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身長いくつですか?

私に初めて会った人が結構な割合で切り出すフレーズがある
大きいですね。身長いくつですか?である。
183cmと少し平均の日本人にしては大柄なため理解はできる
まあ私が身長が大きいかどうかに大きな意味はなく
まず会話をはじめるきっかけのようなものである。

しかしここで気づくことがある。
自分自身の身長がいくつあるということは
概ね把握していることが多く
いやあ分からないですねとはまずならない。

しかし、初めて会った時に、大きいですね
足のサイズ何cmですか?
とは当たり前であるがそうはならない
ある特定のグループの会合でのみ
この切り出し方はクールであるかもしれないが
ごくごく一般の方々での会話ではそうはならない。
そして自分自身の足サイズを知らない人も多いのではと思う

冒頭からなぜにこんな事を言っているかと言うと
私が靴を生業と知ているからである。

今年に入り2月頃からコロナウィルスの感染拡大防止により
リモートワークや不要不急の外出の自粛と言う言葉をよく耳にするようになった
今まで以上に自宅で過ごす事が多くなったのではと思う。
実際に私たちのような販売業では、リモートワークと言ってもなかなか難しいのが現状で
在宅勤務で靴が売れるならそうしてみたいものであるが
残念ながらそうは問屋が卸してくれない
毎年、大量に花粉が飛び交うこの季節に
マスクをしない花粉症持ちにもかかわらず
最近は世の中の流れにまったく反発することもなく、マスクをつけて電車に乗って出社する。
実際のとのろは1足でも多く売りたいんだと言うのが本音なのである。
しかしこの状況下でお客様に対し
新商品入荷しましたのでどうぞご来店ください。(新商品などないが…)
隅田川の花見のついでにどうですか?などは
口が裂けても言うわけにはいかないので厄介である。

そんなことを考えていると、ネットでもっと靴が売れないかなど
誰でも考えそうな結論に行き着くからどうしようもない。
しかしこれは神様から頂いた良い機会だと言うことで、弊社サイトをお客様の立場になって考察してみた。

まあ気づくは気づく欠点の数々
特に商品のサイズに関しての表記が全くないこと甚だしく
どのサイズを買ったらいいのか分からない。
もう少しガイド的なものがあってもいいのではと思う
このことを担当者に言ってやりたい気持ちになった。
そしてその回答が
「いかに店舗にご来店いただき、足の採寸後に商品選びをするということが
いかに重要であるかをお客様に知ってもらうためです。」などと返答しようものなら
そのスタッフをぶん殴ってやりたい気持ちだが
ネットの担当はオープン以来私であり
それでいてスタッフを殴る勇気もないので、自分自身で反省することになる
実際ここまでよく手つかずでやってこれたもんだと、皆さま優しさに感謝しつつ
ここにてご迷惑かけた事を謝罪いたします。
申し訳ございませんでした。

しかしこのままではご自身の足のサイズの知識に頼るしか方法はなく
どこかで採寸したもらったことがあるとか、
健康診断のときに僕の学校は身長、体重のほかに足のサイズも測ったという方は良いが(まあこんな学校はないと思うが...ぜひ台東区あたりから取り入れてほしい。)
通常、足のサイズいくつですか?と言う挨拶をしない日本人にとって
足のサイズを把握すると言うことは、実はこれはなかなか難解なことなのである。

なぜこのような事をだらだらと書いたと言うと
どうしても外出が制限され
気持ちも暗くなりがちなこの状況で
私たちがお客様に提供できるものは何だと考えたとき
もちろんネットを通じた商品提供と言う事もできるが、この際いかに靴を楽しんでいただくか
と言う事にフォーカスし発信してみようと思ったからです。

そして第一弾!!
簡単に足を採寸していただける自作キットを作りました。
ご自身の足のサイズを確認したり
パートナーとのスキンシップにご使用いただいたり
某会合にて、もし足のサイズいくつですか?と聞かれたときに
スマートに返答できるようにと
幅広くお役立ていただけると思います。

足の採寸とググれば、かなりの数がネット上にころがっています
もちろんそちらを使用いただき試しても頂きたいのですが
せっかく自分たちで靴を作っているのだから
他人のを借りるのものなんだかなと思い。
構想5分製作5分で某Z社採寸キットとは違う方向性のキット?を開発してみました。
出来る限り家にありそうなもので作ってみたので、あまり期待はしないでほしいですが
現在リモートワーク中のビジネスパーソンには是非トライしていただきたい代物です。

次回へつづく

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