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アパレル在庫、海外での再流通はハードルが高い理由

こんにちは、広報・PRの中原です。

アパレル在庫の処分方法はおもに2つあります。
1つは廃棄、もう1つは再流通です。

以前のnote記事で廃棄により生じる問題を述べましたが、
再流通を選んでも「場所」という問題がでてきます。
日本で売るか、海外で売るか。この違いは大きいのです。

在庫処分、海外への流通は安全?

アパレルメーカーが在庫処分で再流通を選んだ際、商品を「どこに流通させるか」はよく考えるべき問題です。

国内の場合、ブランドイメージを損ねる場所や方法で販売してしまうと、ブランド価値を毀損してしまう可能性があります。アパレルにとってブランド価値は生命線。毀損は絶対に避けたいことです。

そこで、在庫処分先の候補として挙げられるのが海外です。海外進出していないブランドであれば販路がかぶらず、国内ユーザーの目に触れることも少ないからです。しかし、海外への流通にも高いハードルがいくつかあります。

海外流通へのハードル

時間がかかる
手続きが煩雑になるため、国内の流通に比べて時間がかかります。いち早く倉庫を空けたい場合は、在庫処分のスピードが要求されます。次のシーズンには間に合わせたいというアパレルメーカーは多いです。

国の選定が難しい
国内で販売されているアパレル製品は、日本人の体型に合わせて作られています。そのため、海外の人にはフィットしない製品が出てきます。日本人と近い体型で日本製品のニーズが高い中国でも、貿易にはライセンスが必要で、他国より手続きの手間や時間がかかります。

また、その国の気候や気温などほかにも考慮すべき点は多く、どこの国に流通させるかは難しい判断です。

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再流通場所は国内でも海外でも、それぞれメリットとデメリットがあるのですね。

Renameは国内でより安全に再流通できる仕組み。アパレルメーカーはこのようなサービスをうまく活用して、自社に最適な処分方法を見つけることが必要となります。

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