先日のライブですごく驚いて、感動したことがあったので書きます。

遡ること、10何年…
私がまだアイドルをしていた頃のこと、
共演者のアーティストさんの小さなお子様が、いつも来ていて、席で絵を描いていました。
時に私の絵を書いてくれた事もあり、仲良くしてたんです。ファンアートって言うのかな？とても嬉しかったのを覚えてます。

その子が先日のライブに来てくれていたのです。
ちびっ子だったその子はもちろん成長して大人になっていて、それだけでもとても嬉しかったのですが、話はここから━━

私は7年前アイドルを卒業してから、ボカロPの活動を始めました。

初年度はどうやって活動して行けばいいのかも分からず、イラストの依頼の仕方も、動画の作り方も分からず、そもそも、絵師さんとの繋がりもなくて…

そんな中とある作品が出来上がり絵師さんを探していた所、リプを頂きその絵師さんに依頼をして共に作品を制作しました。

その絵師さんのイラストが気に入っていたので、また別の作品でもお願いしたりしてたんです。

話は戻って、、

先日のライブの物販に、成長したその子がやって来ました。

そして、つぎに発した言葉で私は膝から崩れ落ちました。

「私、絵師の○○と言います。」
(あえてお名前は伏せてます)

え？！

どゆこと？

私は完全にかたまってて、頭が真っ白になってました。

え！私の○○(作品名)の？？と、聞き返したら頷いて。

私は全然気が付かなかったんです。
まさか、あの時の可愛いちびっ子が絵師さんになっていたなんて。。

しかも、私に正体を明かさずにこっそり一緒に作品を作ってくれてたなんて！

もう、びっくりして、空いた口が塞がらなかった。

とても嬉しい気持ちに包まれました。

それは、小さな手で一生懸命絵を描いてた子が成長して絵師さんになったという感動。

そして、一緒に作品を作ってたっていう感動。

なんとも言えない気持ちでした。

まさか、自分の絵を描いてくれていた子と、共に作品を作れるようになったとは！

時の流れはこんなにも嬉しいことをもたらしてくれたのかと思いました。

なにより、絵を描くことを続けていた事もすごいと思ったし、私の作品を手がけてくれたことも凄いことだと思いました。

小さな手は、ちゃんと大人の手になっていました。

あったかかったです。

これから、音楽とイラストという世界でまた一緒に何かを作り上げれることが嬉しい。

ワクワクした未来が待ってるなと思いました。

ReN