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Week4:問題は英語力じゃない!~社会人17年目のイギリス留学🇬🇧

気づいたら1ヶ月過ぎてしまいました、イギリス留学。はやっ!
もう少しゆっくり過ぎてほしい!

最低気温が5度を下回る日もあり、夏っぽさは全くなくなり完全に秋。そして冬も感じるような季節に変わってきましたー。
真冬のコートを買わなくては。。。

パキスタン人に感化された話。

私の寮はキッチンのみ共用なのですが、授業の時間も生活スタイルも一人一人違うので、当初、思い描いていたキッチンで井戸端会議、ってあんまりまりません。
たまに会っても、お互い挨拶をしてソソクサーーで、英語力に自信もないし、話題を考えるのもなんだか難しくて、無言😑みたいな日が何日かありました。

一方で、パキスタン人のフラットメイトだけは、同郷人を集めて毎晩ワイガヤディナーを食べていて、私はイギリスに来たはずなのに、パキスタン人のコミュニティに居候しているかのよう。

そんなある日、パキスタン人とキッチンで居合わせ、はっこれはまた無言パターン!??と内心、焦りつつ、心を無にする呪文を整え始めた時のこと。

"ヘイ!日本ではなんのスポーツがポピュラーなの?"
と唐突に話しかけられました。

"えっスポーツ!??野球。。かなぁ?"

"国技はないの?"

"えっっ、あっ!スモウレスリング!スモウレスリングはナショナルスポーツ!
ビッグなレスラーが裸でレスリングするやつ!
知ってる?パキスタンは?"

"スモウレスリング、知ってる!
私たちは、クリケットが大好き❣️
クリケットになると私たちはクレイジーだよ。インドもバングラデシュもクレイジーで、クリケットでユナイトするんだよ!"

と会話が弾むという経験をしました。クリケットすごい🏏

てゆーか、彼女の質問力というか、語学力じゃないコミュニケーション力の高さと優しさに感服しました。

彼女は、それまでも会えば、いつもニコニコhow are you??と挨拶してくれていて、私がモジモジしつつもなんとなく仲良くなりたいなーって思ってるのを感じ取ってくれてた気がします。
だから、次、私と会ったら何を話しかけようかなって考えてくれてたんじゃないかな、と。

おかげで、他のパキスタンのお友達とも繋がれて、寮の外で会っても雑談するくらいに仲良くなりました。
ウルドゥー語で彼女たちは話すのですが、私がいるときは英語を使ってくれるとかも素朴に受け入れてもらってる感じが嬉しい。
私も、人に優しくしよーって思いました。

授業でも。。。

他にも、授業中や授業後に、教授やクラスメイトの言ってることがわかんなくて、愛想笑いしかできないとか、ぼちぼちあり、いかんなぁと思っていたのです。
当初は、そうはいっても(特に独特の訛りの)英語が聞き取れない、という語学力の問題が一番大きい、と思って、自分が語学力を伸ばして頑張らないと!と気負っておりました。

もちろん、それはそれで必要なんだけど。
これまた別のパキスタン人(彼女は、バックグラウンドがコースに直結していて、クラスメイトの中でもいつも議論をリードしてる)に、"意味のない質問なんかない、いつでも聞いて!"と言われて吹っ切れました。
語学力を理由に、その瞬間の会話に飛び込まずに閉じこもるのは違うなぁと。
わかんないけど、仲間に入りたいから教えて!もっかい説明して!っていう方が、この場にきた意味が相手にとってもある。
なので、ちょっとバカっぽいけど、今のところわかんなかった!って聞くことにしました。
聞かなかった時よりはわかることが増えるし、あとから復習することもできるので、ヨシとすることにしています。

テクノロジーに感謝!

ちなみに、レクチャー形式の授業はレコーディングされていて、かつ、レコーディングには字幕がつきます!これ、最初見つけた時、めっちゃ感動しました!
一度聞いただけだと、いくら質問したとて、語彙の問題があって、わかんないことがやっぱり多いのです。
なので、レコーディングされた授業と字幕を見ながら、単語を調べられるというのはめちゃくちゃありがたいです。
留学生が多いからこその工夫だと思うのですが、本当に便利。
他の大学は知らないですが、とりあえず、サセックス大学で良かった。。!

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