盤面を守りつつデッドアックスの装備能力を腐らせられるハヤブサマルは強力。
余裕がある時は見えないようにキープできると良いです。

・ミラダンテが最強
ミラダンテをかけてしまえば返しに覇道しかなく、そこからボードを返す、十分な打点を組むにはさらに一手間かかります。
道中、詰める時問わずミラダンテがかなり有用なので、意識して使ってください。

この要点を意識してプレイしてみてください。


④赤青マジック : 微有利

キーカード  : ガイアッシュ、ロッドゾージア、ロージア、ラフルルラブ、ミラダンテ、ハヤブサマル
気をつけるカード : ファイア、ボンキゴマイム、同期の妖精、ラッキーナンバー
受け札 : カラクリバーシ×4, ザミュート×0~4, ド浮きの動悸×1~2

基本的に3~4ターン目にカラクリバーシ→ファイア→カクメイジン→ファイア+別の呪文、という風に殴ってくるデッキです。
ファイアで面を展開しつつ殴ってくるデッキなので、最後のほうのトリガーカツキングやGSは割とケアされてしまいます。
しかし、最初の3点目まで(特に1点目)のトリガーは重くのしかかる上、カクメイジンやファイアといったパーツを集めるために踏み倒しを使って途中で止まってしまうとがイアッシュからの反撃が可能です。
また、ハヤブサマルでカクメイジンを止めることで呪文詠唱をストップさせるのもポイントです。

あくまでこれは先に走られた時のケースですが、こちらのガイアッシュカイザーやロッドゾージア、ボンキゴマイムがいない状態でのカツキング+チェンジが先に間に合うとかなり抵抗しづらくなります。
ガイアッシュ、ゾージア、ブロッカーのロージアで負けない盤面をつくって、最後は覇道orラフルルラブorゾージアのロックを絡めて殴りきります。

⑤赤黒バイク : 五分

キーカード  : ガイアッシュ、ロッドゾージア、ミラダンテ、
気をつけるカード : 禁断
受け札 : ドキンダムの禁炎霊×4, クロック×4, ヴィオラの黒像×4
(Uta-Awase選手宣誓のスピーチ×0~2, ザミュート0~4)

先にガイアッシュやゾージアを間に合わせて早く詰めてしまえば勝ち、逆にレッドゾーンFやバルチュリスを絡められて殴られて通ると負けという単調なゲームが大前提としてあります。

その中で、盾を割り切られたけど何とか耐えたゲームをいかに勝ちに繋げるかがポイントです。
まずは、S・トリガーで耐え切る時に下手に盤面を捌かず、覇道の殴り先は可能なら残します。
返しのガイアッシュカイザーからできれば覇道を寝ている生き物に当ててターンをもらい、マナを伸ばしていきます。
勝利条件は2つ。

・インフェル星樹で相手のドキンダムを解放させて同一ターンにカツキングでドキンダムを飛ばす
・相手の封印1枚の状態で、面を0にしてボアロパゴス展開し手札にハヤブサ、マナにカツキングの状態をつくる
・下記のカードでS・トリガーおよびそこからの禁断開放をできる限りケアして殴る

ミラダンテ : クロックをケア
ラフルルラブ : Uta Awaseをケア
お清めシャラップ : ヴィオラの黒像からのコマンド蘇生をケア
ガイハート : 前2点のドキンダムの禁炎霊のケア
ギガハート : 後ろ2点のドキンダムの禁炎霊のケア
ロッドゾージア : 禁断開放後の複数展開の抑制およびシールドの確保

殴る時はこれらを掛け合わせてできるだけS・トリガーをケアしましょう。
下バイクの枚数がだいたい16枚なので、相手のハンドが0の時にはS・トリガーのリスクとトップバイクのリスクを天秤にかけてから殴るか判断してください。


⑥巨大天門 : 微不利~不利

キーカード  : ロージア、ロッドゾージア、ラフルルラブ
気をつけるカード : スターゲイズゲート、ムザルミブーゴ
受け札 : ヘブンズゲート×4

環境上位デッキの中でもガイ覇かなり取れると言われているデッキです。
4ターン目のスターゲイズゲートからの展開が大きく、面を残すとムザルミデッドアックスからのウェルキウス効果+スカイジェットのSAやボアロアックスからのエメラルーダで爆発します。
イメージとしてはメタの効くドリュミーズスコーラー。

