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TEAM SHACHI 2nd ALBUM『笑う門には服着る』楽曲感想ライナーノーツ

去る2月14日、TEAM SHACHIの2ndALBUM『笑う門には服着る』がリリースされた。
自主レーベル『ワクワクレコーズ』発足後初となるアルバムなのだが、何はともあれシャチのFC会員限定のアルバムのサイズのなんとデカいこと…収納場所に困るものです(笑)

さて、話は変わって今回のアルバムはワクワクレコーズに変わった後に発表された楽曲のみ収録。名は体を表す通り、新曲も曲調さまざまで新たなシャチを垣間見ることができるようなアルバムだと感じた。下の目次を見て頂いても分かるように、錚々たる方々が作詞・作曲された楽曲のラインナップである。各アーティストのファンの方々にも聴いていただきたい。

ここで各楽曲について私の感想等を一言書かせていただく。是非ともこれを機にMVも含めて聴いていただけたら幸いです。m(_ _)m

C.1 『Voyage』【作詞作曲/編曲:沖 聡次郎(Novelbright)】

”Voyage=航海”の名の通り、シャチのこれまでの12年間を物語るような楽曲。
これまでの活動もさることながら、それに満足することなく、新たなステージに向けて駆け出そうとするTEAM SHACHI。その壮大さはシャチのこれからの未来が明るくなることを指し示しているのだろう。
我々はシャチと共に見た"武道館"という名の未来へ今駆け出すんだ。
この航海はまだまだ始まったばかり……

C.2 『おとなりさん』【作詞作曲/編曲:ヤマモトショウ】

「シャチ史上最高に可愛い」をここにきて更新してきたかという感じ。可愛いの限界突破とはまさにこれ。
昨今のSNS文化において俗に言う"バズる"のはかわいいものか、はたまた誰しもが真似をすることができるもの。なにがバズるかは神のみぞ知る状態ではあるが、知名度がもっと欲しいと思っていたところに舞い降りた最かわ楽曲。かわいい上にフリもあまり難しくない。これがバズれば知名度アップに大きく繋がるだろう。

C.3 『愛のニルバーナ』【作詞作曲/編曲:浅野尚志】


「シャチといったらライブだね!ライブと言ったらシャチだよね!」
歌詞の中に出てくるこの文言の通り、シャチの本領発揮はライブで1番される。シャチ=ライブという方程式が成り立つのである。つい先日、U-NEXTでも生配信されていた沸かせよ乙女ツアー東京公演の2部(見逃し配信もアルヨ)でも披露されていたが、ファンのコールと曲調が合わさって思いがけない盛り上がりをこの曲は見せていた。
この曲ってライブで披露されるとこんな感じになるんだと1番変化に驚いた1曲。

C.4 『沸き曲』【作詞作曲/編曲:藤田卓也】

シャチを詳しくない人からすれば、この曲の曲調といいテンションといい、頭でもとち狂ってしまったのかと思われてしまうかもしれない1曲。でも安心してください。これがシャチなのです。(?)昔からちょっと変わった曲が多かったけど、変わってる度合いを大きく更新したのがこの楽曲。
ライブでもこの曲を聴いてみ?飛ぶぞ?頭から離れなくなるぞ?
いい意味で頭おかしくなって、アドレナリンドバドバになって、嫌なことも忘れて楽しめるから。
1度でいいから聴いてみ?

