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【無料】重賞考察 vol.7 6月5日 東京11R 安田記念

どうも。
れんこんです。

毎週の重賞を週中から予想していくnoteです!

第7回は6月5日に開催されます、
G1 安田記念をやっていきます!

先週日本ダービーでは、枠順確定後の見解であげた4頭の内、3頭で決着。最終印も◎▲注での決着で、少しはお役に立てたかなと思います!

今週も考察していきますので、よろしくお願いします!

◆コース


東京芝1600m Cコース

◆先週までの傾向

Cコース替わりでイン有利な傾向。ダービーでは外差しとなりましたが、インを立ち回ったアスクビクターモア、プラダリアあたりが好走していました。
ただ今開催は全体を通して外差しが目立つだけに、土曜の馬場、天気は要チェックですね。

◆各馬考察

ソングライン 池添


適性 ◎
ローテ ◎
実績 ○-

3人気以内には推されそうなソングライン。
ヴィクトリアマイルからここへというローテで中2週と間隔を詰めての出走になります。
ヴィクトリアマイルでは海外帰りながら、追い切りが抜群と言われていましたよね。
レースでは中団の位置からで、3角躓いてしまい、直線伸びるも5着という内容でした。
展開的には逃げたローザノワールが残るほどのスローで、後方に構えたこの馬としては展開負けもありました。元々揉まれると弱い部分はあった馬ですので、最内枠も良くなかった印象で、今回外目の枠を引ければある程度巻き返してくるかなという印象です。

ただ個人的にはこの馬の力関係に迷うところですね。古馬になってからは関屋記念3着と富士Sの勝ちがありますが、富士Sに関してはかなり低レベルなメンバーだっただけに、G1としてはやや物足りなさを感じる実績ではあります。

人気と枠次第で大きく評価が変わるかなという感じです。

イルーシヴパンサー 田辺


適性◎
ローテ○
実績○

東京コースで4連勝。東京新聞杯では後方に構えての直線一気で差し切り勝ちと、間違いなくここで人気を背負う立場になりますね。

東京1600mという条件ではまだ底を見せていませんし、勝ち方もほとんどノーステッキで楽に交わして緩める楽勝っぷり。ここで当然人気に推されるわけですが、まぁ実績としては東京新聞杯を勝っただけでG1は挑戦者という立場になります。

ここもかなり取捨が難しいと思いますが、G1のペースで今まで通り後方一気のパフォーマンスができるかという点は未知な部分なので、不安要素ではありますね。

ここまでじっくり構えての瞬発力勝負を制してきた馬なので、今回中間もラップが緩まないレースになれば凡走ということもありそう。

その点、スプリント戦も経験があり、G1での高速決着にも対応しているソングラインの方が上位評価しやすいかなと思います。

サリオス レーン


適性○
ローテ○
実績○

サリオスは近走好走がありませんが、G1での大差負けがなく、善戦はしているという状況ですね。

前走は高松宮記念で凡走に終わりましたが、さすがにスプリント戦の流れでは脚が溜まらず、直線伸びを欠きましたね。海外遠征明けというのもありましたが、今回は前走を使って東京コース替わり。前走よりは適性面で上昇が期待できます。

ただ、今回中間の追い切りの感じからはここで上積み大!という印象はなく、勝負度合いは低そう。スプリント戦の速い流れを追走できなかったことからも安田記念の流れでは条件好転とはいえないかなと思います。

とにかく毎回人気する馬なので、単純に今回も人気していれば軽視という形でいいかなと思っています。

ヴァンドギャルド 岩田望


適性△
ローテ△
実績○

海外3戦してからの久々の国内戦ですね。
前走はドバイターフで3着。シュネルマイスターに先着しています。

今回は東京1600mになりますが、この馬のベストは1800mだと思います。海外での結果を見ても、1800mでの好走が目立ちますし、国内での1600m戦では、中間緩んだレースでの好走しかありません。この点からもペースが流れる安田記念という舞台においての適性はなさそうですし、今回は軽視方向です。

セリフォス 藤岡祐


適性○
ローテ◎
実績○

セリフォスもある程度人気しそうですね。
NHKマイルからここへの参戦になりますが、NHKマイルは当時伸びないとされていた内を突いての4着で、この点を結構言われていますから、ここで見直すという人が多く人気してくるでしょう。

ただ、個人的にはここで巻き返してくるかはやや疑問。朝日杯はダービー、NHKマイル、皐月賞の勝ち馬を輩出したレースで、確かにハイレベルなレースだったと思います。が、古馬との力関係は現時点では未知。

NHKマイルでは前半かなりのハイペースになり、中間も緩みのないラップ。それを好位5番手で競馬して最後はがっつり止まっていますから、やはりそういう展開のレースに不安があるかなと思います。

強い競馬をした新潟2歳Sもデイリー杯も中間かなり緩んでの瞬発力勝負となっていて、緩まないレースでパフォーマンスが落ちている点を考えるとここで評価を上げる形になりません。

54kgという点と前走よりは上積みがありそうな点は好材料ですが、どこまで通用するか。

ソウルラッシュ 浜中


適性 ?
ローテ ◎
実績○-

これめちゃくちゃ難しいですよね。
前走は前残りの展開を後方から一気に差し切っての勝利で、さらに5連勝となればここでもある程度人気してくるでしょう。もちろん前走はめちゃくちゃ強いんですが、一つ確実に言えることは 圧倒的に持ち時計が足りない という点でしょう。

