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きっかけ

何を書こうかと、一回書いてみてタイトルに戻り、書いた記事を振り返って思ったこと。
葬儀ってただの儀式と思っていたけど、出る度に人との関係が変わるきっかけになってて不思議だなぁと思ったので「きっかけ」としてみた。


昨日、今日と親戚の通夜葬儀に出席した。
私からするとちょっと遠い関係になるのだが、私の実家が総本家ということで、父が亡き後、母が全く機能しないので本家として代理で出席した。
本家を背負うのって荷が重い。

父は本家としていろんなところに顔を出しお付き合いしてきたのを知ると
すごいわ(´・ω・`)と思うと同時に大変( ;∀;)
だと思って感心する。

私にしてみたら祖母の従兄弟の葬儀だったのだが、実家の親戚は結構離れた関係まで付き合いがあって、関係を把握するのも大変。

今回は完全アウェイな感じで心細かった。

さて、今日の葬儀には私から連絡をして
叔父が遠方から駆けつけた。
叔父は父との関係が晩年はあまり良くなかった。母が要らんことをしたり言ったりで関係をぶち壊していたのだ。

父が昨年亡くなったのだが、叔父は父が亡くなる直前、危篤の連絡をした際に今までのことを恨み言としてくどくどと私に言った。
私は父が危篤だっていうのになんでこんなこと言うんだろうと悲しくショックだった。

私は普段、揉め事が嫌いで不服があっても絶対口にしない。
よっぽどのことがないと言わないし
顔にも出さないのだが
今回は父に対し誤解してることが明らかだったし何しろあんな優しい父が叔父の悪口なんて言ってるの聞いたことないので
初めて反論した。

「お父さんはそんな人じゃない!!悪口聞いたことないし、逆にみんなのこと心配したり自慢したりしてたのに‼︎人が言ってる事なんて歪んで伝わってることたくさんあるから信じないでよ‼︎‼︎‼︎」
と強く言ってしまった。叔父は絶句していた。
(母がちょっと、いやかなり変わってて父の兄弟にはあまりよく思われていないため、父までが巻き添えになっていた)

それを境に叔父は私に父のことを悪く言わなくなった。
そして私はその後、叔父に対しては精一杯の礼を尽くした。

もうすぐ父が亡くなって半年。

叔父は連絡を取るたび私にはキツいこと言わなくなった。
今日は叔父の口から
「おじさんに気遣わんでいい、お前はようやってくれとる」と言葉をもらえた。

叔父との距離が近くなった気がして嬉しかった。

母は多分、何か病気があったのかもしれない。(脳なのか、精神的なものかわからないが)母のためにいろんなことがめんどくさい事になってたと思う。父も大変だったろう。

母が突散らかした親戚関係を
私が収束させて丸くおさめる役割を担っているんじゃないかと今日ふと思った。

どうせならみんな気持ちよく付き合いたいじゃないか✨✨

と、気持ちよくこの儀式を終えられた。

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