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もし僕が今日死んだら

やっほー、かなりダークな見出しでどうもすみませんでした。実はとても明るい話なのでぜひ最後まで読んでみてください。

以前の「流れ」の記事でも書きましたが、僕は今までの人生で大きな人生計画のようなものを一度も作らずに、そのまま流れに乗って生きてきた34歳のオーストリア人です。ただ、学生の頃に一つだけの「人生のルール」のようなものを作って、今まで何があってもそのルールを厳しく守ってきました。

何一つも後悔したくない

言葉にすると非常にシンプルなルールですが、実行は意外と難しかったです。いや、そうでもないかも。

明日に何があるかわからないこの世の中は、毎日何回も何かの選択をしなければなりません。むしろ人生というものは、ある意味で自分の選択と判断で出来ていくものだと思います。そのたくさんの選択をする上で、毎回必ず「正しい」選択をすることはとても不可能だと思います。そもそも何が正しいかという基準もないというか、人によって全く違う基準になっているので、失敗というものは人生の友のようなもので、必ず付いてきます。

ただし、何かを決めてやったことが失敗で終わることは、「後悔」という感情に至らないはずです。似たような感情とほぼ同じ意味を持つ単語かもしれませんが、「悔しさ」だと思います。

[形][文]くや・し[シク]
 物事が思うとおりにならなかったり、はずかしめを受けたりして、あきらめがつかず、腹立たしい気持ちだ。残念でたまらない。本来は、「くやし」は「悔いる」に対する形容詞で自分の行為について後悔する気持ちを表す(https://dictionary.goo.ne.jp/jn/63221/meaning/m0u/)

僕にとって大事な部分は、判断したかどうか、のニュアンスです。

判断した時に自分が選んだ選択がその時に正しいと思っていたからその判断をしたわけで、それが後からみて失敗だったことは、後になっているからこそ見えてる景色が変わって、持っている情報と材料が増えているから失敗だと言えます。「あの時にAじゃなくてBにすれば・・」という考えは無意味で、「1750年にスマホがあったら」と同じようなフィクションです。

つまり、僕にとって「後悔」は、判断しないことから生まれる感情です。

迷った時に何も決めないで判断から逃げることや、本来やってみたいけど結果がどうなるかという不安が怖くて諦めることなど、そういったことはいずれ後悔するようになります。なぜかというと、判断をしていないから「結果」も得られず、後になって「あの時にこれをやったらどうなったか」という質問を答えることが出来ないからです。もちろん人生が進んでしまうので判断しなくても何かが「起きる」わけですが、それが「結果」の意味の結果ではなく、結果に見えてしまうだけです。自分が判断して、その判断から生まれた結果ではなく、他人の行動や判断だけから生まれた「状況」です。

とてもダークな見出しに戻ると、僕が今日死んだら、僕は幸せだと思います。もちろん僕は今日死にたいという意味ではなく、むしろこれからやっていきたいことが山ほどありますが、何かの理由で僕の人生もしくは世界が今日で終わるとしたら、僕は幸せな気持ちでその終わりを迎えることが出来ます。今までしてきた判断の中に失敗で終わったものが数え切れないほど多くありますが、その判断をしたことを後悔していません。その失敗を経験したことで成長できる機会をたくさん得られたし、それこそ自分の息子に「こういうことやると、こうなるよ」と僕の失敗を繰り返さないようなアドバイスも出来ます。

大学を途中でやめてイギリスに就職して、向こうの高い物価と僕の安い給与のコンビで銀行口座がマイナスになってしまって帰ってきた、という経験は一つの良い例ですが、イギリスで出会った人にその5年後日本での仕事を紹介してもらったからこそ、僕の今のキャリアになったわけです。もちろん必ず毎回こういう綺麗な結果になることはないと思いますが、僕は判断することに大きな意味があると信じていて、判断しないより間違った判断をした方が100倍ぐらい良いと思います。

この記事のシメとしてleccaという日本のアーティストの「My measure」を皆さんに聴いていただきたいです。僕の1500文字の記事よりも言いたかったことがよく纏まっていて、毎週何回も聴くモチベーションが超アップする素晴らしい曲です。

歌い方がちょっと特殊で初めて聴くと歌詞がわかりづらい部分もあるかもしれませんので念の為歌詞もリンクします。(かなり良い歌詞です!)

(写真は大学をやめてスクエニに就職した時のイベントで田中弘道さんの通訳をやった時です)

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RENEHIKO

34歳のオーストリア人。日本企業でグローバルパートナーシップの担当。元ゲームプロデューサー(ゲームがないと生きていけないオタク)。当たり前ですがうちの息子が一番可愛い親バカ。日本語、英語、ドイツ語、ちょびっとスペイン語が話せる国際レベル放浪者。
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