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Xデザイン学校 第1回 を振り返って

2018年 5月26日、Xデザイン学校がいよいよはじまりました。
昨年も1年間受講させていただいたのですが、右往左往している間に終わってしまった、という感じでした。今年は少し「味わう」ことができればいいなと思っています。結局ついていくだけで必死になってしまいそうですが笑。


全てを忘れるために学ぶ
浅野先生のこの講義内容は、何回か聞かせて頂いているのですが、毎回面白く聴けるのが不思議です。その場所、時間、人によって少しずつアレンジしてくださっているからかな?
「イノベーションのジレンマ」。この言葉がとても印象的でした。
大企業だから大丈夫、この人についていけば成功する、前例どおりで安心という時代ではなくなりました。いったん培ってきた知識や経験を忘れることが必要と感じました。
UXデザインを学ぶ意味は、思い込みの足枷を外し、生き抜くための本能を鍛えるという感じに近いのではないかと思っています。

しっかりした軸(調査、観察、概念化など)からよいビジネスモデルが生まれる
東京から来てくださったおふたりの発表、素敵なビジネスモデルでわくわくしました。真剣に取り組まれていたことが伝わります。
おふたりのチームとも、アウトプットを途中で大胆に変更されているのが面白かったです。軸さえしっかりしていれば、いつでも立ち返って考え直せるという好例をみせていただいたように思います。

よい失敗を積み重ねる
1回目0、2回目57.5㎝。マシュマロチャレンジの結果です。一つの案に固執せず、早く失敗する、何回も修正する。それと自分たちで話し合って、「こうしよう」と決めた上で意味のある失敗を積み重ねることが大切だと感じました。

その旅行は最悪だと、共感できるか?
最悪な旅行とはどんな旅行?私たちが最悪と考えた旅行は「プロポーズに失敗して、彼女と別れてしまう」旅行でした。
「悪かったことを盛り込みすぎている、もっとシンプルに。ああ、それは最悪だねと共感してもらえないと」という旨のご指摘をいただきました。
聞いてくれる方が情景を想像でき、ストーリーに入り込めるようにシンプルに、そして深くする必要があったと思います。その物語で共感できるか?この点を客観的にチェックしなければと思いました。

どこが最悪?本質を考える
私たちのチームは「スモーカーネットワークサービス」を考案しました。チームにたばこを吸う人がいなかったせいか、主人公の最悪な気持ちを理解しきれていなかったように思います。「この旅のどこが最悪なのか?」の本質の部分をチームで理解、共有しきれていなかったのが案の甘さに繋がったと思います。

次回にむけて
セミナー会場に入った瞬間、前回と全く雰囲気が違いびっくりしました。同じ会場でも、いる人や時間、自分の気持ちによって全然かわるのだなと思いました。この瞬間は今しかないので、このメンバーで学べる時間を大切にしたいと思います。皆様今後もどうぞよろしくおねがいいたします。



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