追記: 「置き配」で盗難に遭った話。

今日生まれて初めて「置き配」による置き引きに遭いました
謎の実績(トロフィー)解除?洒落にならない

運悪く仕事が長引いて、帰る頃には指定配達の時間になってしまっていた。
帰り道、ちょうど宅配業者の方から不在の連絡があった。
再々配達になってしまうと配達員の方に悪いので、

「ちょっとした小物なので、玄関前に置いといてください

とお伝えした。

これが大誤算だった。迂闊すぎた。
家に着いたとき、まさかモノが消えてなくなっているとは考えもしなかった。
おいおい冗談だろ、と思った。
というか冗談であって欲しかった。

webで配達状況を確認するも、「配達完了」とだけ表示されており、すぐさま配達員の方に電話で確認するも
「指示された通り置いておきましたが」の一点張り。

「おや?おやおやおや????」
と呆然とするしかなかった。
集合住宅の角部屋で、滅多に人が立ち入ることはないし大丈夫だろう、とタカをくくっていた自分が恨めしい。

何が驚きかっていうと、
配達完了の電話があってから帰宅までの時間が
およそ1時間。
そのたった1時間の間に荷物が消えた。
盗まれたにせよなんにせよ、その1時間で何かが起こったことは間違いないのだ。

私は何度か(ほんの数回程度だが)海外に行き滞在していたことがある。
海外に居た時すら、盗難(pick-pocket)に遭ったことは一度たりともなかった。
物を誰かに盗まれるのは、子供の頃沖縄のゲーセンで財布を無くしたとき中身を抜かれて返ってきて以来だった。

それがまさかこの「安全な国ニッポン」で被害に遭うことになろうとは。

政治を語るつもりは毛頭ないし(第一関わりたく無い)
「日本は治安がいい」
なーんて国内外で散々言われてきたことだが、改めて問いたい。

本当だろうか?

その神話(myth)はもはや過去のもので、崩れつつあるのかも。
ニホンジン(笑)の民度とは。
オモテナシとは。

配達員も近隣住民も誰も彼も信用してはならない。
盗人はいつだって「普通の人」の中に紛れている。
どんな分厚い皮を被っていようと、盗人は盗人なのだ。

けれどそんなことは今更で、
万引きする奴をこれまた散ッッッッッッ々見てきたから知っていたはずなのに、本当に油断した。我ながら脇が甘い。

やはり人間は信用ならない。

⭐︎追記⭐︎
アパートの住人のうち、聞ける人全員に「荷物に心当たりはないかどうか」聞いて回ったところ、
心当たりのある人はいなかったものの(いたとして、自ら名乗り出る奴はいないだろう)、
この地域の治安が悪いこと、下の階に話の通じない住人がいるらしいこと、上の階の足音に敏感な住人がいること(コイツは怪しいかもしれない)、大家さんは住人同士のトラブルには何も対応してくれないことなどがわかった。

カメラが設置されていないため、証拠となるものは当然何も残されていない。
配送業者から補償の連絡がない限り、置き引きされた商品は勉強代として泣き寝入りするしかなさそうだ。
自らの無用心さを恥じるしかない。

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