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クラシック音楽は、最高の自我表現

はじめまして、RENEW LAB.3期生の多田真理子です。

突然ですが…

みなさん、「自我の表現」ってやってますか?


現代社会では、Twitter,Facebook,Instagram,YouTube,TikTokなど、
自我を表現する機会が多く存在し、誰しもが触れたことがあると思います。

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私も現代っ子ですから、SNSは大いに活用させていただいてます。けれども、

私の一番の「自我の表現」の場といえば …

「クラシック音楽を奏でること」

なのですね。


逆に取れば、「クラシック音楽によって、自我を表現する場を得た」ということです。

「え?音楽って、表現するものでしょ?当たり前なのでは。」

と思ったそこのあなた。クラシック音楽で、自我表現できる可能性の多さをご存知でしょうか。

ここでは、私がクラシック音楽を続けてきて見つけた、
「クラシック音楽による自我表現の魅力」 を2つご紹介します。


1つ目は、

「表現する内容」をどこまでもこだわり創ることができる。


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みなさんの「クラシック音楽の表現」ってどのようなイメージがありますか?

「楽譜に書いてあることをそのまま演奏する」「決まりが多そう」「自由が効かなさそう」。
これらの意見は間違いでもないですが、正しくもないですね。

説明の前に例え話として、「映画」と「小説」の話を少しだけします。

「映画」は、物語の内容とともに映像が情報として入ってきて、その世界観に入りますよね。対して「小説」は、情報としては文書のみ。主人公がどのような顔をしてどのような風景が広がっているか、想像することはその人自身に任されるということです。

私は「クラシック音楽の表現」とは「小説」と似ていると思います。

譜面にある情報から、自分の中で想像を膨らませ、自分の表現を考えて行く。
音1つ1つに意味を持たせ、その音の役割を考えるとともに、音の音色を考え、小さなフレーズから少しずつ広げていき、最終的に1つの曲となった時、その曲は細部まで自分の意思が入った、「自分の考えた表現」が出来上がるのです。

「クラシック音楽の表現」は、たしかに曲の時代背景や当時の慣習による決まりごとがありますし、作曲家の意図を読み解くことも必要です。
しかしながら、自分が突き詰め、こだわりを持てば、どこまででも表現の幅を広げていくことはできるのです。


2つ目は、

自身のパフォーマンス次第で、自分の考えを最大限で表現できる。


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曲の表現内容が決まったら、それを実際に表現します。

先ほどの「映画」と「小説」の例え話に戻ります。曲の表現=演奏として、演奏とは「映画」に当てはまると考えます。
演奏は「映画」のように世界観を与える立場になります。

自分が考えた「表現の内容」いわゆる自分が考えた世界観を正確に伝えるための演奏の仕方を考えて練習します。細部の繊細部分までこだわればこだわるほど聞き手には伝わりやすくなります。

演奏時のパフォーマンスの質をあげることによって、「自我の表現」を最大限に発揮し、自分の力で聴き手に正確に伝えることができるのです。


このように、自分の考えや行動によってどこまでも自由に表現していくことができるものが、クラシック音楽なのですね。

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いかがだったでしょうか?

「クラシック音楽による自己表現の魅力」を感じていただけたのではないかと思います。

少しでも、「かっこいいかも…」とか「楽しそう…」と思ったそこのあなた、


「クラシック音楽やってみませんか?」


きっかけは、なんでもいいのです。
「自分のこだわり抜いたモノを自分の最大限の力を出して表現したい」
そう思った時、その意思を実現してくれるものがクラシック音楽だとわたしは思います。

そのような自己表現があることをお忘れなきよう。

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さて、「クラシック音楽」が気になってきたそこのあなた、まずは『誰かの「最高の自我表現」』を聴きに行ってみませんか?

意外とコンサートっていつでもどこでもあるものですよ。
探してみてくださいね。


RENEW   LAB.   3期生

多田 真理子

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