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黒髪

顔の印象の70%は髪型だと美容師がよく言うセリフがありますが、僕は正しいと思います。鼻、口や目などは整形をしない限りあまり工夫できない(特に男性の場合)ものですが、髪型や髪の毛の色で簡単に自分のパーソナリティやライフスタイルを表現できます。

僕の本来の髪の毛の色は金髪で、少年の頃は金麦のようなキラキラ輝く髪でした。因みに僕が生まれ育った中央ヨーロッパだと大して珍しくない色です。そして12歳か13歳ぐらいの時、性格の大きな変化が起きて、初めて髪の毛を黒に染めました。

日本人からすると「なんで?」と思われるかもしれませんが、僕は黒が大好きで、その時から服の色も全部黒にして、ネイルまで黒に塗りました。いわゆるgoth(ゴシック?)と言われるファッションスタイルです。

シンプルに言うと、これが本当に自分だと思います。(膝が痛いとかじゃなくて、このポーズ?がかっこいいと思いましたw)

大学生の時までずっとこのスタイルで生きてて、学校にも毎日こんな感じで行きました。「Reneはネイルやってるんだよ!ゲイだろ!」とバカにされたり、真夏なのに長い黒のレザーコートを着て歩いてたので街の人に変な目で見られたんですが、全く気にしませんでした。むしろその服とスタイルが与えたくれた孤独のオーラが好きで、街の人たちが自然と少し僕から距離を置くようになったのも嬉しかったです。

その時の友達や彼女たちもみんな僕と同じgothファッションが好きな人たちで、そのライフスタイル(音楽、考え方など)で生きてた6〜7年は人生で一番素の自分に近い時代だと思います。大学に入って、社会人になってからは少しずつ見た目が今の社会からみると割と普通な感じになりつつ、髪の毛も一回全部剃って数年ぶりに本来の色で伸ばしました。

子供の頃の金髪がなくなって、長年黒に染めたからか年を取ったからか、今の茶色のような色になりました。中高生のダークな自分が髪の毛まで染みてきたみたいですね。(笑

正直言うと今も髪の毛を黒にしたいですね、ずっと前から。別に今の色が好きじゃないわけではないですが、やはり自分じゃないとたまに思います。僕はあまり外の影響を受けてそれに自分を合わせるような人間じゃないとずっと思ってましたが、よく考えると10年以上前から少しずつ合わせてきましたね。性格や考え方のコアの部分は高校生の自分と比べてほとんど変わってないですが、見た目や体型(特に体型、、)でどんどん典型的な欧米人男性になってきました。

この間妻が2週間ぐらい息子と日本に帰った時に実は初日にドラッグストアに行って、髪の毛を黒に染めるやつを買ってきました。髪の毛が結構伸びてきて短くするつもりだったのでその前に一日ぐらいだけ染めて、本来の自分を一回だけでもいいから鏡で見れたらいいなと言う気持ちでやりましたが、やっぱり好きでした。染めるのも久々で下手でしたが、それでも黒髪の自分を鏡でみて、外で歩いて、少しだけ以前の本来の僕に戻ってきた気分がすごくよかったです。実は数年前ドイツに住んでた時も一度染めてみましたが、妻が泣いたぐらい嫌いだったので、数日だけの黒髪でした。

最近思いましたが、多分体型も気にしなくなった理由は、仮に体型が当時の自分のものに戻ってても、結局髪の毛がこのままだから、どうせ本来の自分にならないからかな。

当時はスマホがなかったのと、僕はそもそも写真撮られることがあまり好きじゃないで黒髪時代の写真は少ないですが、数少なくあるものを今でも大切にしています。

(写真はレジェンド・オブ・ドラグーンという大好きなPS1時代のRPGのキャラ「ロゼ」です)

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RENEHIKO

34歳のオーストリア人。日本企業でグローバルパートナーシップの担当。元ゲームプロデューサー(ゲームがないと生きていけないオタク)。当たり前ですがうちの息子が一番可愛い親バカ。日本語、英語、ドイツ語、ちょびっとスペイン語が話せる国際レベル放浪者。

コメント1件

黒髪似合ってますね!
普通ならヨーロッパの人が黒に染めると違和感あるんですが、(日本人が金髪にすると変なのと同じで)レネさんは素敵です。
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