部活
「そろそろちょっと休憩しようか」
こんな台詞は学生時代の部活以来だ。
ホテルに入ってもう3時間が経つ。私はもうへろへろで注がれたお茶に口をつけるのも一苦労。
インターバルはこれで3回目か…
相手が遅漏というわけではなく、ただ単に楽しんでいるだけなのだがタバコと酒と運動不足によって衰えた身体には大分ダメージが入る。
「落ち着いた?」
もう達した回数など覚えていない。落ち着くはずがないが静かに頷きお茶を飲む。
今日の顧問は指導は上手だが熱血だ。
また3時間ほど経過した頃に部活動は終了した。亡骸のような私と、満足気な顧問が2人ベッドに転がっている。
「明日休みでよかった…」
遺言のような言葉を残して眠りにつく。起きた頃には夕方だった。
「ラーメンでも食べて帰ろっか」
疲れた身体に塩分が染み渡る。最高の休日。この日のために生きているまである。
次の日、身体中バッキバキの筋肉痛になる事は目に見えているがそれは明日の私に託そう。
頑張れ、日曜日の私。
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