海外ワーケーション中のホテルの選び方〈フィリピン・セブ島〉
フィリピンのセブ島で1ヶ月間のワーケーションをしてきました。渡航前は色々と不安がありましたが、仕事への影響も含めて特に問題なく、楽しく充実した時間を過ごすことができました。
海外でのワーケーションは初めてだったので、通信速度や仕事環境、時差など考えることが多々ありました。結果的に良い滞在にできたんじゃないかなと思っていますが、エリアや予算など、ホテル選びがかなり重要だったと感じています。
今回はセブ島でのワーケーション滞在時にどのようにホテルを選んでいたのか、条件や背景と共に自分なりの最適解をご紹介します。
必須条件 = 近くにコワーキングスペースがあるか
日本のホテルでも通信速度が仕事に耐えられないという経験をしていたこともあり、セブ島だとなおさらなのかなと危惧していました。ホテル選びにおいて近くにコワーキングスペースがあるということを必須条件としていましたが、これは大正解でした。
ホテルによって、また時間帯によって通信速度にバラつきがあり、ホテルのWiFiでは仕事に支障が出る通信速度しか出ないことも多かったです。午前中は問題なくても、チェックインの始まる午後になると遅くなってしまい仕事にならない、ということもありました。
仕事が自分だけで完結していてやり取りはチャットのみ、という方はホテルWiFiでもなんとかなる可能性もあると思いますが、ズームなどのウェブ会議ツールを使う場合はコワーキングスペースの方が安全かなと思います。
セブ・シティにはビーチがなく、マクタン島にはコワーキングスペースがない
「セブ島でワーケーション」と聞くとイメージするのは、キレイな青い海とリゾートをバックにズーム会議みたいな感じでしょうか。実際に私も計画段階ではそんなイメージもしていましたが、無理に実現させなくて良かったと思っています。
セブ島でアクセスのしやすいキレイなビーチは、橋で繋がっているマクタン島というところになります。ただマクタン島にはフリーのビーチはなく、基本的にリゾートホテルのプライベートビーチになるようです。そしてマクタン島にはコワーキングスペースが(ほぼ)ありません。
前述の通りホテルのWiFiでは通信速度が厳しいことも多かったのですが、アクセスのしやすいコワーキングスペースが近くにないため、マクタン島滞在は仕事にかなりの支障が出る可能性が出てきてしまいます。
シティと比べてマクタン島のホテルはお高め
シティの方と比べるとマクタン島の宿泊費相場は高めです。同じ金額ならシティの方が良いところに泊まれますし、宿泊費をさらに下げる選択肢もあります。
予算に余裕があれば良いのですが、限られている場合は無理にマクタン島に泊まるとホテルをかなり妥協することになります。さらに通信速度が遅かったりすると、「なんでここに泊まったんだっけ?」ということになりそうです。
結局昼間は仕事
フリーランスの方は事情が違うと思いますが、会社員の場合は昼間は仕事をしていることになるかと思います。せっかくのリゾートホテル滞在なのに、明るい時間帯をずっとPC作業に使ってしまうのは少しもったいないと感じました。
平日はシティ、休日はリゾート
上記のような理由から、平日はコワーキングスペースが徒歩圏内にあるシティのホテル、休日はバカンスのような感じでリゾートホテル、というスタイルに落ち着きました。そしてそれは正解だったと思います。
リゾートホテルは周辺の徒歩圏内に何もないことが多かったので、どこに行くにもタクシーを呼んで、ということになります。場所によっては迎車料金がかかることもありました。せっかくなら終業後にいろんなところに行ってみたいですし、それもふらっと気楽に行きたいところ。
例えば有名なナイトマーケットにマクタン島から終業後に行こうとすると、渋滞の時間帯ということもあり1時間くらいかかってしまう可能性は十分にありえます。移動に時間を費やすよりは、平日はナイトマーケットにも近いホテルで終業後の時間を楽しむ、休日はリゾートホテルでの滞在を満喫する、という感じが良いんじゃないかなと思いました。
ワーケーションに求めることによっても変わってくると思いますので、ひとつの参考にしていただければ嬉しいです!
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