私は、時々嘘をつく

私はこれから、Minaさんのようなスタイリストになろうとしている。これから先、彼女にお世話になるつもりだ。そして彼女は、正也さんに恋してる可能性が高い。それは、何の根拠も無いけれど、でも、多分そんな気がする。直感を感じていた。

けれども正也さんは、私を口説いてきている。それに無料でアメブロを教えてくれるとも言ってきてくれた。正也さんのコンサルタントを無料で受けられる話は魅力的だ。

正也さんともう一回会いたい気持ちになってきてる。打算もあるけれど、もしかしたら、正也さんを好きになるかもしれないという女としての予感もあった。少なくとも素敵な男性から口説かれて悪い気分はしていない。罪悪感はあるけれど、女の本能に負けた。魅力的な男性とのデートのチャンスを見逃したくなかった。

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