戦い方 : 展開前に倒す
展開されると捌けないケースが多いため、先にリーサルを組める場合は積極的に通しに行きます。
5ターン目は割り切るとかなり痛い目を見ますが、4ターン目のスターゲイズからの展開は割り切ったほうが勝率が上がるので、ボードにカツキング含む2打点以上の生き物を残して次ロージアガイハートで攻め切るのがセオリーだと思います。
受け札が天門に依存しているためそこそこノートリで通ります、祈りましょう。

注意点 : ゾージアを過信しない
先に展開されなかった時にゾージアで展開を抑制して次のターンのキルを狙うみたいなケースがそれなりにあると思います。
ただし、返しに高確率でムザルミが飛んでくる場合、下手にゾージアを残さないようにしてください。
ムザルミデッドアックスガイオウバーンガイサーガでガイアッシュをケアされながらボードを壊されます。
もちろんここでゾージアが残らないとどの道勝てない、横に栄光ルピアがいるみたいな場合は除きますが、レッドゾーンバスター侵略によってドラグハートを腐らせる・ガイアッシュケアとボード破壊の2択を取らせることができます。

上記を意識して相手が自由に動けるターンをつくらないことを意識してみてください。


⑦青黒ゼーロ : 五分~微不利

キーカード  : ガイアッシュ、ロッドゾージア、ラフルルラブ、ミラダンテ
気をつけるカード : グランギニョール、零龍、アンブレライザベラ
受け札 : グランギニョール×4

ビックリーノやザロストに反応するガイアッシュをキープしつつ、カツキングかゾージアを最速で投げられるように動いてください。
基本的にマナが完全に伸びてない状態でゼーロを撃たれるとゲームエンドです。

受け札がギニョールしかないので、リーサルでもある程度通ります。
通せる道が見えたら相手のS・トリガーor返し手打ちギニョール→バウンスだけ気をつけて狙っていきます。

ゼーロを撃たれた後もし切り返せそうなら、相手の零龍の儀だけ気をつけて再度リーサルを狙えるもしくは相手のリソースを空にできる筋を考えてプレイしましょう。


⑧赤緑アポロ : 有利

キーカード  : ガイアッシュ、ロッドゾージア、ミラダンテ
気をつけるカード : レッドゾーン、ブラックゾーン
受け札 : (SMAPON×0~1)

正直特に書くこともありませんが…アポロ5点→カツキングかロージアかハヤブサで受けられるかどうか→受けられたらガイアッシュから返し覇道+ガイアッシュチェンジドギラゴンXで盾を消して勝ちです。

先に動けたら、生き物がいればカツキングで処理、いなければガイアッシュを建てて次のターン攻め切る、ゾージア→ロージアorゾージアで詰めることを意識します。
また、相手のタマシードをインフェル星樹でマナに送って遅延できるケースもあります。


⑨赤青アポロ : 五分

キーカード  : ガイアッシュ、ロッドゾージア、ミラダンテ
気をつけるカード : ネ申マニフェスト
受け札 : ザミュート、クロック計4~8枚

基本的にやることは赤緑アポロのケースと同じです。
ただし、カリスマ進化カチコミからアポロで走られると絶対に受からないので、それが確実な負け筋です。
その分そのプランを狙おうとすると、時間が1ターン程遅れてこっちの動きが間に合う可能性があります。

1つ気をつけないといけないことは赤緑と違って受けがあるので、ザミュートだけなら覇道で詰めてケアすればよいのですが、クロックが入っていそうな場合はできるだけ負けないように溜めて、ミラダンテかロッドゾージアのロック状態で殴ります。


⑩赤黒ドルマゲドン

キーカード  : ロージア、ミラダンテ
気をつけるカード : ドルマゲドン、ダークマスターズ
受け札 : フォビドゥンハンド×4, ドルブロ×4, 最終龍覇ボロフ×4
(一応二命三眼槍×0~2, オウジェノ×0~2, ベガスランチャー×0~2)