C.5 『FANTASTIC MIRAI』【作詞:永井葉子(SCRAMBLES)作曲:松隈ケンタ 編曲:SCRAMBLES】


シャチにこれまであまり無かったハードロック調の楽曲。これまた自分の直感にビビビとハマったものだ。上手く言葉に表せないが、身体の内側からふつふつと湧き上がる大暴れしたい感情。
フェスなどで披露すれば間違いなく大盛り上がりすること間違いなしであろう。
ロック好きであれば絶対に聴いておきたい必聴の1曲。

C.6 『舞頂破』【作詞作曲/編曲:永澤和真】

最初にこの曲を聴いたときはまるで自分が通っていた大学の校歌のような洗脳感。言わずもがなMVがお寺で撮影されているからということもあるが、宗教感満載のこの1曲。ただただクセの強い1曲に感じるかもしれないが、またこれも1度聴いてしまえばこびりついて耳から離れないことだろう。
そして君はこう叫ぶだろう。
「なんまいだ〜!!!」

C.7 『勲章』【作詞:松隈ケンタ・永井葉子(SCRAMBLES)作曲:松隈ケンタ 編曲:SCRAMBLES】

勢いのまま満員にまでした1回目の武道館。
空席の目立った悔しさ残る2回目の武道館。
酸いも甘いも味わったTEAM SHACHIだからこそ醸し出すことのできる、哀愁すら感じる1曲。
誰にでも1回はある失敗や悔しさ、それすらも自分の人生の『勲章』になると歌ってくれている。
この思いがあるからこそ、口に出して「もう一度満員の武道館に立つ」と宣言することができる。
その日が来るのが非常に待ち遠しい……

C.8 『NEO首都移転計画』【作詞:Naoki Takada 作曲:Naoki Takada・Shintaro”Growth”Izutsu 編曲:Shintaro”Growth”Izutsu】

サビを初めて聴いたときは90〜00年代初頭の楽曲なのかな?と思う曲調。生まれてこの方昔から80年代・90年代の曲ばかり聴いてきた中身年齢50代の自称・年齢詐称人間であるためにこの曲は妙に懐かしく感じてしまった。元祖・首都移転計画を踏襲しながらも、NEO感を付け加えて全く違う1曲にした感じ。はっきり言って大好きだ。

C.9 『江戸女』【作詞作曲/編曲:川谷絵音】


この曲は作詞作曲を担当した川谷絵音さんが長年あたためてはいたが、世界観のせいかこの曲を歌える人がいなかったから世に放たれていなかった。しかし、それをシャチが歌うようになった今、「もしやこの楽曲はシャチのためだけに当て書きしたのでは?」と思ってしまうほどシャチに合っているのである。
「江戸の女に生まれたかった」
この文言はスターダストプラネット名古屋営業所からデビューした彼女たちが図らずも少し恵まれた環境にある関東を羨ましく妬ましく思っているのかな?と感じたものだった。
そうは言ってもこの曲のインパクトもすごい。
他のアーティストのファンの前で歌ったら釘付けにされてしまうことだろう……

C.10 『縁爛』【作詞:MIMiNARI 作曲:本間昭光 編曲:本間昭光】

《ミュージックビデオが先日3月4日に公開されました!!!》

THE 和風なこの1曲はなんてお祭りに合うのだろうか。かといって盛り上がり的にはお祭りには不釣り合いのような気もする。しかし、青森のねぶた祭りや大阪の岸和田祭りなど熱気溢れるお祭りならどうだろう。盆踊りのような古来からの踊りももちろん素晴らしいが、最近の話題曲も流れるようにこの曲も合うのではないだろうか。その際はどうか全員で円を描いて狂喜乱舞しながら「ソイヤッ!」と叫んでみてほしい

C.11 『だれかのために生きる今日を』【作詞作曲:浦小雪(Sundae May Club)  編曲:浦小雪・清水哲平】

初めて聴いたときに感じた率直な感想。
「夕暮れ時の河川敷で聴いたら最高だろうな」
この一言に自分の感想は集約された。
嬉しかったこと、悲しかったこと、腹が立ったこと。そんな喜怒哀楽のできごとがあった時に是非とも聴いてほしい。一人きりでもよし。だれか友人とでもよし。自然と心が浄化されていくはず。
そうすればまた前を向いて人生を歩んでいける。そんな気がする……



#笑う門には服着る
#みんなのライナーノーツ
#TEAMSHACHI


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