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不安

ここに書かなくなってからしばらく経った。
忙しさを理由に目を背けたかった。
今転居を終え、私は友人と暮らしている。

どんなに仲良くなっても他人は他人。
何度か人と暮らしてきた癖に私は懲りないらしい。
それはもう根っからの寂しがりやで独り好きのせいだ。人と関わりたい反面独りも好き。

以前書き連ねていた年下の彼とは今も続いている。
早いものでもう1年になる。
続いていると言ってもセフレとして、だ。
軽い不安障害を抱える私には難儀なもので、グレーをいつまで続けられるか見ものである。


それなりに近所に引っ越したのに、彼からの誘いは0に近い。忙しいことも承知だがやはり寂しい。
付き合ってもいないくせに自分の価値はその程度かと頭を悩ませては『所詮はセフレ』という結論にたどり着く。
傍からみたら滑稽で笑い話にもならない。

おまけに同居人は口先ばかりでいつの間にか性病まで持って帰ってきた。
性風俗店勤務も大変だなあなどと思っていたら通院費がない等とほざく。ああ、頭に来る。


金の管理が出来ない性質は生まれ持ってのものだろうから否定はしないが、できないならできないなりのやり方はあると思っていた。
何度話をしようと常識は通じない。
養うつもりはないのでこれ以上均衡を保てないなら捨てるまで。

それと、恵まれた身体というよりかは恵まれた穴を所持しているおかげで他人の下半身はこんなにも臭うのかと驚いた。
性病のせいなのかもしれないが、とにかくどこでも臭う。そして本人は気づかない。
やんわり指摘したレベルではどうにもならなかったのではっきり伝えると驚いていた。


毎日毎日使えない上司から新人を押し付けられ、リビングと同居人の部屋からは異臭がし、病院代までたかられて。
私が何をしたというのか。

幸せになりたかっただけなのに。
いつも私はこう思う。
健康とは言い難い身体で、仕事は人並にできても体調不良に陥る原因が人より多く、金銭的にもそれほど恵まれてるとは言えない。
そんな人間が幸せになりたいなどおこがましいのだろうか。


毎日苦しい。早く楽になりたい。

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