インフェル星樹を使ってリソースを伸ばしつつ、ロージアガイハートでドルブロやフォビドゥンハンドをケアして殴れるタイミングをうかがいます。

相手の妨害手段としてダークマスターズのピーピング3ハンデス(最速3ターン目、遅くとも5ターン目)とドルマゲドンによる禁断爆発カウンターがあるので、

・早めにロージアガイハートでリーサルをかける
・手札をマナに変換してダークマスターズのバリューを下げて、ダンテ状態で殴れるようにする
・ボアロパゴスを建てつつ相手の盤面がない状態をつくって、禁断爆発しても対応できるようにする

このあたりを意識して詰めましょう。


⑪5Cモルト : 微有利

キーカード  : ラフルルラブ、覇道、ロージア
気をつけるカード : デッドブラッキオ、最終龍覇グレンモルト、ロストReソウル
受け札 : ドラゴンズサイン×4, 火噴くナウ×4, ブレインスラッシュ(一部へブニアッシュの可能性あり)×4, ロストReソウル(GS)×4
(とこしえの超人×0~4, デッドブラッキオ×0~3, ナウオアネバー×0~2, インフェル星樹(禁断型の場合、GS)×0~4)

ロストReソウルや最終龍覇グレンモルトといった、マナが伸びた際のビッグアクションに対応するため、マナブースト優先しつつ可能であればロージアガイハートラフルルラブで早期に詰めておきます。

相手の最終龍覇グレンモルトのバリューをできるだけ下げられるように、カツキングやロッドゾージアといった火文明のカードは詰める時以外は場に残さないように立ち回ります。

複数の盤面処理と手札破壊は基本同時に行えないため、マナさえ伸びればラブや覇道を絡めつつ殴る準備ができます。
ただし、デッドブラッキオによるカウンターもあるので、できれば十分な打点を並べて勝ちに行きたいところです。

相手の最終龍覇グレンモルトやザーディクリカを展開してきたところに、ロージアデッドアックスでガイオウバーンギガハートを絡めた面処理および展開が狙うべき道筋です。
ブレインスラッシュからの再展開もあるため、ザーディクリカを処理するかどうかは一考しましょう。


5.現在の構築(最終更新 11/10)


最初組んだ構築から変えた点は2点あります。

・お清めの減量
マジック、アナジャ、ガイ覇、そして天門という形で、ある程度環境が固まってきており、墓地メタが必要な対面およびロングゲームをする対面が減少傾向にあります。
お清めは必要なタイミングに山を掘ればある程度持ってこられるように1枚は残しつつも、オールインチャージャーのほうが序盤中盤のリソースとして強いため、1枚を変更しました。
この配分は火文明と自然文明の比率が同じになる点が良かったのも変更の要因です。
・ガイアールをジュダイナに変更
マジックやアナジャ、オービーに当たる頻度や実際に対面した上で使う機会を考慮すると、ガイアールは今の環境ではそこまで重要なカードではないと判断しました。
それよりは、ジュダイナを使って高マナ域での仕事を期待するほうが良いと感じこちらを採用しています。
アナジャ対面でボンキゴマイムがいる時に、ロージアジュダイナで処理されなければゾージアを引き出せる、という圧がかけられるのもポイントでした。

これら2つの理由からこの構築としました。

またロッドゾージアについては、中終盤詰める前のワンクッションで使うことがポイントであり、他のタイミングで下手に使うと負けるケースが多く感じたため、そのまま3枚に抑えるという考えに至りました。


6.実績

様々な方に使ってもらって、高い成績を残しているデッキなので報告のある実績を最後にまとめさせていただきます。

りっき(筆者)
10/29 京都カードボックスCS 優勝
11/6 龍星杯 準優勝
蕎麦湯さん
11/11 糸島CS 優勝
スイクンさん
11/5 福山CS 準優勝
まっつー/TKMさん
11/12 琵琶湖CS 準優勝
ルナ/FRNさん
11/5 秋田CS 3位
@SZさん
11/11 BM秋葉原杯3位

7.終わりに

ここまでご精読ありがとうございました。

"環境上位に強い"というよりも、ガン不利と言えるようなデッキが今のところいないため、"幅広く戦える"というのがこのデッキの良さだと思います。

今後もプレイ指針やQ &A, 各カード解説等の項目をつくり更新予定です。

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それではまた次回の記事で。

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