例年安田記念は高速馬場での好タイム決着で、1:31〜1:32程度の決着が目立ちます。この馬の4連勝は1:33〜1:34で、持ち時計的にはこの舞台で不安があります。

ただ、どれも道悪を勝っているので、時計的な評価は未知ではあります。この点、週末の雨予報は歓迎で、道悪になって時計が問われない馬場となればここも通用しておかしくありません。

現状のイメージでは、どう見ても東京コースの高速決着で走るタイプではないという感じですね。難しい。笑

カフェファラオ 福永


適性 謎
ローテ 謎
実績◎

いやもう不気味すぎますよね。カフェファラオ。前走フェブラリーSを勝ってこことかめちゃくちゃな気がしますが、今回が芝2戦目。

前回の芝は函館記念。函館2000mというどう考えても適性にない舞台で凡走に終わりましたが、直線も窮屈になったりとまともなレースができていないので、参考外という印象。

不気味なのは、東京1600mという舞台に関しては4戦全勝という点です。ダートですが。

ただ、ダートでも東京1600mという条件だけは異常に強い競馬をしてきているので、もし芝をこなせるのであればかなり怖い存在ですよね。

前走フェブラリーSでは重馬場で速い時計がでる馬場を1:33:8という芝みたいな時計で快勝。好位4番手から上がり最速を使って突き放す強い内容でした。さらに2秒ほどの時計短縮に対応できるかは謎ですが、大穴という存在になるのであれば面白い穴馬ですよね。鞍上も申し分ないですし。

American Pharaoh産駒ですが、同じ産駒のリフレイムも東京芝1600mに適性がありますよね。。これってもしかしてもしかするかもしれません。

単勝40倍とかつけば単勝だけ握るのはありかもしれませんね。

ダノンザキッド 川田


適性○
ローテ△
実績○

まぁ正直これはよくわからないです。笑
気性面からは1600mがベストなのは間違いないです。東京コースは富士Sで4着に敗れていますが、長期休養明けで緩い仕上げのレースでしたし、いかにも叩きという内容。十分な内容だったと思います。そこから叩き2走目でマイルCSで3着したのはかなり評価できますし、今回も状態次第でという感じですかね。

この馬も持ち時計的には不安がありますし、人気すれば軽視、舐められれば買いという現状です。

去年のキングリーのイメージからここで復活を!と売れそうですが、キングリーは東京巧者でしたし、再現性は低そうです…そもそも違う馬ですが。笑

ファインルージュ 武豊


適性◎
ローテ○
実績○

武豊騎手の2週連続なるかと注目が集まるところですね。
前走ヴィクトリアマイルは2着でしたが、正直最後の1ハロンの伸びはびっくりしました。直線半ばの勝負所でがっつり躓いてしまい、さらにそこから追い出すまでかなりロスがありましたが、最後の1ハロンではしっかり伸びてきました。あの位置から2着まで盛り返したのは驚愕で、スムーズなら差し切っていたのでは?と思わせる内容でした。

中2週の出走で前走もしっかり仕上がっていただけに上積みは期待できませんが、現状維持で出走してくるのであればここも大崩れはなさそうです。

阪神コースではありますが、高速決着での実績もあるだけに、不安要素は少ないですね。


という感じでリクエストいただいた馬について簡単に考察してきましたが、今年は大混戦で難しいレースなので、思い切って穴馬を狙ってみてもいいかもしれませんね。

◆6/3更新 枠順確定後の見解


枠順が確定しましたね!
人気薄が内枠、中枠〜外目の枠に人気馬が配置される形となりました。
考察にあげたカフェファラオは最内枠。揉まれるのが嫌な馬で、前走も福永騎手がとにかく揉まれないように外先行という形を取っていましたから、この枠は歓迎ではないでしょう。したがって、ある程度この馬はテンに出していく展開が予想され、それをホウオウアマゾンが制する形で隊列は決まりそうです。

人気どころは中枠に入りましたが、ファインルージュもシュネルマイスターもイルーシヴパンサーも好枠といっていいでしょう。

イルーシヴパンサーはマークされる形になって包まれると厳しいですが、インで溜めて直線外を狙う騎乗ができる枠ですね。

ファインルージュは前走を考えるともう少し外目が理想だった気もします。

人気馬ではソングラインが好枠。前走は内枠からの競馬で直線なかなかスムーズに競馬ができませんでしたから、外目追走できるこの枠はいいと思います。

もう一頭注目したいのがレシステンシア
16番枠となりましたが、テンのスピードから、東京1600mでこの馬が外に入るのも心配いらないはず。
ホウオウアマゾン、カフェファラオあたりの後ろ好位を取れる枠で、馬場次第ではありますが、展開を考えやすいと思います。

前走もヴィクトリアマイルで3着したように、東京1600mは崩れていません。昨年のヴィクトリアマイルのような競馬ができれば、今回の相手関係なら能力は上位のはずで、外枠で嫌われれば買いでしょう。

内枠からだとダノンザキッドが捌けるか、という感じですね。鞍上的にも馬群を捌く選択をするでしょうし、ここはもう直線捌けるかの勝負。それも含めて買えるオッズならここを重視するのもありかと思います。

とにかく今回の安田記念は天気も微妙なところがありますし、明日の馬場と当日の天気を加味した予想が必要になりそうです。

まだまだ最終結論は考えていきますが、
現時点で買いたい馬は、
ソングライン、ダノンザキッド、レシステンシア、イルーシヴパンサー
という感じです。

安田記念最終結論はこちら↓

それでは安田記念楽しみましょう!!



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